INOJIN折々の記

蕎麦カフェや工芸倶楽部でのイベント、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

立堀秀明・坂本佳与子さんの木版画展

2015年11月30日 | 暮らし

昨日、銀座で行われている立堀秀明さん、坂本佳与子さんの木版画展に行って来ました。わがまち風景賞版画カレンダーにも参加してくださっている立堀さんの作品は、夢の中のような静謐な風景が広がるものが多く、やわらかい色調に吸い込まれそうになります。坂本さんの作風はまるで逆で、賑やかな色遣いの動物達が楽しそうにおしゃべりしているような作品に楽しい気分になります。カラフルこけしも面白かった。STAGE-1というギャラリーで12月5日まで開催です。

このギャラリーのある鈴木ビルは、都の歴史的建造物にも選定されているもので、昭和4年に建てられた洋館風の建物です。どんどん変わっていく銀座にこんな重厚な建築物も遺っているのが嬉しいですね。

 

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お猿たち

2015年11月28日 | 暮らし

来年の干支は申だから、教室の生徒さん達がお猿をたくさん作っています。難しいというので、石膏で型を作ってあげました。型取りしても、顔は皆違ってくるので、手作りはやはりおもしろいものです。

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ノコ屋根 大量生産

2015年11月28日 | 暮らし

倶楽部で楊枝入れに使っている陶のノコギリ屋根の小物入れが結構人気で、年賀用にといくつか注文を受けました。逆算して窯入れの日を考えると今日成形しなければと思い、一日取り組んでいました。パーツ毎に作って組み立てます。作っていて、何だか前に焼いた蕎麦粉クッキーに似ていると思いました。

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蛇の目傘

2015年11月26日 | 暮らし

昨夜、倶楽部から帰宅するときになって急に雨が激しく降り出しました。傘は持って来て無いから濡れて帰ろうかなと思っていたら、昔使われていた蛇の目傘が目に留まりました。使えるのかしらと危ぶみながら開いてみたら、とてもいい感じで差して帰りました。いつの時代に作られたものか不明ですが、竹でできた留め具も2段になっていて、全開と七分開きに調節できます。邪魔になる場所では控えめに開いたのでしょうか。

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寒くない恵比寿講

2015年11月20日 | 暮らし

夕方、西宮神社に詣でてお札をいただきました。いつも恵比寿講はすごく寒くて、秋から冬へ移る風物詩のように感じていました。でも、今日は暖かく風も無くて、薄着で歩けました。

商売繁盛の熊手を売る屋台も年々減り、寒くても人の熱気で暖かくなった以前の恵比寿講が懐かしくなります。

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藍の種の収穫

2015年11月16日 | 暮らし

藍の種を武庫川女子大学から分けていただいたので、お礼返しをするために種を収穫しました。手で揉みとって種を出します。一握りの種がこんなにたくさんの藍葉を育て、種も何倍にも増えました。自然の力強さを思います。来春はこぼれた種で、蒔かなくても発芽しそうです。

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炉 正午の茶事

2015年11月16日 | 暮らし

 

今日は11月にしては暖かい日で、久し振りの茶事に参加するのにどのキモノを着ようかと迷いました。菊をイメージして、白地に紫の総絞りのキモノに、かつて井甚織物で織られた袋帯を締めてみました。

井筒の趣向で誂えられた茶席。二畳半の茶室に客は4人。こじんまりとした中にも緊張感のある空間でしたが、次客に入れていただいたので、楽しみながら清閑な時間を過ごすことができました。たまには時を忘れて過ごすことが明日への活力となります。

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未来創生塾

2015年11月15日 | 暮らし

群馬大学理工学部の宝田教授が提唱して始められた桐生の「未来創生塾」。将来を担う子供達と保護者の方にいろいろな体験をしていただき、来るべき時代のリーダーを養成していくというプロジェクトです。版画カレンダーを企画したことから、私も昨年に続き「版画の世界」の講師に呼ばれて、本日、群大キャンパスにお邪魔しました。

でも、3時間で版画の何が伝えられるのか、小学生低学年から大人までの対象者に同時に学習してもらう難しさを実感しました。生活の中で芸術に親しみを感じていただくというテーマで、年賀状やTシャツに版で模様を着けるということをしてみました。版は身近な植物や、簡単に作った消しゴム版や断熱材を削ったものを利用しました。結構、大人も夢中になって作業していました。こういった遊びの要素のある作業には、人は本能的にはまる要素があるようです。

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皇帝ダリア

2015年11月13日 | 暮らし

今年も皇帝ダリアの花が咲きました。石像の背に彩りを添えてくれます。霜が降りると枯れてしまうので、あと数日が見頃でしょうか。朝晩、めっきり冷えてきました。だんだんと温かいものが恋しい季節になっていきますね。

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赤松

2015年11月10日 | 暮らし

一昨日、桐生女子高校OB会の方々が盆栽教室に来てくださいました。赤松の植替えと針金掛け、苔貼りを体験していただきました。クリスマスとお正月にも飾れるように、竹ひごに赤と緑のトナカイと羽子板を付けてみました。赤松は雄々しい黒松に比べると優しい感じなので女性向きかと思って選びました。

実生で2年程のものを使いましたが、普通に育つと直立の幹になります。それを風雨に曝された感じを出すために針金を掛けて曲がりくねった幹に仕立てます。少し可哀そうな気もしますが、人の思い通りに植物を仕立てることが盆栽たる所以です。松は丈夫なので折れはしませんが、皆さん恐々と作業していました。

作業しながら1年の過ぎる速さを感じていました。さすがにお正月はまだ早いけれど。

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新蕎麦になりました

2015年11月06日 | 暮らし

北海道産なら9月中に新蕎麦をご用意できましたが、やはり地元の蕎麦粉を使いたかったので遅くなりました。今日から新蕎麦です。美味しい!

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両毛新アート展2015

2015年11月01日 | 暮らし

   

11月4日まで、足利と桐生の作家による合同作品展示会を当倶楽部で開いています。今年は16名参加で、書・篆刻・刻字・油彩・版画・彫刻・染織・陶芸・盆栽とジャンルは多岐に渡っています。初めて、桐生ファッションウィークにも参加しての開催となり、連日多くの方にご来場いただいています。あと残り3日間ですので、どうぞ、ご高覧ください。なお、11月4日はカフェ部を閉めさせていただきます。2・3日は蕎麦ランチも通常とおり営業しておりますので、ご賞味ください。   (画像をクリックすると大きい表示になります)

 

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