十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

足立区立鹿浜第一小学校の実践

2012-08-28 | ジュニア俳句

学研の「教育ジャーナル」9月号に鹿浜第一小学校の特別支援学級での俳句の実践が4ページにわたって紹介されました。「俳句の授業アイデア50の執筆にも関わった松本先生を中心とした実践である。9月には、私も授業にお邪魔することになっている。
本文の一部を書き抜いて紹介する。

 「・・・・確かに,ボキャブラリーの豊富さや文章の長さが勝負の作文や、発表、調べ学習などの他の教科では通常学級の児童と同様に扱われるのはなかなか難しい。しかし、十七音の世界なら彼らの感性、個性で勝負できる。思いがストレートに伝わり、障害も感じられない。句会で一位になる、友達に選ばれ、いい句だと共感してもらえる、褒められる。
「そのたびに子どもが見せる笑顔は最高で、たまらない。大好きです」と松本先生は目を細める。たびたびの喜びからの体験から自信が生まれ、それが彼らの大きな武器にとなる。ひいては、一人ひとりの自尊感情の育みへとつなかり、そこから新たな可能性も広がってくる。」

いろいろな形で俳句教育が広がっていくとは,実にうれしい。