浜田屋遼太

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鬼平犯科帳

2009-11-26 | 読書
池波正太郎著 鬼平犯科帳 全24巻



池波正太郎の作品で好きなのが、この鬼平犯科帳シリーズです。

‘鬼平’と悪人たちから恐れられる、火付盗賊改方の長谷川平蔵が、ときにはユーモアをまじえ、ときには鋭い勘を働かせ、凶悪な盗賊を相手に大奮闘するお話は、テレビや映画でお馴染みかと思います。

主人公・長谷川平蔵は実在の人物で、若い頃は盛り場や悪所で酒や女におぼれる暴れん坊でしたが、武士である父の跡とりと決まると「人がちがったような男」となり、特別警察とでも言うべく火付盗賊改方の長官を務めます。

時代劇で代表的な「水戸黄門」は、色恋があまり感じませんが、「鬼平犯科帳」は色恋ヨタ話に平蔵の人情、徹底した仕事ぶりに読者を引きつけますね。

僕は近未来経済を解くような本は苦手、というか買いません。

一時期読んだこともありましたが、その予想が外れるのが殆どで嫌になってしまいました。

その点時代小説はいいですね。

過去の事実に基づいたもの、あるいは人物の小説であれば尚更いいのであります。

かれこれ40年前の作品を読んでも、全く色あせないのが池波正太郎の凄いところであります。
コメント (2)
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