漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

8月23日 花追いポタリング

2015-08-23 18:35:26 | 近場のポタリング
8月23日。咲き始めた秋海棠を愛でに、椚平へ花追いポタリングに出掛けた。

秋海棠の葉と花の色合い、雨に濡れたる風情は、なかなかなものだ。

海棠の花は美人の形容として知られるが、秋海棠の花だって負けず劣らずだと思う。

降るかな?降らないかな?今にも降り出しそうな雲が低く垂れこめた朝だった。

経験上、こんな日は遠出するとほぼ降られている。
でも大人しく家に籠っていると一日中降らなくて悔しい思いをすることが多い。
せっかくの休日だ。少しだけでも走っておきたい。
でも秋雨に濡れて風邪でもひいたら険呑なので、近場へ花追いポタリングに出掛けた。


押切橋を渡り、江南、嵐山、小川町まで県道11号。
そして、松郷峠を越えて、ときがわ町は椚平の秋海棠群生地へ向かった。


椚平の秋海棠、三分咲きの今なら人も少なく、じっくり眺められるのが好い。


 
朝方降った雨に濡れ、葉も花もしっとり色付き、なんとも綺麗。この風情を独り占めであります^^
余談だが、この群生前の側溝の蓋、湿ったところをクリートで踏むと滑るわ滑るわで、もう大変!
迂闊に足を踏み出すと、又裂き状態デス。


さて、当初の目的は達成した。
せっかくポタリングしているんだ。雨はまだ降りそうにないし、帰り際にどこか寄って行こう!


昼時にはちと早い。去りゆく夏を惜しんで、冷たい甘味でも愉しもうか。


 
小川町の「わらしべ」で、ちと一服。
濃厚なブルーベリーがのったかき氷(ミニサイズ340円)と、あんみつ(レギュラーサイズ500円)を喰いました^^


昼メシは、ウルトラセブンに挨拶した後、ピザとパスタのセット。


 
昼メシは久しぶりに小川町伊勢根の「のこのこ」でランチセット(800円)。
夏野菜がたっぷり使われたパスタと、ピザで、すっかり満腹になりました^^


食後は、ちびっとだけ強度を上げて信号の少ない県道を繋いで帰宅。
季節の花を愛でたり、美味いものを喰ったりで、なかなか佳い休日のポタリングになりました。


走行距離:67 km(総上昇量:709 m)

赤城山へ

2015-08-22 20:30:52 | 群馬を走る
7月初旬から新しい靴のクリート位置が決まらず、今も難儀している。
爪先寄りにしては脹脛と足首が痛くなり、踵寄りにしては大腿四頭筋が悲鳴を上げたりしている。
最近では、 はて?元々しっくりくる位置はあったのかいな? なんて迷走中なのデス。


8月22日、クリートの位置を踵寄りに2 mm程ずらして赤城山へ状況確認に出掛けた。
体幹を意識してペダルを回せ!判っちゃいるけど、旧観光案内所を越える頃には大腿筋の泣きが入ったのデス。
そこからはヨロヨロと牛車の如く、鳥居峠まで雅な速度で上った。
フィジカルの向上は期待薄でも体脂肪は確実に消費したはず・・・だと思いたい。


まさに蒙霧升降す季節です。鳥居峠は深い霧が立ちこめておりました。





見ている間に、濃霧で目の前が見えなくなったり、カラっと晴れたり。移り変わりの激しさが面白きものなり^^
赤城山頂駅記念館で、御神水のかき氷+ソフトクリーム乗せ(400円)を喰いつつ見晴が良くなる頃合いを待った。
そして、ほどなくして、霧の晴れ間に覚満淵と大沼を見下ろして下山。


そこかしこに秋の気配が見え隠れ。
こうなると暑い暑いといいつつ、去りゆく夏が愛おしくなったりするのが自分で可笑しい。


ワレモコウ(吾亦紅、吾木香)。命名の際、その花の色が何色に見えるかで議論が多々あったのだとか。
拙は葡萄色(エビイロ)に見えたり二藍色(ニアイイロ)に見えたりです。


芒(ススキ)と呼ぼうか尾花(オバナ)と呼ぼうか・・・拙は、花穂が枯れる前を尾花と呼ぶことにしている。
その花穂が風に揺れる姿に暫し見惚れた。

    
下山時は、路傍の花を眺めつつ、のんびりと。
ワレモコウにオバナが、ところどころで咲いていた。暑い暑いと思っていても、季節は移っているのだな。


どうにもこうにも力が出ない・・・そんな時は肉を喰うのだ!



