漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

夏休み 花追いポタリング

2016-08-21 17:12:46 | 埼玉を走る
8月21日、朝からアヂィ~ッ!って言いたい位、蒸し蒸しする日でした。
ここ数日、腰回りの筋がご機嫌斜めなので、遠出は控え、近場で花追いする事にしました。


小川町腰越の秋海棠を愛でた後、林道栗山線で笠山へ上った。

栗山線起点手前の二十二夜塔裏の秋海棠、今年も鮮やかに咲き始めていました。


派手なようでいて地味、でもやっぱり派手?って感じ。
木陰の鬱蒼とした斜面で咲く秋海棠の群生は、そんな雰囲気がぴったりだと思いました。


腰を庇って、ゆっくり上っても、息が切れるような蒸し暑さでした。
水場から聴こえる水音の誘惑に負けて休憩、程良く冷たい水で顔を洗って気力復活です^^


ツクツクボウシの合唱を聴きながら空に向かって林道を上っていきました。
これで、カラっと晴れた青空と白い雲が広がっていたら、気持ち晴れ晴れだったのに・・・
つくづく惜しい! 拙もセミと一緒に鳴きました。



路傍に秋の気配を見つけては、脚を止め、息を整えながら笠山を越えて戻りました。

昼喰ライムin寄居・・・寄居町今市の「たんぽぽ」

この店に来るのは久しぶりです。
入店前はピザかパスタのセットにしようと思っていたのですが、メニュウを見て気が変わりました。
そういえば、窯焼きハンバーグって喰った事なかったな・・・ん?窯焼きカレーも捨て難いぞっと・・・

 
散々悩んで、窯焼きハンバーグのセット(ライス・スープ・サラダ付)900円を喰いました^^

デザートは籠原まで戻って、さわたで雪くま^^

生いちごの雪くま540円。
店内の席も空いていたのですが、名残?の暑さを愉しみたかった。
酔狂な血が騒いだので、店先に設けられた日陰のテーブル席に座って涼味を堪能です。
冷房の効いた店内で喰うのとは違った美味さ、これが雪くまの真価だと思いました^^

そして再び日向に漕ぎ出し、ヘロヘロと帰宅デス。
今日は、1週間後に迫った乗鞍が、まともに走れるかどうか心配になる様な走りでありました。
でも、面白かったです^^


走行距離:75 km(総上昇量:937 m)

夏休み 冒険ライド

2016-08-14 22:11:16 | 埼玉を走る
初めて走る道は、距離に関係なく、大人になった今でも冒険気分になれる。
そういった意味では、事前情報は少ない程に好ましいのです。
少年の日、夏を迎える度に夢見た冒険の日、
それは決して日常から遠く離れなければならない訳ではなかったはず。
さあ出掛けよう。夏休みの冒険ライドへ!!


夏休みの日記 8月14日、
秩父の浦山から、県道73号(秩父上名栗線)を上り、有間峠を越え名栗へと走りました。


秩父の街、お盆だからか、いつもより静かだった。

秩父公園橋から見た武甲山、霧で御顔を隠しておりました。
お盆で観光客も少ないのでせうか、いつもより静かな街中を通り、浦山へ向いました。


暑い時期は、冷たいであろう水の流れに惹かれる。

まだ知らぬ道を往くには備えを万全にせねば。
浦山の不動名水をボトルに汲みました。ついでに顔を洗ったりして涼を愉しみました^^


まだ冒険の旅は始まったばかり。でも、浦山ダムでちょっと休憩。


最初に記載しておきます。
今回の行程、終わってみれば不動水から浦山ダムに至る上り坂が一番キツかったデス。
どれ位キツいかっていいますと、
ダムに展示された「願い事叶え石槌」に、我に剛脚を授けたまへ!って願掛けする位のキツさでした。


御獅子に呑み込まれたりしながら県道73号を上る。冒険ライドの始まりです^^

浦山といえば、大日様の獅子舞が有名です。
上画像の寄国土トンネルの出入り口のレリーフは、その獅子頭なのです。



色々な木彫りの像が出迎えてくれる川俣地区。
数年前に出会った河童殿、今日も変わらずに美姫を釣らんと糸を垂れておりました。
この辛抱強さを拙も見習いたいと思います^^


10月になると駆け足で獅子が舞う大日堂。ここから先が今回の冒険ライドの道なのです。
さあ、脚が売り切れぬよう、ソロリソロリと参ろうぞ!!
県道から、やがて林道広河原逆川線へと漕ぎ進みました。


樹が岩を支えているのか? それとも樹が岩にしがみついているのか?

