浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

みかんの花咲く丘

2014-12-04 | 日々是好日
どうも最近の丘はよくない、と思いませんか。

一時の元気がない。

昔の丘は元気でハツラツとしていた

丘は希望に満ちていた。

それに比べて今の丘は、スッカリ鳴りをひそめてしまったではないか。

昔の歌謡曲には、やたらに丘が登場した。

「丘の上 ひなげしの花で 占うの あの人の心」

「白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国の ああ北国の春」

「飲んで騒いで 丘にのぼれば はるか国後に 白夜は明ける」

などなど。

そうだ、あの頃の歌謡曲は「丘」だらけだった。

まだ他にも「丘を越えて行こうよ」とか「緑の丘の赤い屋根」とか「今日も暮れゆく異国の丘」など歌詞のどこかに「丘」があふれていた。

昔の丘は張り切っていたのだ。

いま丘は疲れきっている。

いつごろから疲れ始めたのだろうか。

それは「住宅団地」あたりにあるのではないか。

富士見ヶ丘団地、夕陽ケ丘団地、緑が丘団地などなど新興住宅地には「丘」の名がつけられることが多かった。

かつて丘は挫折を乗り越え、希望に向かうシンボルだった。

それが次第に生活感あふれる、日常の場へと変わっていったのだった。

丘=団地というイメージになった。

歌謡曲で丘が歌われなくなった理由は、これでハッキリわかる。

このように丘は元気を失ったようだ。

でも「みかんの花咲く丘」のような丘は好きだ。

花じゃなくて実のほうですが(*´∀`*)         

みかんの花が 咲いている

思い出の道 丘の道

はるかに見える 青い海

お船がとおく かすんでる

いぃなぁ、こういう丘にみんなで行ってみたいなぁ

コメント (2)
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