下山後は敷島町のキングゴットバーガーで昼メシ。
ハンバーガーのパティ1枚追加したサラダセット(1140円)を喰って満腹満足^^


そして昼下りの利根川CRを汗だらだらで引き返しながら考えた。
山頂で「夏よ、まだ行かないで!」とか思ったのは間違いだったな。過ごし易い秋よ、はやく来ておくれ!
・・・いや、でも、やっぱり、もう少しだけ夏の余韻を愉しみたいな。優柔不断な拙の心は複雑なのだ。


走行距離:153 km(総上昇量:1797 m)




目覚ましニャンコ

2015-08-19 06:40:40 | 
♪静かな夜明けに簾の影から もう起きちゃ如何かにゃ? と猫が鳴く

はやく起きて、ミーに朝メシをふるまうのにゃ!

帰省の度に、毎朝毎朝、拙を起こしてくれる野良ニャン。おかげで目覚ましいらずであります。
これで時間指定出来れば、いう事なしなんだけれど^^

月の砂漠へはるばると 2/2

2015-08-18 07:35:57 | 千葉を走る
我ひとり蟹とたわむる。自転車停めて、暫し蟹を撮影しました。

自転車道を、蟹がちょろちょろ横切ります。海沿いの自転車道ならではの光景^^
 
薄暗く湿った防砂林の中なんか路面が蟹で埋まっている所もあったりするのです。
近寄ると一斉に、ワシャワシャ!って四散して、まっくろくろすけ状態になるのが面白かったです。


想定はしていたけれど・・・
防砂林を挟んで海側の自転車道は砂に埋もれてました。


下の写真、真っ直ぐ伸びたコンクリート面と草むらの間が自転車道デス。
厚く砂が積もった自転車道は、マウンテンバイクなら愉しめるかもしれないと思いました。




ロードバイクで走ろうにもタイヤが沈んでどうにもなりません。
仕方がないので一本橋化したコンクリート面を延々と走り、平衡感覚を鍛錬デス。


大原からは国道128を走りました。
そして、浪花と御宿の間にある小池で左に曲がってメキシコ塔へ向かいました。




ここは御宿を訪れる度に立ち寄る場所。
記念塔の建つ高台から眺める景色は、なかなかのものだと思います。


海水浴で賑わう御宿の海岸。
近付き過ぎると、鼻の下が限界まで伸びてしまいそうです。
そういった訳で、遠くから撮影して紳士の面目をギリ保ちました。




♪月の砂漠を はるばると 旅のらくだが 行きました・・・
その昔、見上げた2人は、今も変わらず旅を続けておりました。


御宿からは県道176から174で佐野方面へ。
失礼ながら、こんな僻地にケーキ屋があったのね。




短いながらも上りと下りが適度に連続する辺鄙な道を走っていると、クインズケーキ(勝浦市市野川)ですと?!
カフェスペースで、葡萄のジュレ(300円)とアイスコーヒー(150円)を頂き、クールダウン。
なんとも気持ち良い店でありました^^


一服後、市野郷から県道82に入り、大野から国道465で大多喜、国道297で横山、県道27で茂原へと戻ります。

途中、県道27と147の分岐点にある長南町の市野々バス停脇に旧大多喜街道の入り口を見つけた^^

説明板によると、頂上までの約237メートルは、昔の姿をよくとどめているとのこと。
これは行ってみるしかあるまい^^


さすが街道の三大難所の一つといわれただけのことはある。
でも、拙のリドレーノア シクロクロスSPならば、へっちゃらなのです^^


 
頂上には明治の頃まで茶屋が三軒あり栄えたのだという。
目を閉じて、当時の景観を思い描き、独り悦に入りました。


この後は、強度を上げて、ひたすら漕いで九十九里より短い三十九里の自転車活動を終了。
水溜り、砂溜り、一本橋に、落ち葉溜りの古道・・・色々なところを走った一日で愉しかったです^^


走行距離:153 km(総上昇量:1530 m)


