
えびす・だいこく100Kマラソン大会事務局から完走賞が届きました。
他のマラソン大会の記録証とは違い、分厚い紙で賞状のような立派な完走賞ですね。
一緒に走った仲間のR16さん、タリバン政ちゃん、Jちゃんの名が刻まれています。(100円ライターの下に)
2週間前の日曜日、4人で島根半島の東端から西端までタスキを繋いだ証であります。
ゴール地点でラストスパートするタリバン政ちゃんの雄姿も送られてきましたよ。

マラソン大会で、走っている本人では絶対撮れない写真が届けられるのは、この大会だけだと思います。
ここで同封されていた大会事務局からの挨拶文を、原文そのまま紹介します。
先日は「えびす・だいこく100Kマラソン」に参加頂き、有難うございました。
お陰さまで、今年の参加者も過去最高を更新しました。
大会を運営するにあたり安全面や円滑な開催を心がけ準備して参りましたが、皆様のご協力のお陰で大きな事故も無く、無事大会を終えることが出来ました。
今年で17回目を迎えた大会でしたが、過去多くの完走を果たしたお馴染みの顔やウルトラマラソン自体が初めての方、大会結果から見るとかなりの実力をお持ちの方、また気の合った仲間で楽しそうに走っておられる方など様々な皆様にお会いすることが出来ました。
多くの皆様が様々な目標をもってそれぞれの走りを披露しておられましたが、閉会式の際に当協会長の言葉にもありましたように残り数キロの国道431号線、傍から見れば疲れ果てボロボロになった姿にも、その目の奧にそれぞれのゴールが見えたような気がしました。
まさに大きな勇気と感動を与えて頂きました。
当大会も皆様のお陰で、開催回数、参加者数ともに増え徐々に大会規模も大きくなり良くも悪くも注目度が増して参りました。
今後とも皆様に安心して参加出来る大会を目指し工夫・改良を重ねていきたいと考えております。
どうか皆様も今後とも精進を積まれ、またお目にかかれることを楽しみにしております。
有難うございました。
完走賞は、チームの代表にしか送られないので「だいこく浜田屋陸上部」で一緒に走ったR16さん、タリバン政ちゃん、Jちゃん、この場を借りまして報告させていただきます。
その節は本当にありがとう、そしてお疲れ様でした。
また一緒に楽しみながら走り、そして宴会で盛り上がりましょう。
浜田屋陸上部 乾杯 じゃなくて バンザイ
やれやれ、これで当面「浜田屋陸上部」は廃部の危機を乗り越えたようであります。


ゴール地点の大社神門交通広場。
ここを目指して早朝6時、美保神社をスタートした「だいこく浜田屋陸上部」は中盤に思わぬハプニングはありましたが、残り9キロを走ればゴールです。
Jちゃんだから安心して任せられる、と何の不安も無くゴール手前2キロ地点へ移動し、Jちゃんを待ちます。
このままのペースで行けば8時間切りでフィニッシュできる、

ところが…
Jちゃんがなかなか来ません。
遅いな~、変だなぁ、まさか何かあったのかな?
と、だんだん不安と心配の気配が濃厚になってきました。

念のため走ってきたランナーに聞くと、何でもJちゃんが足を引きずってるとの情報が。

緊急事態発生にタリバン政ちゃんも急遽いつでも走る体制に、僕も車でコースを逆走しJちゃんを迎えに行きます。
何の不安も無くJちゃんだから大丈夫、とタカをくくったのが失敗でした。
Jちゃんは午前に難コースを27キロも走ったうえに、予定外でまた走ってもらったので膝を痛めてしまいました。
足を引きずりながらでもタスキを繋ぐ彼を見たら、思わず目頭が熱くなります。
欲をだして7時間台フィニッシュだ~などと、はしゃいだ僕の責任です。
もう少し手前でサポートするべきでした。(Jちゃんゴメンナサイ)
それでも何とかR16さんにタスキリレー、タリバン政ちゃんもR16さんと並走してゴールを目指しております。
僕はJちゃんを乗せ、一足早くゴール地点へ向かい、アンカーのお出迎えです。
1本のタスキが仲間で助け合って繋がりました。
長いようで、アッという間のドラマの終焉です。
結局アンカーはタリバン政ちゃんが務め、ドえらい馬力でゴールテープを切りました。
記録 8時間00分31秒
順位 13位(4人グループの部54チーム中)
総合では38位(206チーム)
結果はご覧のとおり、あと一歩で8時間切りでしたが、記録よりもタスキを繋いだことが何よりも嬉しいですね。
記録にこだわれば、それなりの作戦を立てれば可能でしょうが、そこまでしなくてもいいでしょう。
明るく、楽しく、朗らかにがモットーの浜田屋陸上部。
今年も「えびす・だいこく100K」を楽しく共走しました。
鯛を抱えたえびすさま

