漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

河原沢のオヒナゲェ(お雛粥)

2016-04-04 21:28:12 | まつり等
埼玉県小鹿野町河原沢日向で毎年4月3日に雛祭りの行事が行われる。
それは『河原沢のオヒナゲェ(お雛粥)』と呼ばれ、子供達による雛祭りの行事だ。



場所は、国道299号沿い、西武観光バス日向停留所の前、赤平川の河原。
例年、午前10時頃から支度が始まると聞いた。


河原に河原石を用いて、囲いと竈、祭壇を作り、雛人形を飾る。
石囲いの中は、子供達の陣地だそうだ。


お雛様には、花桃の蕾を立てた菱餅と、花桃と菜の花が供えられ、風情あるものだった。


大人の指導を受けながら、子供達が大きな鉄鍋で粥を焚き、味噌汁を作っていた。
この日の味噌汁の具は、豆腐に油揚げ、青菜に長ネギと若布だったかしら。
食い意地が張った拙、ついつい目がいってしましました^^



出来上がった粥と汁が、子供達の手で祭壇に供えられた。

そして、女子達がお雛様に祈りを捧げた。


そして、石囲いの中で、配られたお菓子を食べたり、粥と味噌汁の昼ごはん。

この行事、起源は明らかではないらしいが、流し雛の古い原型を留めているとのこと。
難しいことは判らないが、なんとも、のどかで風情あるひとときでありました。


関係者の皆様、見学させて頂きありがとうございました。

夏の甘酒ライド^^

2014-07-28 07:55:09 | まつり等

7月27日。ここ数年、7月の第4日曜日は秩父路へとポタリングしている。

暑い日差しに負けずに、夏休み気分でのんびりと走るんだ^^

 

毎年、この日曜日に掛け替えられる上長瀞の大草鞋。お精進祭の一環だ。

荒川で千回水を掛けるというセンゴリ(千垢離)もいつか見学してみたいな。

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案山子祭りは、まだ先だったか?最近の自分の記憶はアテにならんので困る・・・

吉田からフルーツ街道をわざわざ通ったのに、案山子が飾られてなかった。

小鹿野から黒海土を経由して両神、贄川へと抜けた。

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路傍のあちらこちらに咲く夏の花を愉しみながら、ヨロヨロ走り三峰へ。

 

三峰口駅。拙にとっては、近場なのに旅情気分が味わえる大好きな場所の一つです。

ホームに下げられた風鈴の音色が、夏休み気分を盛り上げてくれたよ^^

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駅前の福島屋で昼メシ。味噌豚定食750円なり。ビールを飲みたくなってしまったけれど我慢我慢。

 

今年もやってきた。猪鼻にある熊野神社でおこなわれる奇祭の甘酒こぼしを見物^^

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甘酒こぼしの由来を聞く度に、もののけ姫のアシタカと祟り神を想像してしまうのは拙だけかしら?

今年の甘酒も出来が良い!蒸れた独特の発酵臭もご愛嬌^^

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この豪快さと陽気さがたまらない。

男衆が掛け合う甘酒の飛沫のおこぼれを頂戴して撤収。これで今年も無病息災間違いなし^^

 

帰りは雲行きの怪しくなった秩父路を全開走行で・・・CSを15-25Tに交換してきたことが悔やまれた。

雷雲とデッドヒートを演じてシマッタよ。でも運よく雨降り場所をかわせたようで助かった^^

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雨上がりで涼しくなった秩父の街中を、のんびり走り抜けていつもの県道通って帰宅。

さて、いよいよ夏本番ですな。

 

走行距離:127 km(総上昇量:854 m)


西別府薬師堂の春祭り

2014-05-08 06:02:06 | まつり等

熊谷市西別府の県道276号沿いにある薬師堂で5月7・8日に春祭りが行われる。

春祭りは花祭りでもあり、花御堂が綺麗だと近所の方に伺っていたので、カレンダーにチェックしておいたのだ。

 

7日の夕方に薬師堂を訪れた。陽もだいぶ長くなってきたな^^

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御堂(琉璃堂と刻まれた額が掛かっていた)は閉まっており、人もいない。

ひょっとして5月7・8日って旧暦だったのかしら・・・

でも普段とは違って、手作りの行燈が掛けられており、掃除もされたばかりみたい。

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この辺りの祭りに多い、川柳のような文と味のある絵が描かれた行燈を観賞^^

扉の格子の間から御堂の中を覗くと、花が飾られ、供え物もあった。やはり祭りは、この日で間違いないようだ。

 

一旦、引き返して19時過ぎに再び御堂を訪ねると明りが灯っていた^^

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堂内で談話なさっている方々に声を掛けて堂内の写真を撮らせて頂いた。

天井を初めて見たが、立派なものだ。

 

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持ち寄った花で飾られた花御堂。たしかにこれは綺麗なものだ。

明日の9時から、この花御堂の中に釈迦仏を安置し甘茶を掛けて無病息災を祈るらしい。

こちらの花祭りは、月遅れの灌仏会なのだな。

仕事の都合で見学に来ることが出来ないのが、なんとも残念なり。

 

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右上の写真は厨子。

中には漆喰で作られた薬師如来が安置されている?と言われているとかいないとか。

でも、中を覗くと目が潰れると言い伝えがあり、中のものがなんなのかは正確なところは誰も知らないのですと^^

 

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普段は暗くてよく見えない十二神将も真近で拝見することが出来た。

あれ?数を数えると二将がいらっしゃらないような・・・後日もう一度覗いて数を数えてみようと思う。

 

西別府宿組合の皆さま、色々と話を聞かせて頂き、ありがとうございました。

 

 

 


長瀞にて(火祭りと獅子舞)

2014-03-05 06:53:55 | まつり等

いよいよ火祭りの始まりだ。

長瀞駅から宝登山へ向かって行列が、ゆっくりと進む。

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六根清浄!!

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燃え盛る炎の中を走り抜けた!! 火渡りの迫力に度胆を抜かれましたわ。

 

駅まで戻って、再び獅子舞見物。今年の千秋楽は、椋神社の獅子舞。

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お囃子と共に獅子舞行列がやってきた。

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空中で勢いよく横回転する動作があって、それがまた見事なのです^^

 

今年はあいにくの空模様だったが、良い一日が過ごせました。また来年の火祭りが楽しみだ。

 

おしまい

 


長瀞にて(獅子舞)

2014-03-04 06:58:52 | まつり等

長瀞の火祭り。個人的には駅前で奉納される獅子舞が魅力的だったりするのです。

 

あいにくの雨模様だったが、駅から少し離れた屋根付きの場所で舞う姿を見物出来た^^

 

矢行地の獅子舞

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昨年秋は現地でも見物させて頂いた。神社の境内とは雰囲気が違うけど、やっぱり良いな。

 

金崎宮の獅子舞

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昨年は、小さなお子さん達が舞ったんじゃあなかったかしら(違っていたら御免なさい)。

続けていらっしゃるなら、また観てみたいな。

 

皆野椋神社の獅子舞

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16人ささらは圧巻ですわ。この日は『雨乞いささら』の本領発揮してしまったかしら。

でも春は一雨ごとに暖かくなるから、それならそれで良いかも^^

 

関係者の皆様、粉糠雨が降る寒い中をおつかれさまでした。

今年も、素敵な舞を見せてくださって、ありがとうございます。

 

つづく

 

 


女部田の虚空蔵さま縁日

2014-01-16 06:48:05 | まつり等

秩父市上吉田の女部田で毎年1月13日に虚空蔵さま縁日が開かれると、郷土資料を調べている時に知った。

今の時代、縁日と聞くと露店が立ち並んだりする光景を想像しがちだが、地元の手作り感ある佳いものらしい。

幸いなことに、今年の1月13日は成人の日で休日だったので見学に出掛けたのです。

 

県道37号で、道の駅龍勢会館、万年橋を通り過ぎ、合角ダム方面へ向かう途中に女部田地区がある。

女部田、ネットではオナブタと出るが、現地で伺うと耳にはナブタと聴こえた。どっちが正しいのかしら?

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縁日が開かれるお堂は県道から少し入った場所だが、虚空蔵菩薩縁日の幟旗が立っていたのですぐ判った。

 

 

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お堂の両脇に張られた幕は、願掛けが叶った際に奉納された幟旗が繋ぎ合わせたものだった。

古いものでは大正10年の奉納されたものもありました。

 

自由に撮影して構わないと仰っていただいたので、お経をあげているところだったが撮らせて頂いた。

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祭壇の左右に飾られた紙の椿の花と串に刺された団子。

団子は2・3・3・2個と串に刺され、串は地区全戸の数だけあると伺った。

縁日の終了時に各家に持ち帰るらしが、刺された団子の数の意味を伺い忘れてシマッタ。正月ボケであります。

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御堂の両脇には、「虚空蔵大士」「参拝記念」と書かれた短冊が結わえられた笹が竹の筒に入っていた。

希望者は頂けるようで、可愛らしい赤ちゃんがもらっていたよ^^

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道中、石間のあたりで御堂の場所を尋ねたら『福引きに行くのかい?』と聞かれた意味が判った。

地元の方だけでなく、お賽銭をあげた人も福引きをさせて頂けるようだ。籠に入った色とりどりのくじが綺麗。

 

福引の引換は御堂の隣の旧公会堂で行われていた。バケツやティッシュ、ジュースなんかが当たっていたよ。

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子供心にこういうのって愉しいのよね^^ 

何度もくじを引いてはお母さんに『もうこれで終わりにしなさい』って言われていたよ。なんとも微笑ましい情景だ。

 

秩父市上吉田は虚空蔵様縁日、新春にふさわしいほっこりした佳いものでありました。

快く見学させて頂き、ありがとうございました。

 


白鳥神社の岩田神楽

2013-11-27 06:23:17 | まつり等

11月23日(土)、長瀞町は岩田の白鳥神社で神楽を鑑賞。こちらの神楽を見るのは初めてなのだ。

 

神楽で餅が撒かれる為か境内は子供達で賑わっていた。地域で愉しむ秋祭りの雰囲気が微笑ましかった。

餅が撒かれる位置を想定して位置を確保する子供達に混じって、寒さを我慢しながら神楽が始まるのを待った。

 

そして14時過ぎに神楽が始まった。

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大黒さまの餅まきに群がる子供達。みな表情が輝いていたよ。

物が溢れる今でも、こういうのって夢中になってしまうなにかがあるのだな^^。

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そして恵比寿様の鯛釣りで、餌のお菓子に子供達が飛びつく。活気があっていいねえ。

今の子供は冷めているというけど、決してそんなことはないんだな。懐かしい秋祭りに触れた気がした。

 

そういや拙の地元じゃ神楽はなかったけど、神社や上棟式で餅が撒かれたのを夢中で拾った事を思い出しました。

最後まで見ていたかったけど、冷え切ってしまったので途中で撤収なり。

なんとも賑やかで良い秋祭りでありました^^。見学させて頂きありがとうございました。

 


オ・ドーレなおざね見物

2013-11-08 19:39:04 | まつり等

今年もオ・ドーレなおざねで、次々と通り過ぎていく連に一日中愉しませてもらった^^。

 

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ダイナミックな動きと笑顔に目を奪われてしまったよ^^。

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工夫を凝らした様々な衣装を眺めるのも愉しみの一つだ。

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子供達が一生懸命舞い踊る姿は、見ていて気持ちが良い^^。

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今年も沢山の元気をもらえたみたい。関係者の皆様、どうもありがとうございます。

 

 


魅惑のベリーダンス

2013-11-06 06:20:36 | まつり等

文化の日振替休日のこと。首からカメラを下げて、はるさんとオ・ドーレなおざね見物に出掛けた。

そして、カメラテクを教えて頂きながら、色々な踊りを愉しんだのであります。

 

よさこいの連が一区切りしたので、昼メシでも喰おうかとR17号を八木橋前まで歩いてきた時のこと。

中東やアラブを舞台にした映画に出てくる踊り子のような衣装の御婦人達が集合しておられた。

聞けば、これから路上でベリーダンスを舞うのだと仰った。これは昼メシを抜いてでも見物せねばなるまい!

悔しいけど、僕は男なんだな・・・我が心のアムロレイが呟いた^^。

 

 

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なんという魅惑的非日常空間!八木橋前のR17号交差点で繰り広げられた魅力的な舞に、拙の目は釘付け^^。

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斜光は勝利! 極彩色の衣装がひらめき、なんと鮮やかで優美なことよ^^。

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そして、なんといっても素敵な笑顔。本当に素晴らしいダンスを魅せてもらいました。

 

矢口美香ダンスアート アトリエ パシャの皆様、とても素敵なダンスで愉しむことができました。

どうもありがとうございます。


矢行地の獅子舞

2013-10-17 05:49:34 | まつり等

10月の第2日曜日である13日。矢行地の獅子舞を見物しに行った。

 

 

先ずは、矢行地公会堂で支度風景を見学させて頂いた。天狗様が縁側に腰掛けておられたのだ^^。

この日、使われた獅子頭は右側の三体。

いずれも3kgを超える重さで、舞の最中に一度ふらつくと大変なのだとか。

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それにしても若者がおりませんねえ・・・

実は、同じ日に祭りが二つおこなわており、若い衆は、そちらに行かれているのだと伺った。失礼しました。

獅子舞の伝承は昨年は中学校、今年は小学校を訪問して行われているんですって。ならば安心ですな^^。

 

公会堂を10時過ぎに出発。一旦82号を渡って地域内を巡り、諏訪神社へと向かった。

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お囃子と共に小路を進む獅子舞行列。

風に乗って秩父屋台囃子の音も聴こえてきた。なんともたまらない情景でありました。

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「獅子舞怖い~!(泣)」。 道中、お母さんにしがみ付く子供の姿が微笑ましかった^^。

 

諏訪神社では式典がおこなわれた後、お清めをしてから獅子舞の奉納が始まった。

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秋空の下で見物させて頂いた矢行地の獅子舞は、なんとも郷愁を感じる佳いものだった。

 

矢行地の獅子舞は諏訪神社の秋祭りの他、2月の稲荷神社の祭り、3月の長瀞火祭りでも見学出来るそうだ。

 

矢行地獅子舞保存会の皆様、見学させて頂き、ありがとうございました。


小前田屋台祭り

2013-10-16 06:06:46 | まつり等

10月12日、小前田屋台祭りを見物した。

 

15時から小前田宿周辺の旧秩父往還が交通規制されて、三台の屋台が曳きまわされたのであります。

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屋台に乗った子供達。鼻筋の白粉、頭に威勢良く結んだねじりの姿が可愛らしく、祭りらしくていいね。

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交差点を曲がったり、道路標識を避ける時、体全体で綱を引き、屋台の進路を変える姿が力強くてカッコいいのだ。

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青空の下、祭り装束と屋台が映えておりました。

実は、個人的にはチンドン屋さんの行進が一番の目当てだったりするのであります。

今年も見れて良かった^^。

 


西別府薬師堂の秋祭り

2013-10-10 05:54:19 | まつり等

いつもはひっそりとして見過ごしてしまいそうな小さな御堂が、この日は堂内に灯が灯り、闇に浮かびあがっていた。

 

10月7日の晩、西別府薬師堂の秋祭りを、少しの間だけ御堂の外から見学させて頂いた。

 

堂内では、土地の方が寄り合って、静かに談笑していた。

秋の静かな晩、御堂のぽうっとした灯り、そして聴こえる虫の声。

なんとも趣のある佳い雰囲気でありました。

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この御堂、中興されたのが慶安時代だったので、慶安薬師の名がある。

当時は、この地の草分け木村氏の持仏堂に祀られていた。

明治6年に、その土地に旧別府小学校が開設される為、現在地に移された。

本尊薬師如来は、厨子の中に安置され十二神将に護られている。等の説明書きが堂脇に建てられていた。

 

 

5月7日におこなわれる花祭りでは、堂内が花で飾られ煌びやかなのだと以前伺ったことがある。

その際は勇気を出して、堂内の本尊と花祭りの様子を写真撮らせて下さいと頼んでみよう。

 


立沢の虫おくり

2013-08-17 06:46:50 | まつり等

8月16日。立沢の虫おくりを見学。

門平の虫おくりを先に見学してきたので、こちらは終盤をちと眺めるだけになった。

 

 

場所的には天空のおやきの店のある細道を更に下ったところあたりで追いついた。

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天空の地を謳う土地だけに、見晴の良いクネクネした小路を歩く行列が絵になっておりました。

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三つの耕地を意味するという3本の梵天を先頭に虫おくりの行列が進む。

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時折、掛け声が聴こえた。

「ナダイコの虫を送るよぉ!」    ナダイコは菜大根ということらしいですわ。

「ものぐさ虫も送るよぉ!」      ものぐさ虫ですと?!

「消費税の虫も送るよぉ!!」   ・・・なんでもありですな^^

伺うと、掛け声は、時流に合わせて多少ユーモアを織り交ぜるのだとか^^

 

短い時間でしたが、貴重な行事を見学させて頂きました。立沢の皆様、ありがとうございます。

 

 


門平の虫おくり

2013-08-16 19:09:39 | まつり等

8月16日。門平の虫おくりを見学させて頂いた。

この近辺を自転車で通る度に気になっていた行事。ようやく初めて見学する機会に恵まれたのだ^^

 

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行事の詳細は右上の説明書きを参照にされたい。

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左上の写真の笹に付けられた五色の紙が施餓鬼旗。

右上の写真の笹に付けられた白い紙包みがイリサゴ。イリサゴの中身は炒った米や豆類が入っているのだと伺った。

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15時近くになると、笹を持った人達が集まってきた。

お子さんが想像以上に多いが、帰省中のお孫さん達かしら。子供が多いと、それだけで場が明るくなる^^

 

そして力強い大太鼓の演奏の後に、虫おくりが始まった。

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大太鼓、小太鼓、笛の音にのって、笹を持った人達が坂を下っていった。

時折、「なぁんの虫を送るよぉい!」と声が上がった。

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高札場跡を過ぎて、集落の端で、虫おくりは終了。

時間にすれば20分程だったろうか。なんとも静かで素朴な雰囲気でありました。

この集落は現在15件程で、この行事もあと何年続けられることかと伺った。なんとも惜しいものだと思いました。

出来れば来年もまた見学したいものだ。

 

門平の皆様、貴重な行事を見学させて頂き、ありがとうございました。

 

 


夏に飛び散る甘酒しぶき

2013-08-01 05:59:25 | まつり等

秩父の奇祭のひとつである猪鼻は熊野神社の甘酒こぼしを、今年も見物に行ってきたのだ。

 

手ぬぐい被って、白いふんどし姿。そして、わらじ履き。これが甘酒こぼしの正式スタイルなり。

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甘酒こぼし開始直前。一升瓶から直呑みの豪快なお浄め姿でありますね^^

 

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甘酒がたっぷり入った大きな桶が運ばれてきた。お浄めが済んだら、いよいよ開始であります。

 

次々と手桶に水を汲んでは桶に入った甘酒が薄まっていく。 さて、そろそろかな。

今年は昨年より希釈されないうちにかけ合いが始まったみたい。かなり濃厚な色の飛沫が飛んできたよ^^

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これは大の男達が白昼堂々と愉しむ水遊びであるな^^

なんとも豪快。なんとも愉快。陽気に甘酒をかけ合う男衆を眺めていると、自然と明るい気分になってくるのさ^^

 

境内が甘酒浸しになる頃、祭りは終焉へ。

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男衆によって、空になった大きな桶が、境内を所せましと転がされていった。

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そしてやがて樽が水場に投げ込まれて、祭りの終わり。

 

今年も愉快な祭り風景でありました。関係者の皆様、愉しいひとときをありがとうございます。