goo blog サービス終了のお知らせ 

浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

新緑の菅谷たたら

2009-04-25 | 鉄の道


菅谷たたらの桂の木も、ご覧のように鮮やかな新緑に、まだ桜の花も残ってました。(昨日撮った写真です)

中国山地の山は今、新緑でいっぱいです。

ところどころに藤の花、山ツツジなども咲き春爛漫であります。

別角度から 

ウグイスさんの唄も賑やかに、奧出雲にも本格的な春の訪れが来ました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽内谷鉄穴流しへの道

2009-04-04 | 鉄の道
今日は斐伊川の源流に当たる船通山の麓へ、水汲みにお出かけです。

船通山は中国山地の島根県東端の山で鳥取県と境を接し、奧出雲の製鉄の歴史や出雲神話とも深いかかわりを持っています。

水汲み場への入口に立つアーチ



この奧にはヴィラ船通山という温泉施設と、源泉掛け流しが自慢の民宿が一軒あり、大人の隠れ家的な雰囲気が漂うスポットであります。

その奧に水汲み場がありますが、詳しいことは内緒にしておきましょう。

知る人ぞ知る所で、休日には水汲みの人たちで順番待ちであります。

今日も朝9時頃に行ったら、すでに先客があり15分程待ちました。

さて、水も汲んだしお家へ帰りましょうか、と思ったけどすぐ近くにある「羽内谷鉄穴ながし」へでも寄ってみましょう。

温泉入口のアーチから鳥取県境方面へ200メートルほど坂を上がると案内板があります。



鳥取県側から車で走っていると、この看板よく分かりますが(ほぼ正面に見えるから)島根県側から走ると斜め左後方にあるため、つい見逃してしまいそうです。

そしてここが「鉄穴ながし」の現場です。



いつ来ても、人っ子一人いないスポットでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の菅谷たたら

2009-03-29 | 鉄の道


今日の菅谷たたら。

まだ雪が残っていた2月末の菅谷たたら。



ここ数日気温の低い日が続いていたので、桂の芽吹きもあまり進んでいないようです。

本当の見頃は4月に入ってからでしょうか?

R54掛合町のパーキングにあった看板です。



菅谷たたらのすぐ近くでは尾道松江線の高速道路の工事が進んでおります。

開通はまだ当分先でしょうが、こんな看板にも菅谷たたらが登場しておりました。

この看板のような景色を、是非見たいものであります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菅谷たたらに春が来た

2009-03-25 | 鉄の道


菅谷たたらの桂の木が芽吹き始めました。(昨日の写真です)

まだ完璧な見ごろじゃないけど、たたらの炎の如く赤く燃えるような色合いになりつつあります。



近くで見るとこんな感じ

枝の先が赤くなっているのが分かるでしょう。

次の日曜日あたりが一番の見ごろとなるかな?

ほんの3日間ほどしか見ることのできない桂の芽吹き、チャンスがあればもう一度訪れたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桂の芽吹き まだでした

2009-03-20 | 鉄の道


「菅谷たたらと桂の木」の様子を伺いに行ってきました。

しかし芽吹きには、まだチョット早かったようであります。

赤い芽が出かけてはおりますが、まだきだ固いようです。

 ちょいと分かりにくいかな?

あいにくの雨模様だったので、ご覧のような写真になってしまいました。



3月末か4月はじめにもう一度訪れたいと思います。



所変わって斐川町の荒神谷史跡公園の桂の木。



花は散り、新芽も赤色から緑色に変わりつつ…、天気も晴れています。

やはり奧出雲と当地とでは、気温差がかなりあるようですね。

桂の木の芽吹きは、まるでたたらの炎のようだといいます。

今でもたたら跡を探す時は、桂の大木を探しているそうです。

まさに桂の木は、たたら製鉄のシンボルであります。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春を待つ 菅谷たたら

