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浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

勝負パンツ

2021-11-27 | 定年波止場

勝負パンツはよく耳にしていた。

女の人が何回目かのデートのあと、「今日は勝負に出るぞ」というときにはいて出かけるパンツのことを言う。

勝負パンツは語感がいい。

キリリとしていて、はき終わって立ったその立ち姿を想像すると、なんだか勇ましくなんだか頼もしく、雄姿、という言葉がぴったり当てはまる。

勝負パンツに次いで、勝負飯というものも日本には古よりある。

いざ出陣、ということになると赤飯を炊いて食べる。

プロ野球の選手は、いざ開幕という日の朝は、尾頭つきの鯛で祝うという。

高校野球では試合の前夜、トンカツで出陣を祝い勝利を共に祈念する。

勝負飯の風習は誰にもある(ような気がする)。

勝負パンツではないが、寒くなるとスパッツを履く。

いわゆるステテコといいましょうか、防寒対策である。

それを表裏ではなく、前後ろを逆に履いていた。

夜、入浴の際に気づいていささかショックを覚えた。

前夜から履いていたことは明らかである。

日中、お尻のあたりがスカスカするなぁ、とは感じていたが、まぁそれほどの違和感を感じず、夜になって脱ぐようになって初めて気がついたしだい。

かなりヤバイぞ。

知らず知らずのうちに認知症が進む。

だがまだ気づいただけでもマシか。

などと思うのであります。

 

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デジタル遺品

2021-11-11 | 定年波止場

死後、スマホ決済サービスの残高などが家族に知らされないまま放置されている事例が出始めている。

「デジタル遺品」と呼ばれ、誰もが直面する課題になる。

残された家族が困らないように、スマホの画面ロックを解除できるパスワードだけでも残しておけば、10秒でできる終活だ。

これからの終活で重要なのは、デジタル遺品を残さないことかもしれない。

 

 

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家の匂い

2021-11-09 | 定年波止場

ただいま~、と帰って靴を脱ぐとそれぞれの家の匂いを感じるはずだ。

、今日の晩御飯は煮込みハンバーグに違いない。

また別の日は、カレーの日ということになったり、おでんの季節になったりすると牛スジの匂いがしたりする。

これを楽しみに家路につく「おとうさん」たちがいかに多いことか…

察するに余ります。

洗面所やお風呂場にも歯磨きや入浴剤の匂いがしたりして、これがしないと帰ってきた気がしない…

家に帰れば電気がついていて風呂が沸いている。

晩御飯も座っていれば当然の如く目の前に並ぶ。

あまりにも当たり前の日常ではあるが、少し反省と感謝の意味を兼ねて同居ババにお金を渡す。

各家庭の匂いというものは当然それぞれ違うけど、シルバー世代にもなると、これがほんのささやかなシアワセだったりするのであります。

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豆腐

2021-10-29 | 定年波止場

豆腐はそれ自体でうまいが、おでんも、鍋も、すき焼きも脇役として欠かせない。

脇役だが最後はいろんな味を吸って、一番美味しいものになる。

やわらかく純白の姿は、清浄に生まれてきたはずの我が身だ。

それが人生のいろいろを吸収し、ほのかに色もついて豊かな味になっている。

「肉はいらないから、最後の豆腐はくれ」という中高年男は多い。

その豆腐が主役となるのが「湯豆腐」だ。

昆布を敷いた鍋に豆腐を沈めて、温まるだけ。

単純なだけに味わいは奥深く、飽きない。

長い人生にたどりついたのはこれだったか。

これからは湯豆腐だ。

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講釈タレ

2021-10-27 | 定年波止場

歳をとると挨拶好きがいて、集まりなどで指名を受ければ嬉々として登壇。

まず自己紹介を丁寧に、世相分析、エピソード、格言引用など「思うに」からはじまって延々と続く。

「長くなりましたが」でようやく終わると思うと「最後にひとつ」とまたはじまる。

主題(祝辞とか)を外れて、何のために喋っているかわからず、みなが飽きているのにも気づかない。

なかには妙にもの慣れて、受け狙いのユーモアや気の利いたつもりのシャレを入れ、さも名スピーチであるかのようにひとりで酔っているものもいる。

だがみんな知らぬオッサンの名士気取りの独演など聞きたくもない。

挨拶は「言うべき人が、言うべき場所で、言うべきときに、言うべきことを言う」ものだ。

短ければ短いほどよく、その人の「本来わきまえた人格」が発した平凡な言葉を、平凡こそ本当だなあ、と思わすのが挨拶だ。

機智の利いた挨拶はすべて二流と心得る。

このたびの国政選挙で、どこまでバラ撒き合戦の公約をするのか。

ツケ(借金)だけ残すのは、我が懐から出た銭(税金)ではないので、あとは知らないよと若者たちに任せている気がしてならない。

日本沈没を招くのは、今のバカタレ政治家たちなのである。

そんな人は基本的に信用しないことにしている。

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孫の手

2021-10-25 | 定年波止場

いま日本は老人の全盛期である。

日本中、どこへ行っても老人だらけ。

日本の人口の4人に1人が65歳以上の高齢者という時代になった。

これから商売を始めようとする人は、当然老人相手の商売ということを考えなくてはならない。

バブルの時代は若者の全盛期だった。

商売相手は若者だった。

若者はクルマを欲しがっていたので、クルマが商売になった。

いま老人は何を求めているのか。

バブルの時代と違ってクルマのような高額商品は望むべくもない。

まして年金老人は金を持ってないので、とりあえず小型商品ということになる。

老人が欲しがり、かつ値段が安い商品。

とりあえず孫の手が商売になるのではないか、と提案したい。

商売になる、ということは産業になる、ということである。

孫の手を買おうと思ってもデパート、コンビニに売ってなく、かろうじて観光地の土産物屋の店頭で、木刀などと一緒に並べられている粗末な竹製のものしかない。

だがやがて、コンビニの店頭の一番目立つところに孫の手が林立する日がやってくるのだ。

竹製だけでなく、桂、黒檀、屋久杉などの銘木製。

アモルファス、タングステン、チタンなどゴルフのクラブ並みの高級品が続々と登場する。

握り手のところが銀で数十万円、などというブランドものも出てくる。

これから先、老人は増えるばかりだ。

ゴルフ人口は減る一方だが、孫の手人口は増加の一途をたどる。

一人で二本、いや五本セット、痒い場所によってウッド、アイアンと使い分けるフルセットを持つ老人も増えてくる。

市場を世界に広げてみよう。

老人は世界的にも増加中だ。

日本の孫の手は掻き味がいい、さすが日本刀の国、エッジの利かせ方が独特である。

ということになって孫の手の輸出大国となっていく。

孫の手産業はやがてトヨタ、ニッサン並みの大企業となる。

誰もが「ウー、カイカイ」を声に出していたのが、孫の手によって手が届かなかった背中の痒みが快感になって「気持ちいい~」となるに違いない。

と思うのはアタクシだけでしょうか。

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はらの虫

2021-10-19 | 定年波止場

俗に「はらの虫」という言葉がある。

「今日あの人は、はらの虫の居所が悪い」などと言ったりする。

多くは「たとえ」で言っているが、本当に「はらに虫」がいて、そいつのいる場所が悪いと何か起きたりする。

ここ近年から急に騒がれてきたピロリ菌など、家賃も払わずに体内にヤドカリしている。

放っておくとこいつらは陰険なやつで、胃潰瘍や胃ガンの原因になるらしい。

胃カメラで検査してもらったあと、早口で説明されたが結局のところアタクシの体内には潜んでいない。

ということであった。

まぁとりあえずは安心ですが、加齢とともに身体のアチラコチラにガタが出てきている。

年相応の行動をしなければ…

との思いを深くするのであった。

 

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柚子

2021-10-19 | 定年波止場

ここ最近、急激に日が短くなってきたように感じます。

まさに秋の夕日はつるべ落とし、だったかな。

当地では、夕方5時半頃にはクルマのライト点灯タイムになりました。

料理の香りづけによく使う柚子          

まだ色づかないが、これから冬至の頃に向けて柚子湯も温まりますよね。

棘だらけの枝には気をつけましょう。

 

加齢とともに夜の運転が辛くなってきました。

視力が衰えてきたのがジワジワと現実的に感じます。

特に雨降りの夜は運転を控えた方がいいのかなぁ。

もし万が一、事故でも起こしたら取り返しがつかないことになってしまうような。

などと思ったりもするのであります。

そろそろヤバいぞ。

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つつましく生きる

2021-10-18 | 定年波止場

還暦も過ぎ、人生の終盤あたりに差しかかってきた。

仕事、家族、自分の目標など、およそのことは形がつき、これからあまり変わらないと思う。

いや変わってほしくない。

この歳で新しい事態に対処するのはしんどい。

では残り少なくなった日々をどう生きていこうか。

漠然と…

で良いのかもしれないが、心の充実感はほしい。

それは何か。

そろそろ自分の人生を振り返ってみるときかもしれない。

いろいろ苦労したが、何かを求めて成長してきたと思いたい。

自分が目指してきたものは何だったか。

今、求めるのは心の安泰かもしれない。

人に迷惑をかけず、世のため人のため地域のため、そして自分の欲のため…

生きてきたことに少なからず恥を覚える。

今日この頃であります。

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池袋暴走事件

2021-10-13 | 定年波止場

古い日本人は、「前畑ガンバレ、ガンバレ前畑」や太平洋戦争の精神主義としてのガンバリズムが強固なベースになっている。

高度成長期のガンバル合言葉というのは、非常に馴染みやすかったのだろう。

戦争に負け、「国破れて山河あり」を見つめながら、国ぐるみの教育大進撃を貧しいこの国の活路とした。

貧しい家の子供が、必死で勉強して出世しようとガンバルのと同じだ。

頑張って頑張って漸く難関大学に入り、上級国民を目指す。

その志は立派で、我々凡人にはマネができない。

だが90歳になっての牢屋は厳しかろうと同情する。

人生の最終盤になって、さぞ空しいとは思いますが、その決断が今後同様の事がおこることは誰も疑わない。

明日は我が身である。

 

 

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