goo blog サービス終了のお知らせ 

浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

田儀櫻井家たたら跡

2010-05-20 | 鉄の道
奧出雲の鉄師御三家のうちの桜井家(可部屋)、奧出雲町仁多阿井地区を拠点とする銘家ですが、かつて出雲市多伎町の山あいでも、たたらの炎を燃やしていたそうです。



JR田儀駅から少し西側、R9の仙山峠への登り口を南へ5キロほど入った所。

田儀小学校の横を通過し、看板どおりに進むとあります。

明治15年(1882)ここから出火、山内70戸が全焼し再起の力を失った所。



昔の面影は全くありませんが、随所に看板が立っております。



草ボーボーで、マムシに襲われそうなのでチョット怖い。

たたら製鉄の神さま、金屋子神社は健在でした。

総本山は安来市広瀬町にありますが、全国には2000あまりの分家があるそうな。



チョット寄ってみましょう。

たたら製鉄跡地には、必ず川がありますね。

砂鉄を採るためには、川の流れを利用して鉄穴(かんな)流しの工程があるからでしょう。

清流でした  

Ohすごい階段、角度が強烈で上からロープが下ろされております。



昔の人は足腰が強かったのでしょう。

僅かに昔の面影を残す住居跡の石垣。



今ではひっそりとした山に埋もれ、訪れる人も無い所であります。

人に代わってカエルさんが元気に暮らしております。



今晩も美しい音色で、大合唱してることでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桂の木 3連発

2010-03-28 | 鉄の道
国の重要有形民俗文化財に指定されている菅谷たたらで、26日から3日間「芽吹きまつり」が開かれております。

今日はその最終日、本来は遼太くんのサッカー大会のお供で丸一日つぶれる予定でしたが、昨夜から発熱があったので大会出場は失礼し、急遽時間が空いたので出かけてみました。

桂の木は樹齢約200年で高さ20メートル、幹廻り4メートルの巨木。

春を告げる「炎の神木」として知られています。

今日の菅谷たたら

       

うっすらと赤みを増し、燃えるような姿が間もなく見頃を迎える桂の木ですが、26日から雪が降り気温が下がったことで、花が開いて木全体が赤みを増すのが遅れているようです。

近くの空き家では、地元の方が手打ちそばの他、香り高い桂の葉を使ったオリジナルの焙煎桂茶「黄金茶」なども販売しています。

芽吹きの見頃は今週中ごろでしょうか?

残念ですが、今年は菅谷たたらの桂の木の芽吹きには、ご縁が無かったようです。

菅谷たたらの桂の木が芽吹いてなかったので、大東町海潮温泉近くにある桂の大木へ寄ってみました。

案内板  

あまりの巨木、全体を撮るには50メートルぐらい離れて写します。



こちらの桂の木は、うっすらと赤みがありました。

分かります? 

