十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

鹿浜第一小学校

2010-05-02 | ジュニア俳句
西新井大師を訪れたのはいったい何年ぶりだろう。
私は、初任は足立区の江北小学校であった。
そこに9年間いた。
鹿浜第一小学校は、同じブロックの学校だ。
懐かしい。
大師から鹿浜第一小学校まで、歩く。
昔の農道にそって住宅が広がっている。
道がくねくねと曲がり、下手をすると行き止まりになる。
約30分ほどで、鹿浜第一小学校についた。


校庭が広い。
天気もいい。
のどかだ。
研究会に招かれている。
「俳句(教育)の話をする」
これが私に与えられたテーマだ。
鹿浜第一小学校には、俳句の方では、大先輩の知念先生もいらっしゃる。
恥ずかしい面もある。
が、そんなことを言っていると何も出来ない。
知ったかぶりをして話すしかない。
連休の合間の3時~4時。


腕まくりをしているのが私だ。
気合いを入れて・・・・

話はどうでもいいのだが、素晴らしい収穫があった。
土田先生という実践家に出会ったことだ。
土田先生は、若い頃から子ども達と一緒に歌を作り、その学級経営が評判だった。
その土田先生が、鹿浜第一小学校にいらして、しかも俳句をやっているというのだ。


学級通信をいただいた。
俳句を軸にした学級経営の一端が述べられている。



そう言えば、深川芭蕉まつりにも鹿浜第一小学校の俳句が投句され、選者の先生の中で評判になったと聞く。ひょっとすると、土田先生の学級の子ども達かもしれない。

研究会が終わってから、校長室で俳句談義をした。
俳句と学級経営という視点からも土田先生の実践は出色であると感じた。
俳句教育を推進し広げていくためには、現場の意欲あるすぐれた実践家が結集することが大切だ。
そのために俳句指導者交流会を作ったのだ。
土田先生との出会いは、今後の俳句教育の発展にとって記念すべき出来事になると予感する。
六月五日の俳句指導者交流会では、土田先生に「俳句と学級経営」という視点で話をしていただこうと考えている。