2009-02-28 | 鉄の道


2月18日に紹介しましたが、菅谷たたらと桂の木の現場を覗いてきました。

中央の大木が桂です。

桂の木の手前は、水車を動力としたいわば送風機。

奧の建物が、云わばたたらの製鉄所であります。

まだ雪が残る奧出雲の山奥に、ひっそりとたたずむ古き良き日本の原風景。

桂の木が芽吹くのは4月初め頃、ほんの3日間くらいが見ごろだそうです。

たたらの炎の如く赤く燃え上がる風景、待ち遠しいですね。

興味ある方は是非どうぞ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菅谷たたらと桂の木

2009-02-18 | 鉄の道
2月16日付、地元ローカル紙の記事より抜粋したものです。


雲南市吉田町にある「菅谷たたらと桂の木」が第16回しまね景観賞の大賞を受賞した。

全国で唯一残っている高殿式のたたらの建物は、檜皮ぶきの屋根が特徴的。

山あいの自然に溶け込み、懐かしい風景になっている。

その景観に欠かせないのが桂の木。

高殿と一体になり、枝を大空に広げて彩を添える。

樹齢200年、樹高20メートルの巨木で、たたら製鉄のシンボルとして大切にされてきた。

たたらに従事する人々は、山中で桂を見つけても、決してきらなかったという。

聖樹である菅谷たたらの桂の木は、春先にまず美しい紅色の花をつけ。3、4日するとえび茶色の新芽が出る。

新芽はやがて緑色となり、9月末には落葉する。

特に4月初めの芽吹きは、枝先からたたらの炎が燃え立つような赤に包まれるという。

景観賞大賞を受賞した今年は、見学者が一挙に増えるのではないか。

たたらの展示もしている出雲市大社町の古代出雲歴史博物館には、桂の並木道が整備されている。

たたらを意識した並木で、樹高6メートルの若い桂が、入口附近に60本近く植わっている。

こちらの開花時期は3月終わりごろ。

すでに黄砂がやってきたから、今年の春の訪れは早そうだ。

桜に先立って咲く桂の花を見に出かけようか。

花期が短いので花便りが気にかかる。



昨年4月初めの菅谷たたら



写真左手の大木が桂です。

その時は、桂の木がそんなに素晴らしいことなど知らず、この写真のみ。



昨年7月、古代出雲歴史博物館の桂の並木道

今年はたたらのシンボル、桂の芽吹きの写真を必ず撮るぞ~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

段たたら跡

2008-12-22 | 鉄の道
雲南市大東町から奧出雲町へ行く途中にある「こぶしの里」です。

道の駅のように、トイレ休憩したりする場所といった感じです。

こぶしの花が咲く山里だから、この名がついたのでしょうか?

北国の春」の歌詞にあるように、「こぶし咲く あの丘北国の 北国の春」とまさに日本の故郷のような桃源郷であります。

野菜の100円ショップとか農産品販売のお店もあります。

相変わらず背中を丸めたオバサンは、僕の母ちゃんであります。

一緒になって20年、昔は純情でしたが今は酒癖が悪いのが難点です。





ここで見かけたのがこちらの看板。






たたら跡がそこらじゅうに沢山あったのでしょう。

古代出雲の鉄文化が、こんなところにもあったんですね。

ちょっと驚きでした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽内谷鉄穴ながし

2008-12-17 | 鉄の道
今日は僕も母ちゃんもお休みだったので、久しぶりに二人っきりでデートです。

向かった先は中国山地の奥深く、斐伊川の源に程近い船通山の懐にある水汲み場であります。

家で炊くご飯とお茶は全てここで汲んだ水を使っています。

100円を入れると約200リットルあまりの清水が出ます。

今日はピッタシ200リットルほど汲んで帰りました。



帰りに寄った所がこちらの「羽内谷鉄穴ながし」です。

真夏に訪れた時は草ボーボー状態でしたが、今日は雑草も無く、また好天に恵まれ絶好のデート日和であります。(しかし、こんな所でデートというのもどうかしてますな~)





樋という部分(砂鉄の溜まるところ)から順に上流部へ歩いて見ましょう。



中池から大池と呼ばれる所。

背中を丸めて歩くのは、母ちゃんであります。

当ブログ初登場、ただのオバサンであります。





第一出切の部分で途切れてしまいました。

本来はもっと川の上流部まで続いていたのでしょうが…




鉄穴ながしは、砂と砂鉄の比重差を利用した仕掛けになっているようです。

川からきれいな水を流したり、流れを二手に分けたりして砂鉄を採っていたのでしょうね。



先人たちの知恵と努力によって栄えた「たたら製鉄」の原材料確保の現場でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

可部屋集成館

2008-10-03 | 鉄の道
たたら製鉄が繁栄した奧出雲の鉄師御三家のうちのひとつ、桜井家に代々伝えられてきたものを集成した歴史資料館であります。

広島県境に程近い、奥深い山のなかにありますが、古代から「鉄づくり」に携わった歴史と栄華のようすが公開されています。

付近一帯は渓流、樹林など自然がおりなす景色が美しく、四季折々に楽しめる散策コースになっています。

紅葉の頃行くといいでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする