秦の始皇帝が不老不死のお薬を探したように、長寿社会は人類の理想である。
但し、いくら長生きできても寝たきりになっては意味がない。
元気でなければ理想社会とはいえない。
だから健康寿命を延ばすことが大切である。
そのためには働くことが医学的に見ても一番いいのかなぁ、と思ったりする。
働けば規則正しい生活に直結する。
いろいろな人と会話もするし、とにかく歩くし頭も身体も使う。
もちろん収入も得られる。
「高齢者をまだ働かせるのか」という批判の背景には、残業必須の長時間労働といった、従来の日本の伝統的な働き方のイメージが残っているからかもしれない。
やっと日本も働き方改革によって、長時間労働の抑制とそれぞれの人の意向に応じた働き方ができるような方向に舵を切った。
人生で大切なのは、好きなことをする時間ではないでしょうか。
そんなこんなことを思っていた昨日、突然の訃報をうけた。
老後の資金に何の問題のないと思われる同級生が帰らぬ人となった。
あまりに突然だったので、言葉を失うぐらいショックを受けた。
当たり前ですが、自分たちも残された時間は確実に少なくなっていく。
どうしたものかと深いため息をつく、高齢者新入門のじじばば連合軍であった。