十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

子ども俳句事情

2009-03-01 | ジュニア俳句


画像は、2月28日に行われた 深川北部地区学校対抗囲碁大会の様子である。俳句と並んで囲碁も普及したい一つではあった。


しかし、なかなか教える時間もとれない。この一年は、ホタルの碁の方々が毎月一度ずつ指導に来て下さった。


そのホタルの碁の方々のご尽力でこの大会が行われた。


森下文化センターで、元加賀、扇橋、毛利、八名川の4校が参加をした。本校のメンバーは、低学年中心である。


囲碁も日本の伝統文化であり、頭の体操でもある。子ども達の生活の中に定着すれば生活が豊かになると思っている。


さて、本題だ。


先に紹介した「日本の歳時記」45号に山田弘子氏が「子ども俳句事情」を書いている。


子ども達に俳句に親しんでもらおうと言う試みは、古くからあるとして、兵庫県但馬地方で昭和21年にすでに児童生徒を対象とした文芸誌が誕生していると紹介している。


そして、子ども達が俳句に親しむ効用として次の3点を挙げている。


◎四季折々の変化に目を向け、自然の草花や小動物をいつくしむ心を育てる。それはやがて自然の資源や地球を大切にする姿勢を学んでいくことになろう。


◎祖先から受け継がれてきた季節の行事やしきたりを知ることにより、地域や家族への愛や絆を深めていくようになる。


◎なによりも正しい日本語の働きをしっかり身につけ、表現力を養うとともに豊かな情感を育んでいく。


山田氏自身も沖縄の離島の子ども達と俳句の交流をこの10年間続けているという。


十分間俳句では、この3点に加えて、身の回りのものごとや日常の生活の中から発見し気づく力を育てていくことも重視している。


今日は、久しぶりに一日中ほとんど家の中で過ごしたが、何となく気分が滅入る1日だった。天候のせいもあるかもしれない。映画を二本も見たし、仕事もした。それなのに何となく鬱だ。「春愁」とでも言うのか。


仕事を辞めれば、もっと本も読めるし、映画も見ることができると思っていたが、学校に出ている方がよっぽと気分が前向きになる。


仕事を辞めて気分を前向きに保つと言うことは結構大変なことなのかもしれないと思った。


仕事があるというのは、うれしいことだ。