物のついでに出雲大社のお隣、古代出雲歴史博物館の桂の木も見に行きました。



こちらはすでに芽吹きは終わり、緑がかった葉になっております。



桜の開花も発表された当地ですが、奧出雲の菅谷たたらに海潮温泉、それに大社の桂の木には、それぞれ芽吹きの時間差がありますね。

本日各地、桂の木でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芽吹きは1週間後

2010-03-20 | 鉄の道
今日の菅谷たたら



朝から車を飛ばし行ってみました、が…

桂の芽吹きはまだでした  

枝先が赤くはなっていますが、本格的な芽吹きは地元の方によると1週間後ぐらいだそうです。

しかし今日のように異常に暖かい日は、夕方頃からでもイッキに芽吹くこともあるそうです。

芽吹きの見頃はほんの2~3日、芽吹きの時の気温が低いともう少し見頃が長くなるそうです。

1週間後は都合が悪くて再び訪れるのは難しいですね。

桂の木の近くにあった案内板



2008年島根景観大賞の菅谷たたらと桂の木。

今日は残念ながら、燃えるような芽吹きは見れません。



まだ残雪残る菅谷たたらでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜前線より気になる桂の芽吹き

2010-03-18 | 鉄の道
当地ももうすぐ桜が開花しそうです。

桜の開花をお待ちのお方が多いとは思いますが、僕は桜の開花前にある、桂の芽吹きのほうが楽しみであります。

昨年3月20日の菅谷たたらの桂の木



例年この時期に、たたらの炎の如く燃え上がるような赤い新芽が芽吹く桂の木。



今年もそろそろ芽吹きの時期です。

芽吹きの見頃は、ほんの2~3日しかありません。

桂の木に夕日が当たる時間帯が最高だそうな。

菅谷たたらへなかなか行けなくてストレスがたまりますが、土日月と連休なので寄ってみたいと思います。。

いいタイミングで芽吹きの画像が撮れればいいですが。

行ってみないと分かりませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪残る菅谷たたら

2010-02-22 | 鉄の道


雪が残る、春まだ遠しの菅谷たたら。

今日は近くに用事があったので、足を伸ばして寄ってみました。

雪が解け桜が咲く前には、たたらのシンボル桂の木が芽吹きます。

今年もその一瞬を、とらえたいものであります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たたら製鉄とマラソン

2009-10-30 | 鉄の道


なかうみマラソン大会の発着点、和鋼博物館です。

明後日11月1日、遼太くん2キロの部に出場します。

ケラ  

たたら製鉄で製造された鉄のインゴット、金の母と書いてケラと読み日本刀などの原材料となります。

館内はたたら製鉄に関する資料などを紹介しております。

これも鉄の塊  

中海沿いに建つ博物館を出て、湾岸道路から見た秀峰大山。



ドジョウすくいとハガネの街、安来の観光スポットでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉄の彫刻美術館

2009-09-28 | 鉄の道


中国地方では古くから「たたら製鉄」が盛んに行われ、中でも奧出雲地方で産出される鉄は、質・量ともに群を抜いていました。

そんな奧出雲のR314沿い、広島県境に程近い道の駅おろちループに鉄の彫刻美術館がオープンしてました。



玄関脇にある鋼鉄で出来たモニュメント。





美術的センスに乏しい僕は、あまり興味が湧きませんが、芸術がお好きな方は是非どうぞ。

入場無料ですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹崎のカツラ

2009-09-17 | 鉄の道


奧出雲にたたら製鉄法をもたらした金屋子神が、白鷺にのって降りたと伝えられる桂の木を、この地方では昔からご神木として大切にしてきました。

中国山地の奥深く船通山の麓、斐乃上温泉の近くに桂の巨木があると聞き、先日出かけてみました。

登り口 

草刈もバッチリされ、快適なハイキングコースです。



途中休憩できるベンチまでありますね。



赤松の大木が、マツタケも生えそうです。

600メートルほど歩くと、鬱蒼とした森の中に桂の木が…



樹齢  推定300年

樹高  34メートル

根元廻り  16メートル



あまりにデカくてカメラに収まりません。

昔この地でたたら製鉄をしていたのでしょう。

対面の山には、こんな施設が



この施設の下流には、羽内谷鉱山かんな流し本場があります。

ここらの山一帯で、たたら製鉄が盛んだったことを知ることができますね。

天然記念物、竹崎のカツラでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

隠地たたら跡

2009-09-10 | 鉄の道


奧出雲町大谷にある絲原記念館から程近いところに、こんな看板が

たたら製鉄の跡地に違いないと思い、探していると



何やら草むらの中に案内板があります。

入口と思われる箇所です。



しかし…

イノシシ除けの電線?



オマケに草ボーボー、マムシにでも噛まれイノシシ除けで感電して、この場で動けなくなったらどうしよう…

という事で、冒険せずに逃げるアホなオジサン(僕のことですが)でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たたらのご神木 桂の木

2009-06-10 | 鉄の道


雲南市吉田にある「鉄の未来館」からトンネルを越え、深野方面へ行く途中にある桂の木です。

深い山あいを走る林道の脇にそびえる桂の木、案内板がありました。



桂の木は根元から上へと幹が幾つにも別れ、芽吹きの頃は赤い新芽でそれはもうまるでたたらの炎のように見えます。

今はグリーンシャワー 

ひっそりとした山あいに、静かに佇むたたら製鉄のご神木、桂の木でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする