「おちゃうけ」を漢字で書くと「御茶受け」だと思っていたのだが、「御茶請け」だったのね。
ぱっと見ると、「御茶漬け」と間違えそうだ。そういえば文字に書いたことは無い様な気がするぞ。
ここ最近、口に出したことも無かったな。最近どころか、ここ十年位ないかもしれないぞ。
なんとも趣のある、この言葉を覚えたのは、いつの頃だったのか・・・
そんなことを渋茶を呑みながら考えていたら、懐かしのお茶請けが欲しくなって作ってみたのであります^^
たっぷりと砂糖をかけた梅干し。昔ながらの塩だけで漬けた梅でやるのが良いようだ。
子供の頃、祖母宅を訪ねて甘いものをねだると、作ってくれた。
その頃、渋茶は好きじゃなかったけれど、これと一緒だと、不思議と普通に?めたことを覚えている。
ねっとりとした肉厚の梅干しに、白砂糖をかけて、箸でチビチビと身を削げ取るようにして、砂糖と混ぜながら口に運ぶ。
甘塩ぺぇ~! 記憶にあった、あの頃と同じ味が口内に広がりました^^
日曜日、寄居町今市790-2に出来た薪石釜PIZZAたんぽぽをhayazou氏と再訪。
今日は食べるぞ!!
農道に沿った静かな場所で、のんびり昼メシを愉しむのだ。
具沢山の、たんぽぽピッツア(ピッツアと声に出すのは恥ずかしい^^)のセットを注文。
先にセットのスープとサラダが出た。
アサリにジャガイモ、ニンジンの入ったスープが美味い。ポテトサラダも丁寧に作られた感があり気に入った^^
そして、本命のピザ(オヤジはピッツアじゃなくてピザなの^^)がド~ン!
自然な旨味のソースがいいね。量も十分。これ一つで空腹でも満足できる量でありました。
でも・・・昨日来て喰えなかったという気持ちもあって、ポークジンジャーのプレートも頼んでいたのだ。
う~ん・・・このお洒落さは拙には似合わないなあ。 でも、ゆっくり味わって頂きましたよ^^
どちらも美味しく頂いて、太鼓腹になりました。もう入らない^^
最後は、hayazou氏が頼んだデザートの苺のムースを眺めつつ、次回は、ナポリタンだな・・・と思った次第でございます。
営業日:木~日と祝日だそうな。
土曜日の午後、春の花狩りに登谷山周辺をポタリングした。
花狩りの前に庚申塔狩りを実行。
今市から男衾を庚申塔鑑賞をしつつ寄居へ向かった。
お猿が一匹でボール遊び?しているような文字塔や、南国系の顔立ちの青面金剛像など収穫あった^^
計画していた昼メシの予定が狂い、すきっ腹を抱えて寄居の街へ向かった。
でも、結果オーライでありました。今まで開店時に通り掛かる機会が無かった熊五郎で、うどんを喰えたから^^
エキナセアと桑の葉が練り込まれた饂飩をすすった。
明太子を絡めながら麺をすする。独特のツルツルシコシコした歯応えあって美味い^^
途中からゴマ油を垂らして喰うと、また風味が違って愉しめました。
腹具合も満たされたので、先ずは鉢形のエドヒガンを見物に向かった。
せっかく満開なのに曇り空なのが、ちと残念なり。
むむっ?!この自転車は・・・
辺りを探せば、エドヒガンを激写する自転車乗りが一人。なんとiga様でありました。
しばらく雑談をさせて頂き、食事に向かわれる(この日はウドンじゃなかった^^)iga様とお別れ。
次は大内沢の花桃を見物に294号をのんびりと漕いだ。
斜面が桃色に染まって、良い眺めであります。
ここのところの陽気で葉が出始めたが、まだ蕾も多い。月末辺りが丁度見頃になりそうだ。
なんと、こちらではtoropi様とIちゃん様に遭遇^^。ヘロヘロと上ってくる姿を観察されてしまったかしら?