月の砂漠へはるばると 1/2

2015-08-17 14:42:20 | 千葉を走る
夏休みの日記・・・月の砂漠へはるばると
8月16日。月の砂漠へはるばると自転車漕いで行きました。


先ずは九十九里浜を目指します。
千葉市までは車載。そこから茂原市まで千葉外房有料道路を行きも帰りも利用しました。


普段は自転車の通行料30円のところ、夏の間は無料キャンペーン中でありました。
信号がなく、比較的緩やかなアップダウンの有料道路は快適です^^


有料道路の終点からは県道21⇒国道128⇒県道31で白子の海岸まで。

そして九十九里道路と防砂林の間を通る九十九里一宮大原自転車道で大原方面へ向かいました。
この道、防砂林に遮られているので路面に砂だまりがなく快適ですが、海岸を眺めつつ走れないのが残念です。



防砂林に咲くテッポウユリ(鉄砲百合)の群生を眺めたり、

ときおり防砂林を抜け砂浜に出て、ハマヒルガオ(浜昼顔)を愛でたりしながら、のんびり走りました。

海は見られませんが、色々あって飽きない自転車道でした。

突然、自転車道が用水路化した場所があったりで、夏の冒険気分ぷんぷんであります^^

県道405・・・対向車が来たら自転車でもすれ違えそうにない道幅デス。

一宮川に架かる木製の橋。今は渡る事が出来ませんでしたが、なかなか趣のある景観をつくってました。

東浪見から、一旦、国道128に出て、太東崎に寄り道です。

こういった小さな漁港の雰囲気が好きなのです。

灯台の建つ岬の先端まで上ってみたり、


 
海岸へ出て、海浜植物群生地で名残のスカシユリ(透百合)を観賞したのです。

いすみ市の海岸、アカウミガメの産卵地として有名なのですね。



地元の方に伺うと、9月の終わり頃に孵化した子亀が海に戻っていくみたい。いつか見物してみたいものです。

暫く国道128を走って夷隅川を越えて再び自転車道に入りました。



砂浜には、弘法大師が筆替わりに使ったというコウボウムギ(弘法麦)が顔を出していたり、

葉の触感がニャンコの舌みたいなネコノシタ(猫の舌・正式にはハマグルマ)が花を咲かせてました。

日頃、海なし県に暮らしているせいか、海沿いを走ると、立ち止まってばかりで距離がなかなか伸びませぬ^^

つづく

氷ときどき峠に案山子、のち豚丼

2015-08-12 18:22:17 | 埼玉を走る
夏休みの日記・・・氷ときどき峠に案山子、のち豚丼

8月12日、久しぶりに龍勢HCコースを上ることにしました。

曇っておりましたが、湿気が半端ない朝でした。
金尾峠を越えて吉田町へと向かいました。


抑えて走っていても龍勢会館に着いた時は、既にオーバーヒートって感じデス。
さっそく毘沙門氷&かぼすシロップ(700円)で水分補給を兼ねたクールダウンです。


HCコースを淡々と上りました。
昨年、大会が中止になったせいでしょうか?人影のない林道は自分の荒い呼吸音が響くばかりでした。


そんでもって石間峠で折り返しました。
龍勢HC、叶うことなら今年は開催出来ますように。


下る途中、清水が岩肌を伝っている場所は、天然のクーラーがかかっているようでした^^



しっとり濡れた苔の色合いが、なんとも涼しそうです。思わず頬ずりしたくなってしまいました^^

下山後は、下吉田のフルーツ街道に設置された案山子を見物に行きました。


   
今年はジバニャンとポテくまくんが流行りみたいです。

帰路は長瀞でオーバーヒートデス。なにか冷っこいものを喰わねば、もう走れない・・・

駅前広場に出店していた長瀞ファームのブルーベリースムージー(500円)で気力復活!
ブルーベリーの酸味と甘みがたまりません。炎天下で喰う、この味、秀逸だと思いました^^


そして、金尾峠を越えて波久礼の「たてがみ」で昼メシ。

なっからうんまい、豚丼並盛ランチセット(950円)を喰いました。



本日の補給ファイナル。
寄居で「GORIGORIカフェ」の、かき氷(250円)をボトルに詰めて、蒸し蒸しの帰路を凌いで帰宅しました。


走行距離:111 km(総上昇量:1405 m)

夏休みの日記・・・赤城さんと榛名さん

2015-08-09 22:22:54 | 群馬を走る
8月9日。暑い暑いと思っていても暦の上は、もう立秋。
でも、まだだ!夏休みライドは、まだ終わらんよ!!
少しずつ去っていく夏の暑さを、じっくり愉しみたくて。赤城山と榛名山を走ってきました。


出走時、日没前に開花し、日の出前に萎むというカラスウリの花が、生き生きと咲いていました。

既に時刻は午前6時を回っていたのですが・・・
熊谷のカラスウリ、連日の暑さをものともしない、宵っ張りも過ぎる元気者なようです。


ここを通りたければ、通行税にカリカリを5粒差し出すのにゃ!

