INOJIN折々の記

蕎麦カフェや工芸倶楽部でのイベント、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

さよならミニ

2014年08月30日 | 暮らし

Dscn1904 明日が最後の走行 となるミニクーパー。最初は、重い車体を持て余し気味でしたが、地を這うような走りやデザインが好きでした。

車を購入する時は、動かなくなるまで添い遂げようと思うのですが、欠点が目につき出すと、つい新しい車が欲しくなってしまうのです。そうすると、高く引き取ってもらえるうちに買い替えようということになります。ミニは良い車でしたが、収納力に不満がありました。

いろいろな思い出を作ってくれてありがとう。お世話になりました。

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納涼会

2014年08月29日 | 暮らし

Dscn1911_2 昨夜は10月の涼しさということでしたが、前から決まっていた教室の納涼会をしました。生徒さんは自分で作った器に自作の料理を盛り付けて倶楽部に来てくれました。看板を出させていただいているお宅の奥さん方にも参加していただきました。

モノ作りが好きな人は料理にも関心が深いことが多く、生徒さんの手料理にはいつも感心させられます。新しい味を覚える機会なので、毎回楽しみです。夕方6時から始まって10時過ぎまで、あっという間に時間が過ぎました。

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鈴の音

2014年08月26日 | 暮らし

Dscn1898 陶芸の土が少し余ってしまってという人にお勧めしているのが、鈴作りです。中に入れる玉を湿った新聞紙でくるみ、その上から 鈴本体の土を伸ばしてくるみます。焼くと新聞紙は灰になるので、細く開けておいた孔から取り除きます。

手作り鈴の魅力は、好きな形ができることと、音作りの愉しみ。いろいろな人が作っても、同じ音色が一つとしてありません。 中の玉が小さくて空間が広いものほど高い音を出します。使う土によっても違ってきます。焼き上がって初めて聴ける音なので、窯だしの時はわくわくします。

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練り込みの器

2014年08月23日 | 暮らし

Dscn1899 緑と茶色の顔料を信楽上白土に混ぜ込んで、ロクロで挽いてカップを作りました。

練り込み技法では、削った面に模様が鮮明に出てくるので、大量の削りかすが出ます。それで、黒泥土で作った皿の表面に削った土を張り付けてみました。これは収縮率が同じくらいの土に使える技法です。

陶芸の生徒さんの中には、「絵は描けない」と言う人が多く居ます。上手いと言われる絵を描こうとするから出る言葉ですね。何でもそうですが、「味があるか、無いか」です。描き続けていれば、味は出てきます。待てない人には、この貼り付け技法も役立ちそうです。

 

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Yさん

2014年08月21日 | 暮らし

昨日、太田教室に向かう途中、高校の同級生達と一泊した宿近くを通ったので、当時交わした会話とかが思い出されました。2012年の暮れにうちでコンサートを催した際、東京から駆けつけてくれた友人達。その夜はミニ同窓会みたいになって、泊まった温泉宿で夜中まで語り合いました。

夜、帰宅してメールチェックをしたら、そのYさんが朝亡くなったという連絡が共通の友人から入っていました。そういえば、温泉に入る時に、乳癌の手術をしたという話をしていました。「早過ぎるよ」って、呟いてみました。

死ぬって、どういうのでしょう。手を耳に当ててみると、血の流れる音がします。頬が温かい。私は生きているのだと感じます。生きているからこそ、死があるのですね。早かれ遅かれ、死は避けられないのだから、せめて残りの生をしっかり生きようと思いました。

Yさん、遠くまで来てくれて、ありがとう。合掌。

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カレンダー原画

2014年08月19日 | 暮らし

Dscn1895 昨夜、カレンダーの原画が12ケ月全部揃いました。油性絵の具を使って未だ乾いていない人も居て、何人かはテーブル上に広げていました。 今年はプロの版画作家さんの参加が増えた ので、なかなか見応えのあるものに仕上がりそうです。

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夏野菜の味噌炒め

2014年08月16日 | 暮らし

Dscn1824 夏バテしそうになると作る料理が「茄子とピーマンの味噌炒め」。子供の時にはあまり好きではなかったけれど、何となく記憶に残っていて作り始めたら、今は大好き。

