十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

十分間俳句を振り返る その1

2008-03-17 | ジュニア俳句

十分間俳句の実践を始めて、約1年が経過した。


これまでの成果や問題点をまとめ、ジュニア俳句の指導において今後明らかにすべき点を明確にする必要がある。順不同で、気がついたことから述べていくことにする。


読者の皆さんからもご意見を頂戴したい。


まず、外郭から始めると、


★ハートランドの加藤先生、新島の諸先生、江戸川区の先生などとの輪ができかけてきたことである。江東区内にも、俳句を指導している先生方がいる。これらの先生方との連携や経験交流を模索したい。区教委も、江東区における俳句の位置の大きさを認識し始めた気配がある。波郷記念碑の建立など、砂町地区の先生の活躍もある。また、現代俳句協会のジュニア研修部との連携も軌道に乗りつつある。
俳人の活動とはまた違ったスタンスで、教育の中で俳句をどう教えていくか。教師間の連携をどう実現させていくかは今後の大きな課題である。


★中学生句会が始まった。先日第一回の会合を行ったばかり。数人の小さな集まりである。
中学生の入れる句会はないか探したがなかなかない。なければ作ればいいとして、始まった句会である。中学生や高校生が集う場としての句会の成立は、日本の俳句界の今後を考え体も意味が大きいと思う。もしかしたら、かくれている中学生句会がいろいろあるのかもしれない。もしも、それらがあるのなら、交流も視野に入ることになる。


★現代俳句協会のジュニア俳句祭での模擬授業、朝日新聞、NHK俳句などでの十分間俳句の紹介、さらに数矢小学校、平久小学校、東川小学校での授業などでの広がり。


☆江東区内に、俳句指導をどう広げていけばよいか。そのための教員の経験交流会。


☆ジュニア俳句と現代俳句協会などとの関係をひろげること


☆中学生・高校生句会の発展をどう援助するか。


等が課題か。

コメント (1)
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