宝探しをしている人に注意?・・・最近、記憶のやつが居眠りする事が増えて困ります。

霧ふける秋には、ちと早い気がしますが、上るに従って霧が濃くなってマイリました。

初めて訪れた有間峠も、霧が濃すぎて景色が全く判らず残念でした。
これは日を改めて再訪せねばですな。


その後は、5m先が見えないような濃霧の中を、おっかなびっくり下り、有間ダムに無事到着。

県道53号(青梅秩父線)で山伏峠を越えて、

正丸峠に寄り道して、コーナーの度にカメッ!!とか叫んだりしながら、

恐怖の正丸トンネルを抜け、R299号で秩父の横瀬へ戻りました。

そして最後は、寺坂棚田で彼岸花のご機嫌伺い。



苗色した棚田に佇むと、ときおり涼しげな葉擦れの音が聴こえてきました。
棚田の向こうに霞んで見えるセメント工場と武甲山。そして季節の花々。
なんとも素敵な景色でありました^^

じっくり季節の情景を愉しんだ後は、丸山林道をヨロヨロと上り、東秩父経由で帰宅。


走行距離:172 km(総上昇量:2684 m)

夏休み標高獲得ライド

2016-08-13 06:34:09 | 群馬を走る
夏休みの日記 2016年8月12日、
赤城山HCの試走を兼ねて、赤城さんと榛名さんを上るロングライドに,ダニエルさんと出掛けました。


前橋までは利根川CRを走りました。
単独走と違って知らず知らずにペースが上がります。
これじゃあ一日保たないと判っていても、楽しいから分不相応に踏んじゃうのです。
結果、
上細井交差点に着いた時点で、既に乳酸の祝福と妙な達成感に包まれたのデス。


赤城のコースって、こんなに長かったっけ?
鳥居峠から覚満淵を望む・・・う~ん、霧でなんにも見えません。


赤城山HCのコース、何度走っても10 km過ぎた辺りから心が一旦折れてしまいます。
この日は、その後も気力復活することなく88分台でゴール地点に到着デス。



その後は、ソフトクリーム喰ったり、鳥居峠まで行き、涼気に身を晒してクールダウンしました。
下山時に焼きトウモロコシを喰って、夏休み気分を満喫です^^


昼喰ライムin溝呂木
あれほど長くしんどかったコースも、下りはあっという間で快適です。
馬事公苑からは、残暑で焦げるR353のアップダウンにヘロヘロになりつつ溝呂木へ向いました。

川魚グルメ館くるまで昼メシです。
注文を受けてから生け簀から揚げた、岩魚の塩焼き(750円)。
川魚は新鮮な程に美味いと聞くが、たしかに臭みがなく身がほこほこで美味かったです^^


そして本わさび丼(850円)。
最初は、刻んだワサビの葉と茎が混じったネコまんまに見えました。
これに、自分でゆっくり摩り下ろしたワサビをのせて本わさび丼の完成です。
醤油を垂らして頬張らった瞬間、
ズキュ~ン!!って鼻と脳天に突き抜ける衝撃がクセになる乙な風味でした^^
ワサビの刺激は一瞬で、後に残らない潔さが素敵だと思いました。


渋川から伊香保を経て榛名湖へ。

渋川の街では、山車祭りなる祭事が催されておりました。
大正橋を渡った時点で、不本意ながらフロントギアはインナーに入りっぱなしデス。
おかげで立派な山車を、じっくり見物出来ました。


残暑で身悶えしたくなるような坂道が、空まで続いてました。
暑さのせいなのか、急勾配のせいなのか、ファイナルローでも心臓バクバクになりました。
こういった状況で喰うアイスは、慣れ親しんだサドルと交換しても構わない価値だぜ!
ちと大袈裟ですが、その時はそう思える程の涼味に乾杯状態の茹だり具合だったのです。


榛名湖周辺では、涼やかな風に、夏の草花が揺れていた^^

   
ユウスゲ、フシグロセンノウ、マツムシソウ、オニユリなどなど、季節の花が目を愉しませてくれました。
榛名山、季節毎に色々な表情を魅せてくれる上り甲斐のある山だと思います。


滝岡橋、その昔は夕涼みをする人で賑わったという。

榛名湖からは下室田に下り、高崎から旧中山道を辿って帰りました。
深谷で小山川に架かる滝岡橋を渡る頃には、暑さも和らぐ時刻になっておりました。
気持ち良い川風を感じつつ橋を渡って、夏の標高獲得ライドの終了であります。
ダニエル様、おつかれ様でした。


走行距離:198 km(総上昇量:2950 m)

夕涼み

2016-08-11 19:43:50 | 近場のポタリング
仕事が予定より早く終わったので、夕涼みに漕ぎ出した。

日中の陽射しを、たっぷり蓄え焼けた道を、癒すように川風が吹いていた。

利根川CRを妻沼から大堰まで、川面や空を舞うグライダーを眺めながらポタリング。
火照った頬を撫でるように吹く風に、少しだけ涼やかな秋の気配を感じたのは錯覚だろうか。


にゃんこと一緒に風通しの良い日蔭で夕涼み^^

帰路、妻沼の街中で雪くまでも喰っていくか・・・と思ったが、どの店も混んでいたので断念。
聖天山の山門で寛ぐニャンコと一緒に暫し夕涼みを愉しんだ。

残暑の季節に愉しむ夕涼みポタ、その涼味は、なかなかに風情あるものであります^^


走行距離:38 km

乗鞍で花追い

2016-08-06 22:13:03 | 自転車
8月6日、乗鞍試走という大義名分を掲げた花追いに、Shimaさんと出掛けた^^

最上級の自転車日和といえる日でした^^

こんな素敵な日にゼェハァ眉間に皺寄せて上るだけだなんて勿体ない。
高地の短い夏を彩る花を見つけたら、立ち止まって愛でながら上っていこう!

    
赤血球数が少ないせいか、高地に来ると、息を吸っても吸っても足りない感じがする拙。
スタート直後から、誰に言うでもなく言い訳を呟きつつ、お花畑を目指しペダルを漕いだ。
そして、お花畑まで有言実行の花追いヒルクライムであります^^



今年の夏は、スロースターターなスプリンターみたい・・・

黒ユリの花を愛でるのを愉しみにしていたのだが、既に終わっていた。
こちらの花達も例年より2週間程早く咲き、そして散っているようだ。
今年は、梅雨がようやく明けて夏が来たと思ったら、あっと言う間に駆け抜けていこうとしている。

 

チングルマの花と穂が入り混じって、お花畑を吹き抜ける風に揺れていた。
乗鞍は、はやくも秋の気配を微かに感じる秋隣になったようです。


鮮やかなコマクサを探して飛騨方面へ。
コマクサも他の花同様に長野側のは色褪せていた。


色褪せていないコマクサの花を見たかった。
昨年、猫ちぐらさんに岐阜側の方が残っているみたいと教えてもらった事を思い出した。

 
4 km! いや2 kmだけ・・・
戻れなくなっては険呑なので、距離を限定して飛騨方面へ下ってみる事にした。
結果、鮮やかなコマクサの花を愛でることが出来たよ^^


鮮やかな色彩の鳥達が乱舞する夏の乗鞍^^

他の花達の影に埋もれがちだが、ヨツバシオガマの色合いと形も素敵だと思う。
まるで、雅な紫色した羽を纏った鳥達が乱舞しているようじゃあないか^^


ある日 乗鞍で クマさんに 出会った 
長野側へ戻る途中、離れた斜面に熊がいた!


遠く離れた斜面を動く黒い点。

目を凝らせば、熊でありました!
辺りを往ったり来たり、何かを喰っているみたいだったが、何をしていたのだろう?
いつか出くわしてシマッタら訊いてみたいと思う。


大雪渓の残雪も僅か。

水不足の今年、大会当日には、まだこの雪が残っているだろうか。
叶う事なら、今年は距離短縮されずに好天の下で乗鞍の夏の終わりを愉しめますように。


この日 乗鞍で 知合いに出会った

下山途中、チームマイナーのK4さんとひーくんに出会った。
観光ライドだと仰っていたが、なかなかどうして結構な負荷だったんでないかい^^
乗鞍試走、何故かしら知合いとスライドする確率が高い。

そんなこんなで本年のマウンテンサイクリングin乗鞍に向けた試走?の完了。

Shimaさん、今年も連れていって頂き、ありがとうございました^^
本番も宜しくお願い致します。