浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

缶切り不要

2020-09-07 | 日々是好日

昔は缶詰の蓋を開けるのには、缶切りという小道具が存在し、これが無ければ缶詰の中身を取り出すことはできなかった。

缶詰の上蓋の所に引っ掛けるような形で円周状に拡がり、缶を切る刃でシコシコ前進、あるいは後退しながら蓋を開け、中身を取り出した後は缶蹴りをして遊んだものだった。

時代が移り変わり、今現在缶切りという小道具を使うことがほとんどなくなってしまったような気がする。

鯖缶でもみかんの缶詰でも、だいたいこのような構造になっている。

缶をひっくり返すと、缶切り不要でパッカンと一気に全開するようになっている。

便利な時代になったもんだ。

子供の頃、缶切りを使って缶詰を開けるのはとても楽しみであった。

腕力が弱くて四苦八苦しながらも、シコシコしたものだ。

そして「かくれんぼ」するとき、缶を蹴り遠くまで蹴った者が素早く隠れて、最後まで捕まらずにいて、少しだけ鼻が高かった。

今頃、缶蹴りなんてする子がいるのだろうか。

いないだろうなぁ…。

過去の遊びとしてではなく、重要無形文化保存行事として、缶蹴りを後世に伝えていかなければ。

などと思うのであった。

 

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老後の計画

2020-09-07 | 定年波止場

若い頃には全く考えなかった老後の経済について、ようやく考えるようになった。

すでに遅しの感もあるが、考えねばならぬ優先順位のうちで、これまで老後は下のほうにランキングされていたので仕方ないのである。

いったいお金はいくら必要なのか。

「60歳から85歳まで生きたとして、25年間、ひと月の生活費が20万円として…」

電卓に表示された金額を見て驚いた。

何と、6000万円も必要なのである。

若い頃には考えねばならぬ優先順位の128番目くらいであったが、年を追うごとにじわじわと順位を上げ、ふと気がついたらベストテン圏内に入ってきていたのである。

とはいえ、どこをどうすればそんなお金が出てくるのか。

どの本に書いてあったのか忘れてしまったが、宝くじに当たる確率よりも、交通事故に遭う確率のほうが何百倍も高いらしい。

「当たったー」というのが宝くじではなく自動車、が現実なのだ。

くじ運の悪い自分には宝くじには期待できない。

ちょっと真面目に考える必要が出てきた、今日この頃である。

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