めでたし


何故か一人欠けてますが「えびす浜田屋陸上部」も歓喜のゴール。

にぎやかオジサンの息子Tくんは、トイレに行ってたそうな。
肝心な時に行方不明になるTくん、ねこ科の動物かな?
「えびす浜田屋陸上部」は
記録 7時間47分41秒
順位 14位(5人グループの部120チーム中)
総合では29位でした。
立派な成績でしたね。



当陸上部新加入のAくんが、第一走者として




最後に皆でまた写真。

来年もこのメンバープラス数名で参加するでしょう。
大会自体は素朴で派手なものはありませんが、スタッフの熱い思いが伝わってくる素晴らしい大会だと思います。
島根県には、こんなに楽しく走れる素晴らしいマラソン大会があることをお伝えし、大会報告を終わりとします。
えびす・だいこく バンザイ
津ノ森エイドからスタートする僕は、そろそろ
アップをしなければ。
と思いまして、走るスタイルに着替え準備をしていると、R16さんが大野小学校エイドに入ってきました。
が…
? ?
何故かタスキを外しています。
強烈な山越えで故障でもしたのかな?
でも、いたって元気そうだな~。
などとボンヤリしていると僕にタスキを渡そうとします。
替わりますか?替わる?ホントに替わる?
と何度か聞きますが、聞こえてない様子。
何となくタスキをもらったので、心の準備もないままスタートです。
後で聞くとR16さんの勘違いで、中継ポイントを間違えただけですが、タスキをもらったからには走ります。
しかし…
準備が不充分で調子がでません。
大野から津ノ森までは緩い下りですが、ついついオーバーペース。
身体が温まった頃には早くも苦しくなってきました。
こりゃぁいかん、スピードを落とさなければ、と思いますがこれがなかなか難しい。
本番となるとついつい力が入って無理をします。
5キロあまり走ったころから、やっと安定してきました。
いける所まで行くしかないですね
。
園エイドで調子を聞かれましたが、次の平田駅前のエイドまで行くことを告げ走ります。
しかし走り始めのオーバーペースが徐々に響いて足が重い重い。
個人の部のランナーを2人抜きましたが、団体の部のランナーに4人抜かれてしまいました。
やっとこさ平田駅前まで走るとタリバン政ちゃんが待っています。
迷わずタスキを渡し、僕は
ギブアップ。
次のエイドまで7キロあるのは知ってたし、走れる力は残っていましたが、これまでのタイムがいいので、実力の有る仲間に希望を託します。
残り16キロはタリバン政ちゃんとJちゃん、R16さんで小刻みなリレーでゴールを目指す作戦に変更です。
91キロ地点でタスキはJちゃんに。
残り9キロ
朝方は寒いくらいの天気でしたが、
昼前から暑くなってきました。
午前には27キロ走ったJちゃん、ゴールまで残り2キロ地点まで走りR16さんにタスキリレーする予定で出発です。
ところが、この先予想だにしないアクシデントが…
…
つづく

と思いまして、走るスタイルに着替え準備をしていると、R16さんが大野小学校エイドに入ってきました。
が…
? ?
何故かタスキを外しています。
強烈な山越えで故障でもしたのかな?
でも、いたって元気そうだな~。
などとボンヤリしていると僕にタスキを渡そうとします。
替わりますか?替わる?ホントに替わる?
と何度か聞きますが、聞こえてない様子。
何となくタスキをもらったので、心の準備もないままスタートです。
後で聞くとR16さんの勘違いで、中継ポイントを間違えただけですが、タスキをもらったからには走ります。
しかし…
準備が不充分で調子がでません。
大野から津ノ森までは緩い下りですが、ついついオーバーペース。
身体が温まった頃には早くも苦しくなってきました。
こりゃぁいかん、スピードを落とさなければ、と思いますがこれがなかなか難しい。
本番となるとついつい力が入って無理をします。
5キロあまり走ったころから、やっと安定してきました。
いける所まで行くしかないですね

園エイドで調子を聞かれましたが、次の平田駅前のエイドまで行くことを告げ走ります。
しかし走り始めのオーバーペースが徐々に響いて足が重い重い。
個人の部のランナーを2人抜きましたが、団体の部のランナーに4人抜かれてしまいました。
やっとこさ平田駅前まで走るとタリバン政ちゃんが待っています。
迷わずタスキを渡し、僕は

次のエイドまで7キロあるのは知ってたし、走れる力は残っていましたが、これまでのタイムがいいので、実力の有る仲間に希望を託します。
残り16キロはタリバン政ちゃんとJちゃん、R16さんで小刻みなリレーでゴールを目指す作戦に変更です。
91キロ地点でタスキはJちゃんに。
残り9キロ

朝方は寒いくらいの天気でしたが、

午前には27キロ走ったJちゃん、ゴールまで残り2キロ地点まで走りR16さんにタスキリレーする予定で出発です。
ところが、この先予想だにしないアクシデントが…

つづく

15キロ地点の片江エイド

10キロ地点、七類のメティオプラザ前を45分で通過したタリバン政ちゃん。
サポートカーで走路の要所に車を止め、応援したり調子を聞いたりして追いかけますが、政ちゃんは絶好調。
15キロ地点
力強い走りで駆け抜けます。
十分余裕があるので、一足先に中継ポイントの笠浦エイドで待つことに。
笠浦エイド
冷たいコンビニおにぎりとは違い、手で握った温かいおにぎりや、イカ焼き、みそ汁に沢山のフルーツ類が並ぶ豪華なエイドです。
ランナーたちの朝食タイムと重なるので、大変ありがたいですね。

みそ汁
炭火焼きのイカ、う~ん朝から
ビールが欲しいワイ。

小さな漁村の真心こもったエイドであります。
さて、タリバン政ちゃんは23キロ地点の笠浦に1時間43分で入ってきました。
恐るべきハイペース
2番手のJちゃんにタスキを繋ぎます。
Jちゃんは「だいこくさんチーム」のスーパーエース、その実力はタリバン政ちゃんより遥かに高く、前半にどれだけ貯金ができるか?楽しみであります。
新緑のチェリーロード
力強い走りで中継ポイントの片句エイドを目指します。
この区間はチェリーロードと片句の山越えがあり、非常に厳しいコースです。
特に片句の山越えは、島根原発裏の稜線を走るコースで右手には原発、左手は宍道湖側が望めるコース。
Jちゃん、44キロ地点の御津エイドでシューズを履き替え、片句の山越えに挑みます。
シューズを履き替える所など、さすが、並みのランナーじゃないですね。
50キロ地点の片句エイド。

ここでも何でも有りの素晴らしいエイド、ちょうど中間点にあたります。
JちゃんからR16さんへとタスキを繋ぎます。
快速Jちゃんが入ってきました。
さすがに二箇所の山越えと27キロを走破し、お疲れですが、ここまでのタイムは3時間37分。
驚異的
なタイムで前半50キロを通過しました。
前半にたくさん貯金を作ってもらったので、後半はその貯金をいかにキープするかが鍵ですね。
3番手のR16さん、気合充分でスタートしました。
55キロ地点、鹿島エイド。

選手通過のチェックポイントでもあります。
通過した選手の数がまだ少ないですね。
と、言う事は僕たちのグループはトップグループに近い、と言うことであります。
前半にたくさん貯金を作ってもらったので、各エイドの駐車場は空いてるし、食べ物飲み物も殆ど手付かずのような所もあります。
昨年の混雑、渋滞を思えばウソのようにスムーズであります。
これもタリバン政ちゃんとJちゃんのお陰であります。
鹿島エイドを過ぎると後半の難所、横手林道と才の神峠越えが控えています。
粘り強い走りのR16さん、この難所を歩くこともなくクリア。
ガンバレ~
一番キツイ所で前を行くランナーを抜くとこなんて、さすがであります。

コースにはこんなメッセージが


日本海側から宍道湖側へと駆け抜けたR16さんを、次の中継ポイント津ノ森の4キロ手前、大野小学校エイドで待っていると、思わぬハプニングが起きるのでした…
つづく


10キロ地点、七類のメティオプラザ前を45分で通過したタリバン政ちゃん。
サポートカーで走路の要所に車を止め、応援したり調子を聞いたりして追いかけますが、政ちゃんは絶好調。
15キロ地点

力強い走りで駆け抜けます。
十分余裕があるので、一足先に中継ポイントの笠浦エイドで待つことに。
笠浦エイド

冷たいコンビニおにぎりとは違い、手で握った温かいおにぎりや、イカ焼き、みそ汁に沢山のフルーツ類が並ぶ豪華なエイドです。
ランナーたちの朝食タイムと重なるので、大変ありがたいですね。

みそ汁

炭火焼きのイカ、う~ん朝から


小さな漁村の真心こもったエイドであります。
さて、タリバン政ちゃんは23キロ地点の笠浦に1時間43分で入ってきました。
恐るべきハイペース

2番手のJちゃんにタスキを繋ぎます。
Jちゃんは「だいこくさんチーム」のスーパーエース、その実力はタリバン政ちゃんより遥かに高く、前半にどれだけ貯金ができるか?楽しみであります。
新緑のチェリーロード

力強い走りで中継ポイントの片句エイドを目指します。
この区間はチェリーロードと片句の山越えがあり、非常に厳しいコースです。
特に片句の山越えは、島根原発裏の稜線を走るコースで右手には原発、左手は宍道湖側が望めるコース。
Jちゃん、44キロ地点の御津エイドでシューズを履き替え、片句の山越えに挑みます。
シューズを履き替える所など、さすが、並みのランナーじゃないですね。
50キロ地点の片句エイド。

ここでも何でも有りの素晴らしいエイド、ちょうど中間点にあたります。
JちゃんからR16さんへとタスキを繋ぎます。
快速Jちゃんが入ってきました。
さすがに二箇所の山越えと27キロを走破し、お疲れですが、ここまでのタイムは3時間37分。
驚異的

前半にたくさん貯金を作ってもらったので、後半はその貯金をいかにキープするかが鍵ですね。
3番手のR16さん、気合充分でスタートしました。
55キロ地点、鹿島エイド。

選手通過のチェックポイントでもあります。
通過した選手の数がまだ少ないですね。
と、言う事は僕たちのグループはトップグループに近い、と言うことであります。
前半にたくさん貯金を作ってもらったので、各エイドの駐車場は空いてるし、食べ物飲み物も殆ど手付かずのような所もあります。
昨年の混雑、渋滞を思えばウソのようにスムーズであります。
これもタリバン政ちゃんとJちゃんのお陰であります。

鹿島エイドを過ぎると後半の難所、横手林道と才の神峠越えが控えています。
粘り強い走りのR16さん、この難所を歩くこともなくクリア。
ガンバレ~

一番キツイ所で前を行くランナーを抜くとこなんて、さすがであります。

コースにはこんなメッセージが



日本海側から宍道湖側へと駆け抜けたR16さんを、次の中継ポイント津ノ森の4キロ手前、大野小学校エイドで待っていると、思わぬハプニングが起きるのでした…
つづく


「えびす・だいこく100K」のスタート地点、美保関。
天候は曇り、東風で少し肌寒い気温です。
17回目をむかえるこの大会、今年は1200名以上の参加者で早朝から賑やかであります。
日本航空と合併前の、日本エアシステムの幟がこの大会の歴史を物語る。
レインボーカラーのJAS

2度目の参加となる浜田屋陸上部、今年は5人グループの部で「えびす浜田屋陸上部」、4人グループの部では「だいこく浜田屋陸上部」でエントリー、スタート前に全員で記念撮影。
美保神社前にて

5時30分、個人の部がスタート。

334名の勇者が出雲大社目指して

つづいて6時には2~4人グループの部がスタート。

「だいこく浜田屋陸上部」の第一走者は、もちろんタリバン政ちゃんであります。
この日のために

中継ポイントは笠浦エイド、23キロ先であります。
どれくらいのタイムで入ってくるでしょうか?
にぎやかオジサン率いる5人グループの「えびす浜田屋陸上部」は6時30分スタート。
僕たちは一足お先に出発です。
デハデハ、行ってきます。
つづく…
