昨日1日朋友から携帯(誰かの訃報かな??)、「オオ、大丈夫か!」「???」「新聞に札幌在住の69歳男性も中国で拘束と出てるので、Sさんがお前じゃないかと、電話してきたんで、電話したんだ!」と、「おれは、やばい所やその手にはカメラを向けないし、撮る時は注意してるから・・・、それにあれは69才だろ!」「それくらいは間違いだろと、いや安心した・・・」と。
そう、共産党に目をつけられたら、中国ではやっていけない!彼は、それに触れた?
9月25日(金)から30日(水)で内地へ、2年前から始まったワンゲルOB仲間の活動再開。今回は関東PWとゆう事で26日”上高地ヒュッテほし”集結。
我かみさんも一級下の後輩部員、色々あって久しく別行動でしたが、去年からの想定外で再び同一行動?神さんと二人で参加。
足はLCCジェットスターで中部空港、往復26,110円(含受託手荷物1ケ)、25日は名古屋の二男宅。途中常滑巡り。
翌日9時の特急で松本、松本の街歩き(お城は彼女興味ないし、私は見ているのでお堀越しで)、昼食は信州そば(期待したそばでしたが彼女の温かいソバがっかり!)。松本電鉄で集合場所の新島々へ。
翌26日私達は西穂独標パート、ロープウエイ利用の5時間行動、先輩に送っていただいて16時前には松本駅。
さて今回の二人旅開始!!
予定特急の前、16:02があります、ためらうことなく特急券と乗車券購入、出発地南木曽(なぎそ!)へ。
ところが、車内放送で木曽福島の次は中津川!、木曽福島で先発していた普通に接続で問題なし(駅員、乗務員さんに問い合わせると丁寧すぎて・・・???、こちらが鈍った?年?)。
駅前はもう夜モード!夕食を・・・。駅前土産物屋さんで訊くと近くの食堂まで案内してくれます。親子丼に照り焼丼食べ終わる頃には外は夕闇、今日のサイト地は木曽川に架かってるつり橋の向こう岸。
橋の上では写真の撮影中、着物姿のお嬢さんを若者達で。「すいません」「おじゃま!オ、見合い写真!」。
暗い中テント設営。オ!中秋の名月、撮ろうとしたところでむら雲の中。
9月27日(月)7:34日の出、サイト地はグーグルストリートビューで狙いを付けていました。でも木曽川の水音と対岸国道の深夜も続く騒音(谷で音がこもる?)、結構なものでしたが~。。
「久しぶりのテント、寝れたか?」「全然!一睡もできない!!」(ム・・・、8時間も起きてられる?、・・・)「夜中に駐車場で若い人が・・・、もうダメ!」(そう、何台か駐車、車庫代わりに置いてるのかな・・・、でもここは陰だから・・・、サイト地じゃないだからそんな事当たり前だろ!久しぶりの二人旅、我慢我慢)。
前にテーブルはあるし、便所も完備、近くに民家もなく申し分ないのですが・・・。朝のお散歩の人が来た時にはテントは畳んでいました。。
朝食は乾燥白米、ドライ味噌汁、いつの間にか彼女が買っていた・・・。
8時前には全てを済まして、今日はここから妻籠経由馬籠まで、ザックは妻籠・馬籠間に荷物運搬サービスがあるそう、全行程14,5㌔です。並行してバスは走っています。。
と、昨夜渡った吊り橋、ももすけ橋です。大正時代に出来た木製トラス!の復元、橋脚は当時のままだそう。。
JR南木曽駅と駅前中山道案内、南木曽の街とももすけ橋遠望。
そして沿道の柿の木にはそのままの実が付いています。かみさん熊本の農村育ち、どうも気になって、とうとう手の届く実を・・・、「渋だろ!」「大丈夫!食べれる。」「どら、よこして、・・・、渋だろ!」などと楽しむ?
彼岸花と柿のみに異常反応のカミさん。。
10時近く、いい時間ですが途中もカナダ、USA、香港といった外国の人が幾人か、天気は最高!いい雰囲気の中の街道歩き。
その向かいのお店、五平餅やその他、女性陣が気持ちよく応対、空いてるお腹にクルミ味噌の甘さ。
各戸に飾られてる季節の花。
そして観光案内所、ここで馬籠まで荷物を運んでくれます一個500円も得した金額!
この時間になると観光客も程よく、でも多いわけでなく。。
枡形(クランク)の様子。道筋にも方々見られたキンモクセイ!私は嗅覚音痴、さかんにカミさん感激します。。
何やらチョット違った雰囲気の民家です、そして藁木馬実演販売の表示。
大妻籠、雄滝・雌滝を通って馬籠峠へ。
年配の管理の方「入って休んでください」と声を掛けてくれます。お言葉に誘われおじゃましますと先客も、お茶の接待、「どうぞ出ている茶菓子をご自由に」。
先客の4人は広東語?で、「香港からですか?(普通語)」「そうです、そちらは?」「北海道からです」で、少し中国語のやり取り。ご両親と娘さん二人?の4人連れ、なんと梨のおすそ分けを頂きます。
建物の雰囲気、そして海外からの旅行者、ご主人の温かい接待、いつまでも浸っていたい所。
峠の茶屋があります。
時間はもう1時近く、おじいさん、おばあさんといった感じの御主人ご夫婦、お蕎麦の注文。お昼時間も過ぎていたので・・・、ビールでのどを潤し待ちます、待ちます。結構な量、出来栄えのざる蕎麦!
外国のお客さんやってきます「ウオーター・・・」「OK、ワンハンドレッド・・・!」「サンキュー!」
日本人の歩きはシニア?が何組、外国からのお客の方がズット多い感じの中山道木曽路、おじさんの対応にびっくりと同時に逞しさ。。
北海道からと話すと、ぜひ行って北海道の道路を走ってみたいと(おじーさん、その時は安全運転で!!)。
途中の農家の庭先でおばーちゃん干し芋作り、カミさん得意?の声掛け。。ザルの中に一袋100円で、先日のにわか雨で作っていた物がかびたそうだとか・・・。一つ買って食べてるところ、馬籠の方から外国人の一団、「ジス???ナイス、テイスティ!」「オ!スイートポテト!」「イェス、ドライスイートポテト!」とおばーちゃんも交えて楽しく。。
観光地としての整備は妻籠や南木曽よりずっと整備されてるようですがそれは観光地として、観光客もそれ相当、そこが私には魅力を感じられませんが、単なるへそ曲がり?依怙地なシニア?
ここを目指した最大の目的、そう島崎藤村”夜明け前”の舞台です。読んだのは中学生か?結構な長編だったと思いますが内容はほとんど残っていません。主人公青山半蔵?が幕末、明治の激動に付いて行けず?精神的にスポイルされ座敷牢に入れられます。
その藤村記念館が観光案内所の向かいにあります。案内所でザックを受け取り、ザックを入り口脇に置いて見学。
”木曽路はすべて山の中である”夜明け前の原稿!これです!。なんとなく満足感に浸りながら・・・、もっと馬籠をという気もうありません。
その時です、置いていたカッセトラジオから?歌声、”遠き別れに耐えかねて、この高殿に・・・・”藤村若菜集の『高楼』から抜粋された「惜別の歌」が流れてきます。同年代の男性が唱和するのを、息子さん?「オヤジでも歌うんだ!」、つられて口ずさんでるうちに、なんだか感傷的になってきます(ワンゲル時代の愛唱歌)。特に2番”君がさやけき目の色も、君紅の唇の・・・”。。
今日はここ馬籠の少し外れた公園の中をサイト地にと考えていたのですが、カミさん、昨日に懲りて「キャンプ場でもない、公園脇なんかでのテントは絶対ダメ」と、ここの案内所で宿泊関係のパンフを頂きます、日本っていいな~。
部屋数と収容人員をみると相部屋?お風呂も便所も共用?カミさんがクリアーしません(今日はゆっくり寝るんだと!私の中国旅行では・・・)。
で、ビジネスホテルがあると思われる中津川にバス移動!私的には明日ここから中津川落合宿までが木曽路旅でしたが・・・、一人旅と違って・・・、これも旅。
宿場中ほど?の道路外れにバス停があります。
中津川行16:00?5時前には中津川駅前到着。
観光案内所で宿泊情報、日本ではどこにでもある観光案内所、丁寧な応対、これからの外国の人の個人旅行では威力を発揮する事と思います。
翌日はここ中津川からJRで隣の恵那に移動して明知鉄道ですので、駅の近く、安いビジネスで問い合わせると「少し古くていいなら駅前の・・・」で駅前ビジネスホテルツインに決定!。
早速バスを使ってカミさんも生気?さっぱりした所で食事に。勿論生ビール!
カミさん野菜を食べていないと、お店の人にスーパーは何処だと訊いて・・・(私のペースでない!マイイカ!!)。
空には十六夜の月、今年はスーパームーンが煌々と。 ホテルでムシャムシャ
この夜はカミさん爆睡!勿論私だってテントでビクビクよりホテルがいいのですが・・・。
明日に続く!
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