過去の自分に打ち勝つのだ。目指せ!二年前の自分の記録の93%切り!!
そんな目標を掲げて臨んだ、まえばし赤城山ヒルクライム大会。これはそんな一日の記録であります。
【出走前の準備は万端?】
姑息に赤血球を増やす為にマイエリクサーを調合したり、機材含めて6.2kgの減量した状態で大会に臨んだ。
これは記録の更新を期待出来るに違いないと思ったが。
でも、やっぱりなにかあるわ。これも日頃のおこないってやつなの?
心拍数を頼りにペース配分しようと計画してたのに・・・我がサイコン猫の眼V-3は上がり症なのか?!
大会など大勢集まると、我がサイコンの心拍計は、いつも役に立たなくなる。
この日も出走前から234bpm(我が最大心拍数は174)を表示。そして最後まで回復しなかったのデス。
【過去の自分に勝てたのか】
結局、最初の5分は鼻唄交じりでリラックスして、己の感覚を頼りに徐々にペースを上げていくことにした。
♪気付けばもう走り出したrace ペースは決まらないままで 取り残されてしまいそうで 速度上げた。
脚の疲労回復と心肺がバランスするギリギリ感覚に合ったところを見つけて維持するはずだったのに。
結局、いつものように、スタートしたら直ぐに、なにがなんだか判らなくなってしまったよ。
やっぱり自己記録を出そうとすればするほど苦しさが増すものだね。
もう過去の自分に勝てなくてもいいや。ああ・・・早く帰ってビール飲みたい。
でも後からスタートした御婦人達にごぼう抜きにされるのは避けたいな・・・
ああ、脚が痺れるわ。明日のこともあるし、もう減速しようかな。うん、それが大人ってやつさ。
そんな時だった。脳内に声が響いたのだ。
「俺ならまだ諦めないぜ。たとえ絶望的な状況でもな。」
「ま、ハートの問題だ。ハートの。」 「一度上った坂だろ? 楽勝じゃない。」
「夢を抱きしめろ。そして、どんな時でも老ディーの誇りは手放すな。」
脳内に響く、我が心のザックス様の声に励まされながら、なんとかケイデンス70以上で完走出来たよ^^。
これがいわゆるナチュラルハイってやつなのね。
結果は右上写真の如く、ヘロヘロになりながらも目標達成であります^^。
大会後は、寺坂棚田に行こうと思っていたが、もうその気力も残っていなかった。
でも、もう少しゴール前から頑張れたんじゃないかな? と思ったりもしちゃう始末の悪い性格なのだ。
【大会の愉しみは記録を狙って走るだけじゃない】
目標を設定して走る競技の緊張感。準備段階も含めて、それはそれで良いものだ。
でも、以前知り合った人。この日に知り合う人。そんな人達との出会いと、ささいな会話が拙は大好きだ。
【上りも下りも沿道の声援が嬉しかった】
脚が回らなくなった時に聴こえた力強い太鼓の音で、ケイデンスが復活したのさ。
来年は毎分80回の連打をお願いしたい。(嘘です。ポーズも決めて頂き、どうもありがとうございました。)
ゴール後のナメコ汁、下山後のtonton汁、どちらも美味かったです。疲れた体に優しい味でした。
【むすび】
最後に大会関係者の皆様、声援下さった沿道の皆様。
気持ち良く走らせてくれた一日をありがとうございます。
そして、苦楽しい時間を共有した、弩Mな自転車乗りの皆様、お疲れ様でした。
また来年、ここでそれぞれの目標掲げて競いましょうぞ。