茄子もピーマンも細切りにしておきます。茄子は水に漬けあく抜きし、ゴマ油を熱して炒め、しんなりとしてきたらピーマンも入れてさっと炒めます。みりんで溶いておいた味噌を最後に加えて、好みで唐辛子も入れます。甘めが好きな方は、砂糖を少量入れてもいいですね。

黒泥土に白化粧して桜花を赤絵で描いた楕円鉢に入れてみました。

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木版画

2014年08月14日 | 暮らし

Dscn1892 この道具は、帯の仕上げに使うものです。ベニヤ板十数枚とセットになっていて、仕立てた帯の皺伸ばしに使用していました。帯の間にベニヤ板を挟み、手動で圧をかけます。

今は帯の縫製もしていないので、私は摺り終えた版画紙の皺伸ばしとして使っています。今年の「わがまち風景賞版画カレンダー」もあと少しで終わります。朝から晩まで取り組んで、一週間ほど掛かりました。二ヶ月分を担当した昨年よりは楽だった分、6版摺りにしてしまったので時間が掛かりました。でも、久し振りに達成感を味わえそうです。

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夏の夕日

2014年08月11日 | 暮らし

Dscn1886 夕方、二階の窓を閉めに行ったら、あまりにきれいな夕日なので写してみました。Dscn1889夜、庭が明るいので出てみたら、月が輝いていました。昨日は各地で雨の被害が報道されて、自然の脅威は怖いと思いました。でも、こんな光景も目にできるから、 地球の上に生きていることの素晴らしさも感じます。

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2014年08月10日 | 暮らし

Dscn1882 昨日、盆栽の松の手入れをしました。一の枝、二の枝、三の枝と決めて針金掛けをし、下を向いている枝や立っている枝を切ったら、洗練された姿になりました。

切った枝を花瓶に挿してみました。ちょっと、大木に見えたりしませんか。 松は常緑で気品があります。20㎝ほどの盆栽鉢ですが、50年程経っていると先生が教えてくれました。大きい方の鉢は100年程。

盆栽は人の寿命をはるかに超えて生き続けるので、これからは若い人に託していかないと。

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桐生八木節祭

2014年08月04日 | 暮らし

Img_20140802_120142333 いつもは夕方から出掛けるお祭りですが、例年夕立にあうので、昼に行ってみました。今年、53年振りにお披露目されるという本町五丁目屋台を見てみたかったのです。

安政6年に完成した豪華な屋台。彫刻師は岸亦八、襖絵は長沢時基。扁額の書は中沢雪城と台陽山人。屋台前面に龍を象った柱が施されています。盛時には本町一丁目から六丁目まで豪華な屋台があり、引き違いが行われたり、舞台で歌舞伎や神楽が行われたそうです。

他に娯楽が無かった時代、祭はどこの地方でも一大イベントだったことでしょう。各町会の意地と誇りの象徴のような舞台。桐生祭の熱気を感じます。

昼の祭会場は活気も無く、道路の熱気に当てられたのか、その夜熱が出ました。

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蔓草

2014年08月02日 | 暮らし

Dscn1828 2~3日、涼しい日が続いたので、 庭の雑草取りをしました。夏は草の成長が早いので大変です。特に蔓性の草の生命力の強さは呆れるほど。

実が落ちる前に取らなければと思ってむしったら、捨てるに惜しい造形の美しさ。石シリーズの花挿しに活けてみました。これはトルコ青マット釉掛け。

古代から、繁栄を表現する文様には蔓や種子の多い植物が採用されてきました。今、それを実感できます。草むしりもしなかった学生の頃には、頭でだけ考えていました。

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医光寺

2014年08月01日 | 暮らし

Dscn1866_2 「わがまち風景賞ツアー」のコース下見のために訪れた黒保根の医光寺。

今年は上州の左甚五郎と称された関口文次郎縁の箇所を巡るツアーなので、栗生神社を予定していたけれど、大型バスが近くまで入れないことから断念。同じ黒保根地域で候補に挙がった物件が医光寺でした。本堂に入ると、見事な彫りの欄間に一同驚きました。

「わがまち風景賞ツアー」は10月25日を予定しています。

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