漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

粉モノ料理礼讃

2011-03-31 06:37:44 | 食・レシピ

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籠原駅近く、新堀の満願堂の前を通る度に、「熊谷B級グルメグランプリ ホルどん」の垂れ幕が気になっていた。

ホルどんって、ホルモン(モツ)入りの焼き饂飩だったよね、どんな味なのかしら。

店名もそうだが、暖簾に書かれた「富来(フライの意味でしょうな)」の文字も縁起が良さそうですね。

てな訳で(と書いている自分もどんな訳か判らないが)、ホルどんと富来を食べて参りました。

なんだか懐かしさを感じる味でした。写真には載せなかったが焼きそばの麺が、また旨かった。

こういった粉モノ料理のどこか懐かしさを感じる駄菓子感覚のような雰囲気がたまらないのであります。

話は変わるが、こういった粉モノ料理は、少ない穀類をより多数で分け合う為に発達した調理法(すいとんやパンも含まれる)であると何かの本で読んだ記憶がある。

これからの時代、今一度見直されて良い料理かもしれない。


マンガを読んだ日

2011-03-30 06:49:57 | 本と雑誌

インフルエンザを患って、休日は自転車に乗れなかった。そんな日はマンガを読んで過ごすのでありました。

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活字文章も好きだが、同じ位にマンガも好き。いくつか読み続けているシリーズがあるのであります。

といっても新刊発売にアンテナを張っている訳ではなく、本屋に行く度に新刊コーナーを物色する程度ですが・・・。

そういう行為はアンテナ張るとは言わんのかという意見は置いといて・・・今回は2冊を入手しました。

 

「あんどーなつ 江戸和菓子職人物語 13巻 (作:西ゆうじ 画:テリー山本/小学館)」

浅草を舞台にした人情と誠実テンコ盛りの物語。和菓子のことだけに季節感ある題材多くて好きなのです。

「医龍 Team Medical Dragon 25巻 (乃木坂 太郎 原案:長井 明/小学館」

遂に完結しましたね。ちょっと寂しい感じがします。サブキャラ達が、それぞれに味があって好きでした。

ヒューマニズムとか難しいことはよく解りませんが名作だと思います。

  

いい大人がマンガなんてと言うなかれ、それなりに得られるものもあるよ。 銀乗

  

『タミフルタミフルルルルルル~!』

話は変わりますが、体温40度弱の状態で唸っている時に唱えると熱が下がるような気が致しました。

勿論、高熱がオヤジにみせた幻覚でありますね。  

以上


植え替えの時期到来

2011-03-29 06:38:45 | 植物

今年も植え替えの時期がやってきた。今回は芽が動き出したモミジ、カエデ、ソロ、ケヤキの素材を植え替えましょう。

  

まずは、用土を調整します。

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1~4ミリにふるい分けした硬質赤玉土と富士砂、それに燻炭を約7:3:1の体積割合で混ぜ合わせたものを拙は用土としてます。

  

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こいつは、種から育てた3年物のモミジで、毎年植え替えてますが、しっかり根が廻っておりました。元気があってよいですね。

鉢から抜く事前に間延びした枝や節間が開きすぎた枝を切り詰めておきます。

  

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太根や下に伸びる根を切って、横に広がる細根を残すように、チョキチョキして鉢より一廻り小さく刈ります。

  

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鉢に用土を薄く敷いて(15ミリ高さ強)、元肥として粒状の化成肥料を一つまみ加え混ぜます。

そこに先程、根を整理した素材を根と用土が密着するように載せます。

本当はここで針金を使って根が張るまで木がずれないように鉢に固定するのですが、拙は面倒くさいのでやりません。

  

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鉢と根の隙間を埋めるように用土を足して、竹串(結構重宝します)でつつきながら、充填します。

最後は鉢底から出る水に土の微粉が混じらなくなるまで水をやって植え替え完了です。

数が多いと結構しんどいですね。でも無心になれるひとときであります。

   

真っ直ぐ伸びようとする枝をねじ曲げ、目ざわりな芽を早目に摘んで自分好みの型にはめていく・・・

こう書くとなにやら人として間違ったことをしているようでありますが、盆栽は古来から紳士の趣味とされるもの。

う~ん、奥が深い。

  

