漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

2月28日 花追いエンデュランスマイル

2015-02-28 21:14:10 | 埼玉を走る
2月28日、春の風雅を愉しもうと、山野を彩る花を詠めに秩父方面へエンデュランスマイル。

春何番だか知らないが、風の止まない日だった。しかもあろうことか行きも帰りも向かい風ときたものだ。
でも春は風に乗ってやってくるのだ。その証拠に、今日の風は、くすぐったくなるような温もりの風だった。
だから、この向かい風も風雅な愉しみなのだと考えよう・・・って痩せ我慢して春の訪れを体感した一日^^


去年の春と同じように秩父紅が咲きました。

道の駅 龍勢会館の裏手斜面に紅い花をつけた福寿草が咲くのです。
ちょっと盛りを過ぎた感があるが、今年も見る事が叶った^^


秩父紅の花、咲きはじめてから日を経るにつれ、花の紅色が少しずつ変わっていく。
咲き始めの濃い紅も、寒気と風雪に耐えた証に思える色合いも、それぞれに素敵な色なのだ。


石間は沢口の福寿草自生地。野生種である秩父黄と節分草が斜面を彩っていた。

龍勢HCのコース途中といえば判り易いだろうか。ここ数年、この時期に訪れては愉しませて頂いている。
個人宅の庭先を通り抜け、斜面を上ると、今が盛りの福寿草が出迎えてくれた^^




この土地に咲く福寿草、他で見るのより大輪で花の色合いも黄色が淡く鮮やかなように感じるのだが、拙だけだろうか。


節分草も今が盛り^^ この場所は福寿草と節分草を愛でることが出来るのです^^

一輪一輪、じっくり眺めて歩けば、こんな変わり花に出会えるかもしれない。
うららかな日差しの元、ゆっくりと春の訪れを告げる花の一つ一つを眺めて過ごす時間。なんて贅沢なんだろう。

 

両神は堂上の節分草自生地の節分草も咲き始め。

雑木林のガレ土を淡雪が降り積もったように節分草の花が埋めるのは、まだ少し先のこと。
来たる3月8日は節分草祭り。その時には心に残るような情景を味わうことが出来たらいいな。


堂上では、二足歩行中のKさんとNさんに遭遇。しばし雑談させて頂いた^^

雪溶けの杉林に、ひっそりと咲く座禅草。



寺沢の座禅草も咲き始めていた。これから顔を出す株も幾つかあったので、暫く愉しむ事が出来そうだ。

常連客なの?カウンターの隅に居座るセキレイにガン見されつつソバを啜った。

さて、こんな素敵な日には何を喰おうかな。
散々迷った挙句、芝桜駅の元祖立ち食い御花畑店で蕎麦と饂飩を喰うことにした。


時代小説や時代劇で「今夜はやけに冷え込みやがるぜぇ。オヤジぃ!熱いの一杯くんな!」ってシーンありますよね?
今の御時世、夜泣き蕎麦の屋台に出会える機会なんて皆無だし、そんな状況に憧れる拙にとって、立ち食い蕎麦屋は時折利用したい店なのだ。

  
懐っこいセキレイにガン見されながら、山菜饂飩とタヌキ蕎麦を手繰った。立ち食いの昼メシもなかなかオツなものであります^^



そんでもってデザートは玉木屋で苺だいふく(つぶし餡)。店内でほうじ茶を喫しつつ春の甘味を愉しんだ。
そして土産に秩父の地場産ウイスキーであるイチローズモルトを使ったウイスキーケーキを購い、家路へ。


さて来週は、いよいよ秩父に春の訪れを告げる山田の春祭りだ。
今のところ、天気予報はなんとも不穏な感じだけれど、節分草祭りも行きたいし晴れたらいいな。


走行距離:133 km

房総半島小周遊ライド

2015-02-22 16:51:06 | 千葉を走る
海へ!
日頃、海なし県に暮らす身としては、海を眺めながら走るだけで嬉しくなってしまう。

自転車も極めれば、海にだって漕ぎ出すことが出来るんだ! まあ沈んでしまうこと確実だけれど^^

そんなくだらない事を時折考えながら、房総半島を自転車仲間と走った2月21日。


峠100選の横根峠、その魅力が拙にはよく判らない。

鋸南に車をデポして、路傍を水仙の花が彩る長狭街道(34号線)で横根峠を越えて、鴨川へ。
横根峠が何故、峠100選に入ったのか? この地味な峠を越える度に拙の頭をよぎる疑問なのです。



