十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

麗らかな一日

2009-03-18 | ジュニア俳句
今日も暖かい一日だった。
「麗らか」「長閑し」「暖か」という季語がぴったりの一日だ。

養生シートの下には、芝生の小さな芽がたくさん出て来た。

 春風やちっちゃいちっちゃい芝生の芽

という感じだ。

教職員の句会が「鷹」の高柳先生を迎えて行われた。
高柳先生には、毎回のように本校の俳句の研究授業を指導してもらっている。
実は、先生は二十代の新進気鋭の俳人なのである。

20年後になったら、「あの高柳先生に指導してもらった」ということになるのではないかと思う。

今は卒業式や修了式をひかえた学校では一番忙しい時期。こんな時期の句会だから、余り評判は良くない。当然だろう。
しかし、句会に入ってしまうとなかなか楽しい。
若い先生の句がかなりの票を集めてトップになった。
良い句だ。ポケットにその句を突っ込んできたと思っていたのだが、家に帰ってみるとない。忘れたのだ。順調にぼけてきている。
いずれの機会にか紹介することにしよう。


校庭ではあんずの木が桜によく似た花をつけている。染井吉野のつぼみはふくらんで、そろそろ弾けそうだ。

PTA会長さんからメールが入っていた。
深川芭蕉まつり小学生俳句大会への応募が千句を超えたと言う。
実にうれしい。

はなまる教室も今日が最後。
教室の先生方と反省会をする。今年は一年目で手探り状況であった。この反省から来年度どうするかを考える。
目標をしっかり持たせて、成果が見えるようにする。そのために、良い教材を準備する、学習内容を明確にするなどの事を話し合った。

明日は、中学校の卒業式である。
早いもので、一年はそろそろ終わる。

こんな句を作った。

吉野家の特盛り牛丼春半ば

もっとも私は特盛りは食べない。