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陽だまりに置いた鉢植えのレンギョウが咲き始めておりました。寒いけど春なのだなぁ。


小夜しぐれ

2011-03-28 06:35:18 | 本と雑誌

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みをつくし料理帖シリーズの新刊、小夜しぐれ(高田 郁/ハルキ文庫)を読んだ。

物語の季節も1月から4月にかけてで臨場感も良い。

  

主人公の澪が、神田のつる家で創る、浅蜊・菜の花・桜花等を用いた料理の姿と味を想像するのも楽しみの一つだ。

巻末付録の「澪の料理帖」のレシピを参考に自分で料理してみるのも読後の楽しみといったところ。

  

つる家の主人・種市の娘が何故亡くなったかが明かされたり、脇役である日本橋伊勢屋の娘・澪の縁談等、物語も進展する。

  

普段は酒を出さないつる家だが、

 (中略)「三方よし」に因んで、月に三度、三のつく日の夕刻から、とびきり旨い肴と酒を商うのだ。   本文より

  

『三方よしの日』につる家で一杯やりたいものであります。

と申しましても所詮叶わぬ夢なので、せめて巻末付録を参考に自分で肴をつくりましょう。

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1.今が旬の浅蜊を、殻を擦り合わせるように洗っておく。

2.蓋が出来る鍋(フライパン)に、ごま油を入れ、みじん切りにした生姜を入れて香りが出るよう炒める。

 澪はここで鷹の爪を入れたけど、今日は喉が痛いので省き、代わりに青ネギを使用した。

3.水を切った浅蜊を入れて、軽く炒める。

4.日本酒(贅沢に純米酒といきたい)を入れて蓋をする。浅蜊の口が開いたら火を通し過ぎないうちに皿に移して出来上がり。

 浅蜊の御神酒蒸しの完成であります。手掴みで殻をつまんで頂きます。旬を感じる旨みでした。

 オリーブオイルとニンニク、白ワインを使っても別物としては良いかもであります。


中山道 野次馬道中記 vol.3(新町の章2/2)

2011-03-27 07:53:36 | 中山道 野次馬道中記

  

★於菊稲荷にて古き絵馬と詩仏の筆跡を観たこと

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行在所から、少し入ったところに於菊稲荷神社がある。

於菊の名の由来は、宝暦の頃、於菊という娘が重病に掛り、この稲荷神社に信心を続けたところ病が癒えたそうな。

その後、夢のお告げに従って神社の巫女となり、様々な事を言い当てたとのことじゃった。

このことから、誰いうとなく於菊稲荷と呼ばれるようになったそうな。 おたすけ稲荷でありますね。

知るも知らぬも菊の名は たちまちあがる大黒屋 新町宿は名におう 中山道の宿場町

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高崎市指定文化財の絵馬。「武者絵」は1820年、「遊女参詣」は幕末の頃の作らしい。

当時の宿場町の賑わいを想像してみたひとときでありました。

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水鉢に刻まれた冰香(ひょうこう・・・氷の香り? 中国には香冰という名のパンダがいるらしいがどういう意味かしら)の文字。

筆跡は、寛政の四大詩人といわれる大窪詩仏のものであると説明にあった。

水鉢の下の狛犬も見事なものでした。

  

★宝勝寺で六地蔵ならぬ七菩薩を観たこと

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一、二、三・・・あれ?、こちらにおわすは六地蔵ならぬ七地蔵様でありますよ。

むむっ、どうやら左端の立て膝でお座りになっている方が七人目であるようですな。如意輪観音かしらね。

ということは、七菩薩と言った方が正解か。

  

★湯井川沿いにある弁財天にて御供えドロボウを目撃したこと

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こちらの社は1783年に建立された石の祠で、当時この場所は湯井川の中の島だったようですな(12:45/28.7km)。

この島には清冽な清水が湧いていて旅人の喉を潤していたらしい・・・今は見る影もありませなんだ。

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境内には、御供え物をちょろまかす、茶色の頬かむりをした可愛いらしいドロボウ共がおりました。