江見辺りから千倉まで、道脇に点在する花畑が目を愉しませて飽きない^^



この風景、今の時期とても魅力的だ。
外房黒潮ラインから房総フラワーラインに点在する花畑を眺めていると、今が2月であることを忘れそうになってしまう。


房総味見八軒伝
道中、ところどころに立ち寄って、美味いものを喰いながら走ろう・・・出発時に決めた目標は8軒なのだ。

1軒目、道の駅和田浦WA・O!で、くじら給食。
嬉し恥ずかし懐かしの給食スタイルで供されるクジラの竜田揚げ。
この日は普通のフォークだったので食べ易かったけれど、個人的には、せっかくだから先割れスプーンを所望したかった次第。


岬鯨祭ですと?! ふしぎな岬の物語、作中の岬の喫茶店のモデルは内房の明鐘岬だけれど、場所的には、ここ和田なんだっけね。



 
2軒目、道の駅から目と鼻の先にある和田漁港近くの「魚」で、アジの刺身とクジラカツの定食。
アジの刺身、さすが海縁の土地だけあって肉質の弾力と香りが違う^^クジラ肉、カツにすると竜田揚げとは、また違った風味で美味かった。



国道と海岸の間を通る小路を、のんびり走るのが拙のお勧めなのです。



和田漁港から、道の駅ローズマリー公園手前まで。そこから先も所々に海岸線を走れる路があるのです。
時間に余裕がある時は、国道より、こちらを走る方が愉しいのです。是非お試しあれ^^


そして千倉大橋で人魚姫に挨拶したりしながら、フラワーラインで野島崎へ向かった。

ウツボの干物が、とても気になった。


 
土産を買いに立ち寄った白浜干物センターで、うつぼの干物に釘付け^^
未だ体験したことのない食味と、噂に聞いた効能が非常に興味深い。
しかし、喰う時に骨を叩いて潰す手間と価格に尻込み。結局、無難にカマスの干物を購った。



最南端の地で記念撮影の後は、一路デポ地へ。



野島崎からは、フラワーラインを通って洲崎経由で戻る予定だったが、時間的に厳しそうだったので、館山白浜線(86号線),R410号、R127号を経て鋸南に戻った。

食味八軒伝、まだ終わっていない。




三軒目、富浦の原岡海岸近くの精肉店「釜新」で揚げたて熱々のイカメンチ。カリっと揚がった衣の中はイカの切り身がたっぷり^^

通りまで漂うチャーシュウのタレの香りがたまらない^^ 自転車で竹岡を通る度に思ってしまうよ。



四軒目、デポ地から戻る途中、竹岡の梅之屋でラーメン大に薬味(玉ネギ)。
この店、竹岡ラーメンとして知られ、いつ通っても入店待ちの行列が出来ているが、この日も例外でなかった。
七輪で茹でる乾麺と、麺も染まるような黒いスープ。拙にはなんとも不思議な味なのであります^^


結局、味見八軒伝は、ここ竹岡の四軒目で終了・・・次回こそきっと!そんな想いを胸に房総を後にした春の一日。

走行距離:99 km(総上昇量:793 m)

再び房総へ

2015-02-21 22:58:34 | 自転車
2月21日。カゴガク朝練番外編として房総半島へ遠征。

桜が咲き始めていた^^

河津桜の類だろうか。早咲きの桜が、あちらこちらで咲き始めていた。
フラワーライン沿いの花畑も綺麗に染まり、一足早い春の雰囲気を堪能出来た。


潮風薫る海沿いの路を走るのが好き!

山間の峠道もよいけれど、海沿いの、なだらかな道を走るもの、また好いものであります。

詳細は後日。

2月15日 花追いエンデュランスマイル

2015-02-15 17:17:45 | 栃木を走る
三週間ぶりの自転車活動は、栃木県のみかも山公園へ花追いエンデュランスマイル。

いつものルートで足利へ。そこから先は栃木県道67号線で、みかも山公園まで一直線。
老ディたるもの、三週間乗らざれば括目して見よ! なんちゃって^^
その劣化恐るべし。横風に対応出来ずにフラフラでありました。一月後に迫ったTOKYOエンデューロが思いやられるわ。


雪割り草が咲いていた。十人十色とはいう言葉は、雪割り草にこそ相応しい^^








   

みかも山公園の南口駐車場から徒歩1分程の雑木林。落ち葉の隙間のあちこちに可憐な雪割り草の花が咲いていた。
今まで鉢植えのものしか見たことなかったので、なんとも嬉しくなってしまったよ^^
株によって咲く花の形や色が違うので、自分好みの花との出会いを求めて歩くのも一興だと思う。


帰路は、佐野で久しぶりに悪魔の耳でも喰ってみっかと計画していたのだけれど、チェーンロックを忘れてしまったので、ランチを断念。
でも、追い風に乗り、猫バスもブッチギリの勢いで快適に走って帰宅。

久しぶりの実走は、なんとも迂闊な結果に終わったけれど、可憐な花を見る事が出来たので気持ちは晴れ晴れだったのだ^^

走行距離:91.8 km(総上昇量:1161 km)