利根川CRで前橋まで向かいました。
夏の朝は、朝帰りのニャンコ達を、あちこちで見られるので、早起きして走り出す甲斐があるってものです^^


赤城山HCのスタート地点までの道中、心肺より脚腰が音を上げておりました。
こんな時は無理してタイムアタックしても凹むだけデス。
だからケイデンス70前後縛り&鼻唄歌える強度で赤城山HCコースを上りました。


のんびり上ったとはいえ、汗もかいたし喉も乾いた。小腹も空きました。

ゴール地点の観光案内所でソフトクリーム、下山途中に「高原」で昭和村産の恵味スターの焼きモロコシを喰いました。
炭火で丁寧の焼かれた焼きたてモロコシの醤油の焦げた香ばしい香りをお届け出来ないのが、なんとも残稔なり^^


そして赤鳥居側の小暮交差点から34号線で渋川へと向いました。

途中、富士見町米野の辺り。文通とか盛んな奥ゆかしい土地柄なのでせうか?なんとも面白い光景です。
昔、この土地は沼田街道の米野宿として栄えたようです。沼田街道、機会を見て走ってみたいと思いました。


そして渋川から33号線で伊香保から榛名湖へと上りました。
まさに秋隣。涼風至るとはこのことです。
渋川から榛名湖まで涼やかな風が時折吹き降ろしてきて、なんとも気持ち良かったです^^


タマアジサイの咲く路を、のんびりと上りました。

高根展望台で一休み。
眼下に見下ろす景色と白い雲、青い空。ここまで上ってきた甲斐があったってものです。


「曲線」!「カーブ」と表示されていないところに、自国語に対する誇りを感じるのは拙だけでせうか?

30番曲線を越える頃には車載水筒も空になっておりました。
涼しい秋の始まりだと思っていても、やはり、まだまだ夏への扉は開け放たれているようです。


うひゃ~ぁ!気持ちイイ!! 

♪静かな湖畔の森のかげから・・・榛名湖へと続くメロディラインをハイになって下りました。


オニユリとか

ユウスゲとか

フシグロセンノウとか、季節の花を愛でながら

榛名富士もクッキリな榛名湖へと下ったのです。
榛名湖畔、残暑が過ぎるまで、ここで暮らしたくなるような快適な気候でした^^


暫し、避暑地で過ごす贅沢な気分を味わった後は、榛名山HCのコースを下って・・・
美味そうな桃やプラム、梨など眺めながら、フルーツ街道を高崎方面へ。




途中、下里見町の卵太郎で昼メシ代りにソフトとプリン、シュークリーム(計635円)を喰いました。
目当てのシューアイスが売り切れだったのが残念です。これは、また来なくっちゃあです。


そして高崎からは旧中山道を通って帰りました。

高崎の街中、ミストシャワーってやつでせうか。
あちこちに設置されていて冷やっくて気持ち良かったです。夏の日中を愉しめる趣向であります^^




   
新町では夏祭りの屋台や神輿を見物することが出来ました。
こういった当初の計画外の出会いがあるのもサイクリングの妙味でありますね。
さて、次はどこに行こうかな^^


走行距離:189 km(総上昇量:2593 m)

夏休みの日記・・・ビール飲みたし輪行せよ乙男

2015-08-08 17:13:59 | 酔いどれ
ビール・・・ビール!ビィールゥウ!!
8月8日。ここ数日、暑くて茹だるような環境で過ごす事が続いてました。もう頭の中はビールの事で一杯です。
でも、どうせなら最高に美味しく飲めるよう、シチユエーションを整えて、プハァ~^^って飲みたかったのです。
そんな訳で輪行袋を背負って小川町へと向かいました。