ここからお二人と山の向こうまでご一緒させて頂くことにした。
花桃を鑑賞しながら、花桃に負けじと頬を染めながら、息も絶え絶えに里内を上っていった。
上の貝戸線を(ご婦人方に置いていかれないように気張って)上って、二本木峠を抜けて高原牧場に向かった。
牧場脇に咲く大輪の水仙をパチリ! ワタシ・・ガ イチバン ウツクシイ^^
三沢へと下る路が通行止めだったので、粥新田峠を抜けて広町へと下り、四万部寺方面へと向かうIちゃん様とお別れ。
広町から親鼻へ下る途中で春を彩る草花を見つけて、しばし鑑賞なり。
こんなところにアズマイチゲ(東一華)とカタクリの群生が、あったとは知らなんだ^^
アズマイチゲの花は開いてなかったけど、良いもの見れて嬉しくなった。
アズマイチゲは、別名が雨降花であり、摘むと雨が降ると言われているのでありますね。
絶好の自転車日和の休日に自分が仕事な時の為に覚えておこう^^
ジェットストリームアタックなカタクリを撮影して、長瀞へ向かった。
長瀞の法善寺で満開の枝垂れ桜を眺める。花の盛りとは、こういうのをいうのでありましょうね^^
桜の花びらは、どれも同じようでいて、一つとして同じものはないという。
なのに、拙は何度じっくりと眺めても、どれも同じようにしか見えない。でも、それでいいのだ^^
じっくりと枝垂れ桜を愉しんだ後は、toropi様とお別れして、再び鉢形へ。
八高線の踏切を越え、エドヒガンへ向かう途中、右手にあるカタクリ群生地で、斜面に這いつくばった御方を見つけた。
なんとhayazou様でありました。匍匐前進をするような姿を写真に収めてやろうと思ったが、止めておきました^^
この日一日、色々な花を見れたし、色々な方達に会えた。なんとも充実したポタリングでありました。
走行距離:途中サイコンの再起動を忘れたので判らん^^
『まあまあ、堅苦しい挨拶は後にして、先ずは一献如何かな?』
そう言いつつ、片手でひょいと、徳利を差し出し、酒を注ぐ。
う~ん、一度でいいからやってみたい。
場所は、そう、小粋な料理屋の離れ座敷かなんかで、障子の外から三味線の音が聴こえてきたりするの^^
【羽陽一献 特別純米山廃仕込 / (株)中沖酒造店(山形県東置賜郡)】
濃厚な部類の酒なので燗が無難なんでしょうが、今回は、ひや(室温)で?んでみた。想像通りの力強い味に満足^^
ラベルから妄想した冒頭の話は置いといて、一升瓶から直接、茶碗に酒をなみなみ注ぐ。
酒をこぼさないように、茶碗を持ち上げ、芳醇な酒の香りを吸い込んでから、くいっと喉に流し込んだ。
たまには、こういう豪快な?み方も好いものだ。
でも、ひやは後から一気に酔いが来るから、程々が肝心でありますね^^。
日曜日、どこかへ遠出でもしようと思い早起きしたものの、気分が乗らずに二度寝した。
結局9時過ぎに自転車で走り出したが、さて?どこに行こうかな・・・
ここ暫く御無沙汰していた足利から桐生方面を走ることにしたのであります。
このルートは埼玉⇒群馬⇒栃木⇒群馬⇒埼玉と巡るので、距離は少ないけど達成感が得られるのだ^^
足利の街を抜けて、栃木県道284号(松田・大月線)で馬打峠を目指す。
むむっ?この看板はなにかな。月谷の里山にカタクリの群生地があるようです。
ここからの距離は、右の看板によると2.2キロメートル、左の看板によると2.1キロメートルと記されていた。
二つの看板の距離は、100メートルないよなあ^^ ちょっとだけ距離に不安を覚えつつ行ってみることにした。
山沿いの田圃脇の斜面だと思っていたが、林道大岩月谷線を上るようだ。まあ、2キロメートルくらいなら・・・
この林道は、M男M女なら喜んでいただけること間違いなしの道でありました(路面は綺麗だし気持ち良い路です)^^
