10月23日(水) 鐘祥から当陽経由荊州まで予定です。列車もありますが、この程度の距離には対応していません。6:30宣昌行き当陽途中下車です。
5:00起床、5:30退房(ソファーに夜間勤務の男性?いや違います、小姐呼びます)6時前に行っても切符売り場は・・・、いや、もう始めています35元。
まだ暗い中、人がいれば食堂も始めます。判別できませんが、肉糸米線5元、いくら早くてもこうやって熱々の朝食、外のテーブルで食べています。
乗客もちらほら。
バスの近くに屯している運転手?車掌?にチケット見せると。
バスは定刻発車!でも乗客は半分も乗っていません。結構若い運転手!でもおばさん車掌と例によってお話しながら・・・。朝早いので時間調整しながらのお客拾い?。
それでも街の出口辺りで止まって客待ち?隣の女性乗客降りて、道路向かいの露天ラーメン屋へ。テイクアウトです、隣から美味しそうな匂い!これも慣れると楽しいものです。うまくしたもので、そこそこの乗客になります。さておもむろに出発!。さあ!またまたカーチェイスか。。
でも今日はひどい朝靄です。対向車もライト点けています、が、始まりました。私、運転手の後ろ席。
この中でもクラクション鳴らして、とも角前に車付くと追い越します、追い越した所で人が立っていると急停車「何処行くのか?」、追い越した車がまた前に。
でも今日の濃霧半端でありません、視界は10mから20m、さすがの中国の運転手さんも行儀よく。でもわがバスの運転手君通い慣れたわが道?構わずその列を追い越したり、2重追い越しです。
オイ、これは駄目だ!といった、目の前真っ白!北海道の吹雪ホワイトアウト状態です!!エ?アー追い越してる(当然アクセル全開!)、車見えたら・・・。車来ないの分かってる?まさに30分ほどが1時間ほどに、事故ったら・・・?(前の手摺をしっかりと握っていますが・・)。
無事!何事も無く!乗客は日常?ガス地帯脱出!本日晴天。
と今度は、通行止め?道に村人が何人も出てきて、100m程の区間を止めて・・・。なんと街路樹の伐採!倒れそうでじゃ無く、大きく育ったのでといった感じで、おまけに道路で枝払いまでする?交通障害しているといった感覚ではありません。でも、この運ちゃんが当然のように!文句言ったりしたらこちらが怒られそ。。それにしても街路樹って誰のもの?
2時間ばかりで比較的大きな町、荊門に入ります。丁度ラッシュ時(ラッシュにしている感じですが・・)、またまた運転手君の腕の見せ所!バスセンターの前もこの調子ですが、こじ開けて入って、また出ます。ここでも毎日なのかなー、この渋滞と騒音。
気が付きます、今まで見かけることの少なかった日本車を、ここらあたりから目にするようになります。トヨタマーク、ホンダマーク、ニッサンマークです。やはり嬉しいですね!
街を抜けると、起伏のある道路を快調に爆走して、9時過ぎに当陽の街へ入ります。
街の四辻で車掌のおばさん、「着いたよ!」です。エ?バスセンターには行かないの?そこまで会話できません。言われた所で降ります。
プリントしてるグーグル地図で現在地確認。確かに中心地に近い所ですが、この先にバスセンターあるのに!
ザック背負って移動。センターで荊州への時刻確認とザックの寄存して、当陽見学です。
当陽について;三国志での長坂坡の戦(趙雲)の地や関羽が討ち取られた地、中国天台宗の実質的開祖智�莟がここの玉泉寺を創建し天台教学の研鑽(隋朝煬帝が絡みます)をした地。
寄存処が見当たりません、センターの売店で訊くと、ここで預かると、4元、チャンと預り証くれます。ついでに、玉泉寺へのバスを訊くと「没有!」、タクシーは幾らくらいか訊くと、大概40元で行くと。親切?に彼女、車呼んであげると。
幾らもしないうちに青年来ます、「ジャ、行こうか!」、なんと白タク?。マ!イイカ!カーさん紹介だし。
で、10時前には玉泉寺山門到着。
用足し催してきたのですが、山門潜ったらとてもと、山門脇に行って・・・、誰かが何か言ってる?振り返った所。ごめんなさい!で、シラーとして山門の中へ。
先に見えますが、かなりな距離。中国の女性も今は変わりなし(こちらの方が・・・)。。
敷地内を水路橋?そう一帯では水田です、時を考えるとかなりな規模です。
ここがお寺の入口?バスが来てるジャン!
すぐ横にこの鉄塔。
途中走っていたサイクラーです。女性です!若くは無い?ようです、が、中国で今一番元気がいい!そう、確実に変わっては来ている。
そして寺内へ。近くには関帝廟もあります。
結構な規模のお寺になっています。今は観光地としての役割が大きい?当然トイレ設備も完備!。
観光地など言ってると怒られそ!本堂?では沢山の参詣人のもと法会が行われていました。台湾から?それにしてもこの人達を先導して出てきた坊主、生臭かった(ビジネスって感じ)!
