十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

学校への普及の仕方について

2010-05-25 | ジュニア俳句
俳句教育をどのようにして学校に普及するのか。
いくつかの学校で授業し、また授業の約束をとりつけたり、校長先生方と話をして感じたことがある。何となく感じたのだ。今日、役所への道をたどりながら考えた。

方法を単純化する

複雑なのはだめだ。
本当は、「俳句を作る」ことと「俳句教育を行うことは」は、別のことだ。
「俳句教育をやってみませんか」
と言っても、俳句を作ったことも作らせたこともない人には通じない。
「やってみて下さい。支援するから」
と言っても、全く具体性に乏しい。
まず、

「俳句の授業をしますから、先のことは授業の後で考えましょう」

これが大事だ。
その次は、指導ドリルのの作成が課題だ。学級で使えるドリル型の学習で俳句指導を進めるとすれば、可能かもしれない。
また、継続して関わる芽が出てくるとも言えよう。

と言うことは、俳句指導と俳句教育の推進を分けて考えなければいけないと言うことであり、当面は、俳句教育という言葉を封印して、俳句づくりに専念すると言うことである。
「俳句と友達になろう」
という現代俳句協会のジュニア研修部の考え方そのものとも言える。
しかし、どの学校も好意的だし俳句に取り組んでみようという先生方がいることはとても心強い。