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九華山への旅2 九江

2007-05-04 21:14:33 | 旅行記

長江(揚子江)のほとりに初めて立ちました。2007_05010081

第一印象:これが中国内陸運輸か!中流域になりますが大小、新旧様々な船舶が上下しています。河の実感はありません、むしろ海の続きといった感じ、よくみると発泡スチロールが下へわずかに移動している程度の流れです。私は九州の若松というところで育ちました、まだその時は筑豊の石炭を船に積み替え、主に関西へ運んでいる光景を日常としてみていました。なぜかその時の思いが脳裏をかすめましたが(そうです、当時その運搬船の脇に少し張り出して人がかがめる場所がありました、さて何でショー・・・・)。

こうして中国の所々を見ていて、かっての中国繁栄の源、内陸運河交通のスケールの大きさとその利用が日本では考えられない位置づけであるのを実感します。これから再度この内陸水運の整備こそ大きなキーポイントになるのではと思います。

そんなことを 始めての長江を見ながら一人楽しんだ九江。2007_05010082

長江流域は河口から上海・南京・安慶(今回結果経由地)・鄱陽湖・武漢・洞庭湖・三峡・重慶と辿りますが、その中流域 鄱陽湖が長江にそそぐ位置に九江はあります。

27日16時半について、翌日10時半に離れた街ですが、かっての長江を巡るポイントの一つ(三国志でのあの名高い赤壁の戦いの時時の呉の将軍周ユは此処で艦隊の訓練をしたそうですが・・・、未確認です)、2007_05010095

周ュの廟です。

また近代では背後の芦山を巡る政治の場としての町があるのを来てみて知って、つくづく中国の大きさ広さを そして自分の無知を感じました。

着いたところは、長江と町の中心を占める湖とに挟まれたモータープール?(正規のバスだったのかなー、あまり関係ないのですが・・・)、結果的には湖の内陸側 駅の近くでなくてよかったのですが。下りて行こうとすると運転手から、宿は?(言われている感じ・・・、ホテルまで連れて行ってやるわ・・・)、だんだん旅慣れたのか(いつか引っかかりそうですが・・)”いくらだ””150元ダ””いいだろう” 乗りました。なんだ、そこの向いです、写真のホテルでした。

2007_05010085

ラッキーなんでしょう、得てしてそれから30分なんてこともあるそうですから。

ホテルのドアボーイ(立ってる人をそう言うのなら!)に”つれて来てやったよ”的、後は自分で入って行き(その人 入り口でブラブラしているだけです)”一人だ、部屋あるか””あるよ””安いのでいい””二百・・”150元だといっていたぞ””ハイ150元””泊まるある””保証金コミ300元ね””好!”書いてるのは都合よく整理していますので誤解のないように!ビンビンに緊張しての瞬間です。

部屋の様子は写真で、2007_05010084 2007_05010083

思うにどこでも通じることでしょうが、値とは固定された物でなく、その環境の中で自分でまず値を決めて、入っていくと言うことなのか。150元が高いのか、安いのかでなく、今自分はなんぼの値段を付けるのか! ではと近頃思います。特に中 国のお茶の値段については。

2007_05010077 ホテルの部屋からと通りから(中国建築のある一面?)

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芦山の霧の素晴らしさを見たところで、此処には雲霧茶という銘柄があるということでしたので、街の探索がてらお茶屋さんを覗きましたが(この頃は、すぐには買わないで、2回目に手を出すことにしています)、最高級品500g900元から。翌日そこによって50gづつ松竹梅で買い求めました(中国で何かヒントが欲しいのです、が お茶は難しいかと思いますが)。合計187元”はい”と言って払ってしまいましたが、道々後悔しました。そう習った単語を使ういい機会だったのに!”一共、多少銭?便宣一点儿!”となるのが中国式(いいえ少し違います、これはなんぼ位だ!、そんなら買うな!なら買ってやんないや!が中国式では・・・)。どうも定価の観念に慣らされきって中国では生きていけませんね、仕事のときはそうでもなかったのですが。でもこれも、書いたように私の価値基準でOK出したのですから、後は相手もいい思いするならそれはそれでハッピーでは?

夕食はホテルの近く、前にファーストフード的な大きなお店がありましたが、私は菜館が好きです。2007_05010087

他のお客が頼んだのでしょう、お店のおばさんに 生簀のそこそこ大きな鯉、取り出されて、お店の前の道路に”エイ!”とばかりに叩きつけられ、料理されました。おばさん2人のコンビですが、呼び込みもやる も一人の気の勝ったおばさん”白酒ないか?””没有、此処は食堂!”とにべもなく、でも私の様子見て 合いの手のおばさん(鯉を投げつけた・・)、棚の上から薬用的な白酒出してくれました。そう、なーんでもないのです・・・。翌朝は向いのこれまた典型的な麺屋で お米系の麺の朝食しました、2007_05010088

でもお客は隣の小奇麗で大きなお店に入っていきますね・・・、九江のおばさん達頑張って!!

ここ九江も朝はその湖の周りで写真のように思い思いに、ダンス、太極拳、工夫、トランプ等々。サマータイムで云々言っているところより、その早朝を楽しんでいます。

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さて此処から景徳鎮へは高速道路が完備していて、高速バスは1時間おきかで出ています、バスセンターは歩いていける距離。街を見物がてら(センター界隈は旧市街、結構入り組んだ路地があります)センターへ(途中 中国銀行でカードを使い500元おろして、帰って記帳して解かりましたが他所で下ろすと一回に10元手数料)、30分ほどで10:30景徳鎮へ。いい高速バスです!

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