♪ビールで乾杯 ♪飲もう 今日はとことん盛り上がろう・・・鼻唄交じりで東秩父方面へ向かいました。

旧往還の道端でニラの花が咲いておりました。じっくり見ると、なかなか可憐な花であります。

一汗かいて喉をカラッカラにするのです。

ギボウシやウバユリを眺めながら、萩殿線を上って・・・

栗山線を下ります。
生憎と景色は煙っておりましたが、よい具合に汗をかいたし、喉もビールウエルカム状態になってきました。



下る途中、水場で顔を洗って気分スッキリ^^
いつもなら何口か飲んでしまうところですが、今日は我慢です。


喉がお呼び状態で、予想より早く走ってきたみたいです。開店まで間があるので花追いして時間調整です。



腰越のシュウカイドウ。花が咲き始めておりました^^

暫し奔りの花を愉しんだ後は、いよいよ小川町駅に向かいます。
駅近くの麦雑穀工房マイクロブルワリーで生ビール三昧です。ビールはいずれも一杯500円でした。


この泡がたまらんのよね^^

拙は黒ビールが大好きなので、一杯目は「おがわポーター」。
黒ビールですがスッキリした飲み口でスルスル喉を流れていきました^^


二杯目は大麦の他、小麦・ライ麦・キビ・アワでつくられた「雑穀ヴァイツェン」。
雑穀ということで、勝手にビターな味を想像していましたが、素直な味わいでした。


三杯目は、ベルギースタイルの「ラスティックセゾン」。
こいつが一番軽やかな味わいかな? 
開店直後だったので店が貸切状態なのをよいことに独り美食家を気取って面白かったです。


つまみは、「自家栽培夏野菜の揚げびたし(300円)」

「4種の野菜プレート(300円)」

「坂戸の生ハム(500円)」など喰いました。



店の方が猫好きだそうで店内はニャンコグッズが多く、ニャンコ派な拙には居心地が佳かったです。
もうすぐ梅やブルーベリーなどを仕込んだビールも出来上がるようで、その頃に再訪したいと思いました。



こういう近場の輪行も、たまにはオツなものだと思います。峠帰りにビール飲んで輪行、クセになりそう^^

余談ですが・・・

寄居駅ホームの立ち食いそば屋さん、無くなってしまったのですね。なんとも残念ニャン。

走行距離:54 km(総上昇量:782 m)

夏休みの日記・・・贅沢な昼喰ライムin桐生

2015-08-03 06:08:30 | 群馬を走る
8月2日。当初の予定では赤城山でヒルクライムの予定でしたが、朝寝坊してしまいました。
すぐに支度して出掛けてもスタート地点に到着するのは10時頃になりそうでした。
その頃の上細井から赤鳥居辺りまでの熱気ムンムンな混雑した道を想像すると、もう向かう気になりませんでした。
さて、どこに行こうかしら・・・
幸い懐が温かかったので、桐生へ夏ならではの贅沢昼喰ライムに出掛けることにしたのです。


直接向かうと、昼時にはちと早そうだったので足利経由で向かうことにしました。



鑁阿寺のニャンコ、どこか避暑に出掛けたのか会えませんでした。
あまりの暑さのせいなのでしょう。人影もない境内でセミ達だけが夏を謳歌してました。
そして拙は、暫し木陰で蝉時雨に身を任せ、夏の風情を愉しんだのです。


馬打峠を越えて、松田川ダム方面へ向かいました。



上り口から峠にかけて、クサギが、ところどころで花を咲かせてました。
その甘い香りを嗅ぎたくて、普段なら口呼吸で上る坂道を鼻呼吸で上ったのです。


松田川ダム手前から、林道長石線を上って老越路峠へと向かいました。

キツネノカミソリが木漏れ日に揺れていました。

ひんやりした林道を期待していたのですが・・・あまりに蒸し暑かったのでLSDに切り替えたのデス。

人生と、お天気の下り坂は困るけれど、夏場のサイクリング中の下り坂は大歓迎です。
老越路峠から梅田湖を経由して桐生の町までは基本ずっと下り坂^^


梅田湖の手前にある水場でボトルを冷やしつつ小休憩なり。
冷たくって心地よい湧水で顔を洗ってアームカバーを湿らせた。
これぞ夏のサイクリングの醍醐味ってやつだと思いました。