林道の両側にカタクリの群生地があり、すでに咲き始めておりました。
通りがかりのハイカーの方に伺うと、最盛期には斜面が薄紫色に染まったように見える位になるそうです。
一面のカタクリを見てみたいなあ。都合がつけば、もう一度見にきたいものだと思ったのであります。
栃木県道284号に戻って、馬打峠へ向かった。
前方のお山と空が霞んで見えた。花粉なんだか今話題のアレなんだかよく解らんが、景色がだいなしですな。
馬打峠、馬でさえ容易に上れなかったのだから、拙がゼエハアヨロヨロ上っても恥ずかしくはないのであります。
お腹が減って力が出ない・・・昼めしは桐生でと思っていたのだが、もう山越え出来そうもない。
そんな訳で以前から気になっていた、松田町の蕎麦処一笑に寄る。
奮発して蕎麦と麦とろ飯、野菜天麩羅付のセット(1500円)を喰った。
古民家の店内で頂くセットはボリュームあって、デザートの白玉と餡子も美味くて満足でした^^
予定では長石線を上って梅田湖経由、もしくは猪子峠と白葉峠を越えて桐生へ向かうはずだった。
でも、どうにも上りが面倒臭くなってしまったのであります。こういう日もあるよ(ていうか、こういう日の方が多いよ)^^。
素直に219号を下って山を迂回することにしたのです。
小俣で、名称に惹かれて鶏足寺に寄り道。こちらは開創1200年以上の大本山なのですな。
目通りの太さが1メートル以上の4本のサルスベリ(樹齢2、300年程)の樹が見事なものだ。
こちらも花の盛りの夏に、再訪したいものであります。
小俣から227号で桐生へ向かった。
マフラーをした女の子と猫の銅像が可愛らしい^^
久々の街中を、しばしフラフラ走って見物し、藤掛屋で栗まんじゅうを購って帰宅であります。
走行距離:94.7km
東京辺りじゃ、来週にも桜が開花するらしい。
だったら、ソメイヨシノより早咲のエドヒガンは、もう咲き始めたかしら。てことはカタクリの花もそろそろよね?
そう思い立った土曜日のこと。久しぶりに小雪と一緒に寄居方面へ向かったのであります。
ちょっと予想が甘かった。
鉢形のエドヒガンは、まだ咲いてなかったが、カタクリは一輪咲いておりました^^
そんじゃ、中間平の梅でも見にいってみようか。
秋山から中間平へと上る。
ここに来ると、序盤は、いつも「今日こそ本気出して上ってやるぜ!」と思う。
でも、山椒魚研究所辺りまで来ると、「やっぱり今日は、これくらいで勘弁しといてやらあ!」と思う。
♪中間平を上る 拙は四十路の死んでれらさ。
春は色々と停まる口実となる風景が多いので好き^^
梅林の白梅は、六部咲といったところでしょうか。
聴こえるのは蜂の羽音ばかりなり。穏やかな陽気でありました。
カタクリの花を探して、近辺の自生地を訪ねてみた。
4箇所程廻って、運動公園下の自生地で日当たりのよい斜面に数輪咲いたのを見つけて嬉しくなったのであります。
本格的に咲き始めるのは、あと一週間後くらいかしら。でも、この陽気なら、もっと早いかもしれないな。
この後は、昼めしの時間調整に円良田から陣見山に上ってみたりした。
路面の凍結はなくなったようだが、砂利が浮いた場所が所々に出来ていて、下りは要注意ですな。
昼めしは、寄居の今井屋食堂(ここんちは日曜日定休なので、なかなか喰う機会が少ないのです)。
さて・・カツ丼かカツライス、それとも意表を突いて親子丼といこうか。暫く迷って、結局定番のカツ丼を注文。
カツを半分、蓋に取り置いてから、カツを一口齧っては、御飯とワシワシとかき込む。これが、なんとも美味いのよね。
数年ぶりに喰った丼の美味さと、接客の丁寧な物腰に、すっかり満足して寄居の街を後にした。
走行距離:82km