  

★カネボウ赤レンガを探して地獄ラーメンを食べ、リーンなパンを購ったこと

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弁財天との反対側の道端に新町ガイドブックの看板が立っていた。見るとカネボウ赤レンガなる表示があった。

場所も近いようだし探し始めたのだが、それらしき場所に行きあたらない。

歩いている方々にも何回か尋ねたが、どうにもさっぱりしない。

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ようやく塀の向こうにそれらしき建物(結局は違っていたみたい)が見えたが、ここはクラシエフーズの工場だし・・・。

ちょっと腹ごしらえを致しましょう。

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17号線沿いにあった大勝園というお店で地獄ラーメンを食べることにした。

辛さが一丁目(無門地獄:天に登る適当な辛さ)から八丁目(大叫喚地獄:地獄につかりきって2度死んだ辛さ)まで選べる。

辛さの説明の表現が面白い。

ヘタレな自分は二丁目(焦熱地獄:天に浮いている少々の辛さ)にしました。美味しくスープまで頂きましたよ。

  

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お腹が一杯になった後は、隣にある「パン処 健」という、パン屋としては一風変わった店名の店に入ってみた。

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厚さ7㎝直径23㎝のリーンなパンを買いました。

こういうパンを焼いてくれる店が増えてきたのは嬉しいことです。

パンを焼いていた若い男性の名前が健さんなのかしらね?店名の由来を聞くのを忘れてしましました。

  

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パンを買ってから17号線沿いに赤レンガを探してみる・・と工場の敷地奥の方に、それらしき建物が見えました。

多分これがそうなのだろうと自分を納得させて引き上げることに致しました(13:45/32.0km)。

  

★帰り道で

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新町宿には、旅篭高瀬屋と小林本陣の跡を示す表示がありましたが当時の建物を偲ばせるものは残っておりませんでした。

  

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本庄宿まで戻って、本庄西幼稚園の姫コブシが綺麗に咲いていたのでパチリ!

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日の出町辺りから、利根川CRを通って帰ることにした。

途中、牛をパチリ!盛んに自転車の匂いを嗅いでおりましたよ。

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坂東大橋のちょっと川下に出ました。下りながら桜と深谷ネギをパチリ!

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新上武大橋の手前で自転車と菜の花をパチリ! 黄色と赤色と青色の組み合わせは相性が良い気がします。

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今年はまだ、つくしを観ていないことを思い出し、深谷市東方の畔に探しにいった。

子供の頃は、あちらこちらの畔や野原に出たものと記憶しているが、場所柄のせいか、段々と見つけるのも難しくなっている。

それにあっても大概は糞害に憤慨することが多い。

  

帰りは途中から中山道を逸れたが、走行距離67.2kmの中山道ポタリングでありました。

以上

  

  


中山道 野次馬道中記 vol.3(新町の章1/2)

2011-03-26 06:29:27 | 中山道 野次馬道中記

3月20日の日曜日、中山道を新町宿まで辿ることにした。

新町宿が設けられたのは、中山道中最も遅い1652年頃だそうな。

先の目的地だった本庄宿を通り過ぎ、神保原一丁目で17号線と交差して先へ進んだのであります。

  

★陽雲寺にて頂部の龍頭が上向きの銅鐘を観たこと

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陽雲寺という御寺が目についたので寄り道ス(11:00/23.9km)。

武田信玄夫人が境内に居住していたそうで、信玄自筆の書状や夫妻画像等所蔵されているが、観ることは叶わなかった。

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県指定文化財の元禄銘のある銅鍾。頂部の龍頭が上向きの朝鮮式と呼ばれる鐘と説明にあり勉強になった。

上を向いた姿勢が前向きな感じでいいね。

中々、戦前の古い時代の鐘を観ることが出来なかったので嬉しい出会いでありました。

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比較例として、こちらは、他の御寺で観た鐘の頂部であります。

これはこれで謙虚な感じでいいね。両端が頭なのは虹を現しているのだろうか、何かの本で読んだことあるような。

  