そしていよいよ本日のメインイベントである贅沢な昼メシ。桐生簗で鮎を喰いました^^




   
鮎の塩焼き、フライ、田楽、寿司に鮎こく。これに新香と刺身蒟蒻の口取りが付く梅セット4691円なり。
せせらぎを聴きながら、ときおり吹く自然の風を愉しみつつ喰う鮎料理。また来年も小遣い貯めて来たくなる味でした^^


そして桐生が丘動物園に寄り道。

アジィ~・・・でも我慢比べで奴に負ける訳にはいかんのだ。飛び込むのはもう少し我慢!
そんな呟きが聞こえてきそうでした。


炎天下の逆立ち苦行ってやつでせうか。
いったい何が彼を駆り立てるのか?拙が見ている間、ずっとこのポーズでした。


ここだけ時間が止まっているみたい。
動物園入り口の土産物屋、なんとも懐かしくって大好きな風景なのです。


そして桐生の町をふらふらポタリングした後は渡良瀬川沿いに再び足利へ。

木陰のない川沿いの自転車道を走ったからでせうか。氷の文字に吸い寄せられてしまったのです。
 
足利の和菓子屋さん甲府堂の持ち帰り専用かき氷。シロップは自家製白みつ250円なり。
店先で二口ほど冷っこさと穏やかな甘さを味わった後、ボトルに詰めて道中、涼を愉しみました。
ところで黒糖饅頭って寝ぼけ饅頭ともいうのですね。これって足利だけなのかしら?すごく気になります。

おしまい


走行距離:104 km(総上昇量:890 m)

乗鞍で見た花の名前を

2015-08-02 07:17:23 | 植物
抜かれる前に写真を撮るフリして停まれ!
そして肩で息をするのを我慢して爽やかに挨拶してやり過ごすのだ。
これが俺のライディング奥義、その名は眼高手低なり。


乗鞍で見た花の名前を僕は今、漢字で暗記しようとしている。
安曇野観光センターから乗鞍エコーラインで県境を越え、お花畑まで。
土潤いてむし暑し頃、乗鞍で見た花が一服の清涼剤となったのであります^^


柳蘭(ヤナギラン)


丸葉岳蕗(マルバダケブキ)


九蓋草(クガイソウ)


靫草(ウツボグサ)


車百合(クルマユリ)


岩爪草(イワツメクサ)


四葉塩竃(ヨツバシオガマ)


小岩鏡(コイワカガミ)


駒草(コマクサ)


岩桔梗(イワギキョウ)


珍車(チングルマ)


小梅草(コバイケイソウ)


深山黒百合(ミヤマクロユリ)


他にも何種類か写真に収めたのだけれど、ピンボケ写真で残念なり。
でも、再訪する愉しみが増えたよ。

夏休みの日記・・・乗鞍でフラフラ

2015-08-01 21:04:39 | 自転車
8月1日。ヒルクライム仲間のShimaさんと、乗鞍に試走という名目で花追いに行ってきました。


最上級のお天気でした。

夏空の下、雪渓が見える山を見上げながら上っていく時、なんとも心が躍るのです^^

畳平の空は晴れ渡り、ウインドブレーカーもレッグウォーマーも必要のない陽気でありました。

ちょっと強度を上げると、息を吸っても吸っても酸素が入ってこないような独特の感じが苦手デス。
でも、せっかく高地に来たのだから、大雪渓から県境まで3本追加して青息吐息になりました。


ここまで上ったのだ。お花畑まで足を伸ばして季節の高山植物を鑑賞しなくちゃあ勿体ないと思いました。





コマクサは少し盛りを過ぎた感がありましたが、黒ユリは丁度見頃でした。 
また、花穂を付けたチングルマがあったりで、今年の乗鞍の夏はちょっと駆け足なのかもしれません。


補給食はshimaさんが丹精したキュウリ^^

ようく冷やしたキュウリに塩をつけてかぶりついた。これがなんとも美味かったです。
大会当日はジャージのバックポケットに2、3本突っ込んでいこうかと思いました^^


そして無事に試走と花追いを終えて帰路を辿りました。


 
松本ICに向かう途中、蕎麦を手繰ったり、


 
土産におやきを購ったりしました。

なんとも愉快で気持ち佳い一日が過ごせてよかったです。
Shimaさん、運転おつかれさまでした。そして花追いにお付き合い頂き、ありがとうございました^^