堂内の仏様、三仏でした。全体的に再建のようです。あまりにもお金の臭いがしたので、手を合わせて次へ。
この梵鐘は創建時の物?。
奥の宿泊所?の寝具?
本堂屋根。
寺内にあった観音さまの線刻。
最奥の堂宇、新築です。全て石造り?中国ではたまに見られます。
地形、環境も申し分の無い場所です。1400年前に智が研鑽の場として選んだ地と納得。
さて、近くの関帝廟へと、柵の向うに道は見えるのですが、出入口は施錠されています。仕方ないので柵の切れてる所を通って・・・。
途中の廟、紙銭を燃して、何にお願い?。供養?お願い?仏、道、習合でしょうか。。
帰りをどうしようかと歩いていると、タイミングよく(中国ではいつも実に絶妙なタイミングで!)、軽のバンタイプ(ワゴンR?)の乗り合い?がやってきます。
街の長坂坡まで35元だと、一瞬考えましたが、これから山門、さらに表通りまでは4,5キロ。途中でお友達も乗せたり(通りで下車)して、12時前に街の中心長坂坡到着。
そのテーマパーク?の周りにある中国の歯医者さん。床屋さん感覚なのでしょう。。
表の字を訳します。正規歯科学校卒、歯科専門、十年以上営業、豊富な実績、先端設備、低廉治療、顧客第一、と言ったところでしょうか(間違ってたらコメント願います)。現在私は月一で、歯医者さんに行っていますが・・・。
そして近くにある趙雲像。趙雲と言えば、数年前河北省石家荘の正定に行った時、城門に他の出身者と一緒に彼の胸像があった!
お昼は、少し奥まった、いかにも家常菜といった東北餃子店で水餃子半斤。空いてる所は食べた跡ですが、全部食べれるものです。ビール込み15元。
戻ったところで、丁度12:40の荊州沙市行きバスです。切符はと言ってると中で買えと(センターの者が言う?)、車内販売は切符なし!(???)よって写真ありません30元。
時間帯がいいせいか、乗客が次々と。車掌さんも席をお客に(中国のバスでは一番前は車掌さんの席、座ると、後ろへやらされます。)、譲って補助席を使ったり。でもさらに乗り込んできます!脇にあった中国腰掛を渡して通路も満杯!(運転荒いので立ってると危険?それとも同じお金なので乗客が文句?)。実に柔軟!!
チャンと荊州の入口で通路臨時腰掛は解消して街に入ります。公安に見つかると罰金?
バス停近くのこのホテルへ。一泊158元、許容範囲で2泊します。押金込みで500元中国銀行カードで決済、押金は現金で?それとも振込みで返却?確認は?等考えていましたが(そのどちらも経験済み)、これは仮決済?退房時シート渡せと(押金単には預授権と表記)、で本決済しました。お値段の割りに一流!いや部屋も建物も星3つあげれます!
洗濯物は二泊する時に下着を。
ここからかの名勝地、岳陽へ行くことも検討しましたが、そこから上海までの便が窮屈。普通で上海だと荊門まで戻って夜行か武漢一泊。
ここ荊州にはグーグル写真に新しく宣昌からの新幹線が入っています(工事中?地図表記ではまだ載っていない)。鉄道関係URLで荊州を検索してもヒットしませんが、何故か隣の宣昌で検索すると荊州も出てきます。でよって明後日7:45発の上海行きを手に入れるべく荊州駅へ。
ホテル近くのバス停から荊州駅へバスが出ています(フロントで聴取)1元。
オオ!ここもまた、50年後の規模?
駅前通りを望みます。ここにも事大主義?なんぼ土地がタダと言っても、建設費はかかってるだろうに・・・、フム?公共事業?費用対効果は50年スパン?ある意味大切なことですが・・・。マ!50年後の人達は感謝するかもと言うことで!(よそ者にとやかく言われたくない?)。。
ATMもあったので使おうとしましたが、現在稼働していませんでした(警備できない?)。
またバスで戻ります、その点市内バスは幾らも待たないで乗れます。市内バス停には行き先は表示されていますが、時刻表はありません(そんな運行は不可能?)。
お堀の外周も公園化の真っ盛り。確かに後10年もしたら南京の街のように立派な町になってるでしょうが、お金をかけるところが他にももっと・・・。。
バスに乗って戻りますが、まだ時間もあるので街の手前東門向かいで下車して。
街へ入る橋。水を抜いて清掃したのか?丁度この時お堀へ盛んに水が流入していました。
確かに戦略的規模の城郭。テーマパークの再建でなく、過っての遺構がどれだけ残ってるかです。
東門甕城、明代遺構です
城内から東門続きはhttp://blog.goo.ne.jp/haishi4706/e/5b95667cc16fdbfe0dabfb27193164ee
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