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勅使河原(北)で17号線に合流し、神無川を越えて、再び中山道に入り新町へ向かいます。

  

★柳茶屋の芭蕉句碑と巨大な蜥蜴を観たこと

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昔、この辺りに柳の大木があり柳茶屋という茶屋があった。

新町宿の俳人達が柳にちなむ芭蕉の句を撰して1840年頃、碑を建てた。と説明に書かれていた。

「傘におしわけ見たる柳かな   芭蕉」

今は、柳の大木はありませんが、巨大な蜥蜴がおりましたよ、エリマキトカゲかしらね。

「滑り台で遊ぶ大きな蜥蜴かな   銀乗」(11:18/26.4km)。

  

★諏訪神社にて元禄銘のある古い鳥居と実在の疑問をもたれる武将の木彫りを観たこと

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境内にある古い二基の鳥居。

一基は元禄15年(1702年)の銘がある新町で最も古い鳥居で、もう一基は24年後に建造されたと説明にあった。

笠木付近だけが地上に出て設置されているので、なんとも不思議な光景に思えた(11:35/26.6km)。

本殿の左壁面の木彫りの武将像、南北朝初期の備前岡山の児島高徳という武将らしい。実在に疑問がもたれているとか。

後醍醐天皇が隠岐へ配流される途次、迎えようとして失敗、行在所の桜の木に詩を書いて忠誠を表した図との説明書あり。

天莫空勾踐 時非無范蠡  ・・・とか書いていたらしい。フムフム。  

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境内には河津桜が満開でありましたが、詩は書かれておりませんでしたよ。

お隣の浄泉寺では木蓮が咲き始めておりました。

  

★ハラダ本店にてココアラスクを購い、自らの体型改善を願うこと

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以前、「坂東太郎さん」の本店にしかないココアラスクの記事を思い出して立ち寄ったのであります(11:56/27.2km)。

有名な方のグーテ・デ・ロア(王様のおやつ)と比較するとバターやグラニュー糖の感が無く、庶民のおやつといった素朴なお味。

デルサユウのハラ(出る左右の腹)になり気味の拙には丁度良いかも・・・アンドレ体型よ再び来たれであります。

★明治天皇新町行在所

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明治天皇が北陸東海視察の際に宿泊された施設。当時はさぞ賑わったことでしょうね。

坂の上の雲の時代に思いを馳せてみるのも悪くない。

  

つづく

  

  

  

  


春分の日の散歩と到来物

2011-03-25 06:39:35 | 日記・エッセイ・コラム

春分の日は生憎の雨模様だった。

知人から春を告げる御裾分けを下さるとの電話があり、いそいそと出掛けて行ったのであります。

本来ならば自動車、または自転車で行きたいところでしたが、歩いてみるのも良かろうと傘をさして散歩気分で出発です。

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工業団地の貯水池には、オナガガモが沢山いた。もうすぐ大陸へ渡っていくのでしょうね。

  

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どこかしら懐かしい子供へ注意喚起する看板をパチリ!

今時は、こういう服装の子供を見掛けることも無くなった。

服装からの連想か、突然「ピンポンパン」を想い出し、俺の記憶力もまだまだいけると思った。

しかし、「シンペイちゃん」と「カータン」しかキャラが浮かばない・・・やっぱり、ちょっと記憶力に不安を感じた。

オヤジの心はリリックなのであります。

考えてみると、現在放映中の「ピラメキーノ」もこのノリであることに気付く。あれは「ピンポンパン」のオマージュだろうか。

  

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帰りがけに籠原駅近くの大正寺に立ち寄ってみる。

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境内には、水木(ミズキ)や桜の花が咲き始めていた。

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今年より春知りそむる桜花散るといふことはならはざらなむ 貫之 (古今和歌集)

雨の降る春の日の休日は、ちょっと文学的気分になったりすることがある。 

  

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小腹が空いたので、湯気家で塩らーめんを啜り込む。冷えた日には、こういったものが御馳走ですね。

  

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到来物はこれ、イカナゴの新子(シンコ)の釜揚げであります。腹に透けたアミのピンク色が美しい。

釘煮が有名ですが、釜揚げは、この時期ならではのものと拙宅では有難がっている。

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刻んだ青ネギ(出来れば九条ネギが良いのですが)と合わせてポン酢をかけ廻して頂くのが好みです。

次男坊にも、ちょっとだけ御裾分け。

片道1時間30分の散歩の疲れも吹っ飛ぶ旨さでありました。

  

  


春を感じに自転車で・・・ 3

2011-03-24 06:29:36 | 旧ブログ記事

  

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寄居の消防西分署脇の放光院に寄ってみる。地蔵尊はいつも穏やかな御顔でありますね。

  

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以前から気になりつつも一度も入ったことのない、このお店に入る。洗濯船という店名の珈琲店。

店内に静かに響く刻を刻む時計の音に、なんとも落着いた気分になる。

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マスターと、平凡な日常のなんと大切で幸せなことよ等と、ぽつぽつ話をしつつ珈琲を頂いた。

  

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円良田の、あんずの里に行ってみる。こちらも今年は開花が遅れているのか、円良田湖側は全く咲いていないようでありました。

戻るのも性に合わないので、白石から松久へ抜けながら咲いている杏はないか探すことにしました。

  

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白石の牧場で牛をパチリ!声を掛けたら一匹だけこちらを向いてくれました。

牛のハナには必ず鼻輪があると思っていたのは固定観念だったようであります。

  

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ようやく見つけた1本の樹。淡いピンクの花なので杏だと思うのだけれど・・・ちと自信ないなぁ。

でも綺麗だから良しであります。

  

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コブシかモクレン(咲いた花ビラの数を数えないと解らないや)もそろそろ咲きそうな気配でありますね。

  

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関のファームハウスの庭に咲くクロッカスをパチリ! 旨いパンを買って帰宅なり。走行距離71.9kmでありました。

  

以上

  

  


春を感じに自転車で・・・ 2

2011-03-23 06:44:42 | 旧ブログ記事

  

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釜山神社方面へ向かい、中間平から折原へ降りることにする。

空気が澄んでいるのか遠くの山々が良く見えて気持ちが良い。

  

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釜山神社の狛犬じゃなくて狛狼。左側のが崩れてしまっておりました。

前からだったのか覚えが無い・・・記憶力が低下気味と感じることが増えてきた気がする。

出来ることなら都合が悪い事だけを忘れるようになりたいものでありますね。

  

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中間平からの景色を一人占めであります。 梅もそろそろ終わりですな。

子供の頃、祖母の家に遊びにいくと、御茶請けに梅干しに砂糖をかけたものを良く食べた事を想い出しました。

なんとも懐かしい記憶であります。帰宅後に早速造って頂きました。素朴な甘酸っぱさが旨いです。

こいつは、塩だけで漬けた本物の梅干しでやらねば喰えたものではありませんです。

最近は、時代の流れと言えばそれまでだが、スーパーマッケット等では、本物の梅干しを購入するのが難しいのが悲しい。

保存性に優秀さが見直されても良いと思います。

  

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折原に抜けました。  これが折原ネギでありましょうかね・・・下仁田系って感じかしら? 

農作業されている方がいれば聞くのだけど・・・

  

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鉢形のエドヒガン(緋寒それとも彼岸?諸説あるのでカタカナが無難ですな。)も、カタクリもまだまだといった感じです。  

今年は自転車や電車、車は乗り合わせで訪れる人が増えるかもですね。

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サンシュユが見事に咲いておりました。

つづく


春を感じに自転車で・・・ 1

2011-03-21 06:41:06 | 旧ブログ記事

土曜日のことだった。天気も晴れ、気温も上々。春を感じに花を巡ってポタリングをしました。

今回は道中の時間も距離も気にしない、気のすむまで花を愛でて走る、ゆったりまったりポタなのであります。

  

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押切橋記念公園の埴輪馬をパチリ!

押切橋から見下ろす荒川に白鳥が三羽おりました。そろそろ北に渡っていくのでありましょうね。

  

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先ずは、鹿島古墳郡で菜の花をパチリ!

 桜の花はまだまだといった具合でしたが、菜の花の黄色が鮮やかです。

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耳を澄ませば、ブンブンと羽音が聞こえる。蜂達が蜜を求めて大忙しでありました。

ブン ブン ブウン? ハチがぁとぶぅ♪ 声に出していると気付いたときには遅かった・・・

振り返ると、散歩中だったのか通り掛った御婦人が哀れなモノを視るような眼差しを向けながら足早に遠ざかっていった。

移動の頃合いでありますね・・・ここから81号線で鉢形まで行き、294号線で大内沢へ向かう予定であります。

  

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81号線沿いにある東京風月堂の工場の樹が雅な色合いになっております。

淡い薄紅と表現したら良いのだろうか、魅入られるような色合いだと感じる。

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木肌は桜のようでした。

昔も今も我が国では、桜を詠んだ詩や唄った歌が多い。

どちらかというと散り際の美しさが好まれるようであるが、咲き始めの美しさも負けてはいないと思うのであります。

いずれにしても、静かな場所で夜に浮かび上がった花を愛でたときなんざ魂を抜かれそうな気持になりますね。

多分、私だけじゃないと思うのだけど・・・

ここの樹は、河津桜より花の色合い淡いし、緋寒桜か富士桜かしらね、あと1週間前後で満開になりそう。

  

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大内沢の花桃の郷。今年はちょっと開花遅れ気味でありましょうか、1部咲きに満たない感じであります。

見頃は後2週間前後かしらね。

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状況が状況なので、今年の花桃まつりは中止らしいが、後日頃合いを見計らって癒されに来よう。

なにやら工事が進んでいたけど、俗っぽい観光地化かなんかで、折角の桃源郷的な雰囲気を壊さないで欲しいなぁ、と無責任に思った。

  

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せっかく来たのだから、このまま登谷山を昇っていきましょう。

路傍の花々をパチリ!しながら心拍数を過剰に上昇させることなくヘロヘロ登っていく。

春は、言い訳休憩に事欠かないから佳いなぁ。

  

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林道上ノ貝戸線を進む。 この時期は、杉の香りがたっぷりですぞ。

この道は峠の途中、馬頭観世音の石碑が1箇所あるのみ。ヘロヘローディ泣かせであります。

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ようやく峠に着きました。吊るされた草鞋はズバリ沓掛の習俗と言ってよかろう・・・かな?。

  

つづく

  

  

  


節分草を観にいった3 西立沢~贄宿・秩父の章

2011-03-20 07:24:07 | 旧ブログ記事

 

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西立沢にある「天空のおやき(150円/個)」 で燃料補給(12:15/47.7km)。

急斜面からの眺めを天空に例えたのでありましょうね。

パンク修理する速蔵師匠をパチリ! 激降り前に見つかって良かったですな。

  

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71号線の龍勢橋のたもとに出ました(12:55/53.5km)。

ここから合角ダム方面へ暫く進んで37号線で小鹿野を抜けて両神へ向かうのです。

  

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美女ヶ平橋、佳い名前の橋であります。

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道の駅 両神温泉薬師の湯で、村の鳥コノハズクの像をパチリ!(13:28/63.5km)。

更に大滝方面へ進んで、節分草の看板とのぼりを目印に右折します。路傍の石仏が良い雰囲気なのでパチリ!

  

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両神小森堂上の節分草園に着(13:50/66.6km)。節分草の地生地としては日本一の規模のようです。

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入園料300円を支払って雑木林に入ります。

足元の礫地に小さな白い花が沢山咲いておりました。一見可憐な花ですが、派手に見えなくもない色合いですぞ。

  

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節分草観賞を堪能した後は、37号線に戻って大滝へ向かい140号線を使って帰ることにします。

  

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140号線との合流地点である贄川宿に着(15:08/74.8km)。

御堂鐘地蔵尊(1757年建立 秩父往還の旅人を見守ってきたのでしょう。)とガス灯をパチリ!。

大正時代には、宿に10軒ほどガス灯があり夕暮れになると一斉に灯ったらしい。さぞ煌びやかだったでしょうね。

  

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お昼?は市役所近くの安田屋で、わらじかつ丼(2枚)にしました(15:53/87.2km)。

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小鹿野の店とは、だいぶ違う雰囲気ですね。個人的には小鹿野よりこちらが好きですね・・・いろんな意味で。

  

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299号線との交差点近くにある「ひつじや」で「国産かしら肉味付」と「国産ソフトホルモン」を500グラムづつ購入。

酒の肴にも、ご飯のおかずに良し。暑くない時期限定の秩父ポタリング土産の定番なのであります。

  

この後は、140号線で桜沢まで行き、62号線で深谷を経由して帰宅(18:30/135.1km)なり。

すっかり暗くなっての帰着でありました。

  

下の写真は、今回入手した肴と、花木センター前で再びパンクの災難に見舞われた速蔵師匠であります。

速蔵様、お疲れでした。こんな日もあるのですね。

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節分草を観にいった2 水潜寺~立沢(海抜550米)の章

2011-03-19 06:31:04 | 旧ブログ記事

  

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秩父札所第34番 日沢山 水潜寺に着(11:00/41.6km)。札所の中で31番 観音院と並んで好きな場所であります。

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水くぐりの岩屋より湧きでる「水くぐりの長命水」。ヘロヘロと昇ってきて呑むと、こたえられない味です。

今朝まで地震の影響で濁っていたとの話でしたが、今はいつも通りの澄んだ水でありました。

  

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一息ついた後、再び昇り始めて直ぐ、秩父華厳の滝に寄り道(11:23/42.7km)。

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滝から先は林道奈良尾線。益々勾配が急になるのであります。このルートはフロントがトリプルでも良いなと、いつも思う道。

ようやくのことで門平高札場に着(11:49/45.4km)。ここから先はちょっとだけ降りになるのです。

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産湯沢の井。何度来ても井戸がどこにあるのか、それともあったのか判らなくて悔しい思いをするのデス。

  

再び、エッチラオッチラ昇るのであります。

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立沢の日野沢山の家前にある海抜550メートルの標識前に着(12:03/46.4km)。何度昇ってきてもキツイデス。

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でも、ここからは快適な降り坂になるのであります。

降り始めて直ぐ、暖かいせいなのか道端に熊が出没しておりました。

つづく

  


節分草を観にいった1 深谷~日野沢の章

2011-03-18 06:20:36 | 旧ブログ記事

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13日の日曜日のこと、節分草を観にいこうと、速蔵様と深谷駅前を8時に出発した。美里、児玉から44号線を使うことにする。

  

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パティオの側、あゆみ作業所の畑地に立つアーティスティックな案山子。

  

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道中、気になったものをパチリ!しながら44号線を進み、途中284号線に入り日野沢方面へ向かう。

  

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満願の湯手前にある馬頭観世音の石碑(10:32/38.7km)。

説明には、馬の霊を祀る通常の馬頭さまと異なり、生馬の安全を祈念したものであるとのこと。「生きて働いている馬は足が1本は必ず浮いているので・・・」だから馬の漢字が違うらしい。

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あっ、本当だ!馬の漢字の点が三つしかない。  この話、漢字の間違いを指摘された時に応用が効きそうであります。

蹄鉄は奉納されたものかしらね。

  

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平成14年に閉校となった皆野町立日野沢小学校の校舎。だいぶ傷みが進んでいるようです。

周辺の風景とのマッチングも絶妙だし、このまま朽ちさせてしまうには、あまりに勿体ないと思いました。

どうにかならないものでしょうか。つくづく惜しい。

  

つづく

  


中山道 野次馬道中記 vol.2.5

2011-03-17 05:46:32 | 中山道 野次馬道中記

前回、2回目の中山道ポタで本庄に行った際に、本庄3弁財天の一つである佛母寺を訪れていないことに気づいた。

午前中は仕事だったが、本庄ならば午後からでも間に合うと踏んで13時過ぎにポタリング開始した。

  

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佛母寺は、旧中山道からみて金鑚神社の裏手に位置する。

ここの弁天様は、ゆるキャラ風でありますね。

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本堂や手水舎もだが、鐘楼堂の彫刻が見事であります。干支のうさぎもおりました。

  

このまま帰るのも味気ないので脇道裏道を野次馬ポタして参りませう。

  

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庚申霊場。大正より昭和にかけて一旦、御姿が見失われたが、不思議な夢を手掛かりに見つけられたとの説明板があった。

不思議な夢の内容は記載されていなかったが、大切にされているものなのですね。

  

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安養院。本庄七福神の毘沙門天の御寺です。

総門、山門、本堂、三棟の木造建築の伽藍は市指定文化財で、本堂は市最大の木造建造物だそうな。

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ここの鬼瓦の瞳は青空のように澄んだ青色でありました・・・と思ったらホントに青空でありました。

  

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普寛霊場。埋葬された本明院木食普寛行者は、秩父大滝の生まれで、行者として各地の登山道を開いた方なのですね。

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本堂の前に立って、ふと上を見ると・・・・見事な龍がこちらを俯瞰しておりました。

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境内の身代わり水鉢背負い亀。有難い亀であります。

人は六根に煩悩を持っている・・・説明と違う根を想像した自分は、亀を見習うべしでありますね。

なに!?本堂御拝には、体が亀で頭が龍の非常に珍らしい龍亀(そのまんまであります)の彫刻がですと!?

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おぉ、まさしく龍亀であります。ということは先に金鑚神社の手水舎でみた彫刻も玄武ではなく龍亀ということでしょうか。

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これは、甲羅に水草が生えた、甲羅が変形した、尻尾が増えた、等何れが正しい解釈なのだろうか?

4月10日の大祭では、火渡り、刃渡りの荒行が行われるそうで、都合つけば観たいものです。

  

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大忍国仙禅師遺芳。中山道沿いの寺で挨拶を交わした紳士に場所を教えて頂いた。

書で名の知られた了寛さんの師である大忍国仙禅師は岡村の生まれだったのですね。

碑の場所は道の駅おかべの横の中宿歴史公園の脇でした。まだまだ知らない場所沢山あるなぁ。

  

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岡部神社にて。本堂には勧喜天の木造、倉庫には町指定文化財の神輿があるとのことだったが観ることは叶わず。

  

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深谷の街中を通って帰宅なり。走行距離:40.7km。

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晩飯は、またもや本庄の野口製麺の、ひもかわ(100円/玉)を煮込んで頂き、明日のポタに備えて炭水化物補給であります。

野口製麺さんは、創業95年で今は三代目とのことでしたよ。やはり中山道沿いは歴史の趣濃厚ですね。

  

以上

  

  

  

  

  

 


こっちを向いてるハニー

2011-03-16 06:15:43 | 日記・エッセイ・コラム

江南の南小から野原南へ抜ける和田川沿いの道を走ると、いつも視線を感じる場所がある。

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丁度上の写真のカーブが始まるところ辺り・・・

民家もない場所だし、通りを歩く人も農作業をする人も見当たらない。

日中ならまだしも、夜間や早朝に通っても視線を感じる・・・しかも、いつも同じ場所で。

しかし、その感覚は決して背筋が寒くなるような類のものではないし、熱い視線(経験したことないけど)といったものでもない。

ある日、私は意を決してその場所を調べることにした。

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雑木林の方になにかが見える・・・こ・・これは・・・

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ハニワでありますよ、しかも踊る埴輪。こっちを向いてるハニー♪ 誰が何の目的で此処に?

置いた方に尋ねたら、「だってなんだか、だってだってなんだもん♪ 」と答えてくれたら佳いなぁ。

実際は、野原古墳群のPRといったところかしらね。

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踊る埴輪のレプリカ像は47号線の押切橋近くのが目立つが、カップルで踊っていかにも楽しそうであります。

それに対してこちらは一人。いつも感じる視線は「Shall We Dance?」の御誘いかしらね。

いよいよ頭の中にも春が来た・・・

  

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後日、新たに張り紙がされていたので、気になってパチリ!

「何が日本一か! (日本で一番有名)なハニワ」ですって。出生地という表現も微笑ましくてよいですね。

 

ちょっとでも、クスッとしてもらえれば目的達成であります。