浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

2011えびす・だいこく その4

2011-06-01 | マラソン大会出場記
ゴールの大社神門交通広場。



早朝、美保神社をスタートした1300名あまりのアスリートたちが目指すのが、こちらであります。

浜田屋陸上部のモットーは記録よりも完走、競争じゃなくて共走です。

「えびす・だいこく100キロ」を走ろう!

というささやかな目標ですが、共通の目標に向かって自己責任で練習してきました。

各々実力差はありますが、困った時や苦しいときは助け合って走ります。

タスキの重み、というやつですね。

今年の大会は悪天候で、ひとり100キロの完走率が大きく落ち込んだようです。

まだ正式な記録が発表されてませんが、おそらくひとり100キロの完走率は70%を
下回ると思います。

記録は「えびす・だいこく100キロ」のHPで発表されます。


さあ、マラソン中継の続きです。

55キロ地点の鹿島エイドです。



制限時間内に通過しないと失格になります。

「だいこくさんチーム」は、50キロ地点片句エイドでさっちゃんからスーパーランナーのJちゃんにタスキが渡り、いよいよ爆走モードに突入です。

鹿島エイドに先回りして、Jちゃんの通過するのを待ってましたが、いつまでたってもJちゃんの姿を見かけません。

僕はほんの2~3分、トイレ休憩とエイドでくつろいでいたけど、まさかその間に通過したのでしょうか?

タリバン政ちゃんなどに聞いても、見かけてないと言います。

まさか、どこかで転んで怪我でも…

骨折してたら歩けないだろうし…

などと不安がよぎり、念のためコースをクルマで逆走してJちゃんを探してみることに。

その間いろいろ情報を仕入れ話を総合すると、どうやらJちゃんはすでに通過した模様だ、ということになりまして、ヤレヤレホッとしました。

眼にも止まらぬ速さで走ってたんですね~。

やっぱJちゃんパワーは凄い。

とても病み上がりとは思えません。

しかしですね~、そうなると今度はJちゃんを追っかけることになります。

予定では大野小学校で中継だったので、早く追っかけないとJちゃんの実力からすればそこも通過してしまうかも。

必死で追っかけますが、サポートカーは僕たちだけじゃありません。

対向車とのすれ違い困難な狭い道では、渋滞が発生したりしてなかなか前に進めません。

そんな中、スタートから60キロ地点あたりの横手林道で、ひとり100キロののりさんを発見。

僕たちより1時間早くスタートした、ひとり100キロの鉄人のりさんに、どこで追いつくかとずーと探してましたが、こんなにも進んでたんですね~。

正直驚きました。

「もういっぱいいっぱいの走り」と言うことで、苦しそうでしたが、ガンバレ~のエールを送って僕たちも先を急ぎます。

やっとこさ大野小学校まで追っかけたけど、Jちゃんの姿は見えず。

さらに津ノ森エイド目指して走っていると、やっとJちゃんを発見!

恐るべきハイスピードです。

100人くらい抜いたんじゃないかな?

ここで一気に上位に上がった「だいこくさんチーム」、残り30キロは小刻みにタスキを繋ぎゴールを目指します。


ここでしばし休憩、津ノ森エイドです。



こちらも食料豊富なエイドです。



ここの名物はしじみ汁。



今年も大好評でした。


さてレースもいよいよ佳境に入りました。

Jちゃんからタリバン政ちゃんへ、そして僕からR16さんとリレーして、ラスト5キロアンカーは予定通りさっちゃんです。



8時間以内でのゴールは無理でしょうが、この悪天候を考慮すれば上出来です。

一本のタスキを5人で繋いできました。

筋書きの無いドラマの終焉です。

ゴールテープは5人全員バンザイで笑顔のフィニッシュ。


記録  8時間10分(正式記録がまだ分からないので多分これぐらい)


カスみたいな浜田屋陸上部でも、頑張れば何とかなるものです。

頑張ろう日本!



「えびすさんチーム」も少し遅れての8時間20分(これも多分ですが)でゴールしました。

浜田屋陸上部「えびすさんチーム」「だいこくさんチーム」、無事完走しました~。

怪我も無く全員走りきったことに安堵。

ふぅ~、総監督って結構疲れるんですよね~。


ひとり100キロののりさんが、11時間30分余りでゴールしました。

ゴールしたその場に倒れこんでしまったのりさんに、介護に寄り添うさっちゃん。

僕は胸がジーンとして、目頭が熱くなってしまった…




今年もいろいろあって、最高に面白かった「えびす・だいこく100キロ」でした。

「えびすさんチーム」もいろいろあったそうです。

誰かブログでアップしなさい!って言いましたが、誰もブログを開設してないようなので、詳しくは分かりません(笑)

この大会自体は素朴で派手な面は無いが、運営するスタッフの熱意と情熱がヒシヒシと伝わる素晴らしい大会です。

島根県にはこんな素晴らしいマラソン大会があることをお伝えし、大会報告は終わりといたします。

来年も、また次の年も楽しく走りましょう。



えびす・だいこく バンザイ




コメント (4)
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