陶芸教室で少しだけ粘土が余ったので、こんなものを作ってみました。絵手紙を描く友人にあげたら喜ばれるかなと思って。そうしたら生徒さんやスタッフに受けて、体験教室で作ってみようということになりました。明日、ロクロ体験と平行して行ないます。
部屋の整理をしていたら、娘が小学校低学年の時にしたローケツ染めのハンカチが何枚か出てきました。当時、犬を飼い始めた頃で、何にでもチャチャの絵を描いていました。こういう絵、大人には描けないなあ。構図とか、色調とか考え過ぎてしまう。
「うちわサボテン」の実をいただきました。初めてお会いする方でしたが、赤い汁が出てくるので染色できそうだと言って、太田から染織教室に持ってきてくれました。赤系の色素ならアントシアニン抽出剤で色素が採れるかと思って調べてみたら、サボテンの実はベタシアニン色素で、染料成分はないことがわかりました。残念。食用もできるらしいけれど。
暑い日が続くので、少しでも涼しげに見える服を紹介します。これは幅広の平筆に水を含ませ、濃い目の染料液を筆の片側だけに染み込ませて花びらを描いてバラの花を表現したもの。こうするとちょうど良いぼかし加減ができて、簡単だけどバラの花に見えます。衿を少し広めに開けて涼感を出してみました。
お盆中、姉の家に泊まりに行ったら、トラ猫の「モグ」が居ました。猫は飼ったことがないので物珍しくて構うと逃げていきます。そのくせ、知らん振りしていると寄ってきたりして、犬と全然違います。まだ若い猫なので、何にでも興味津々で疲れ知らず。一日中、猫と遊びました。 人が猫にはまる理由が少しわかったかも。
お盆中日。今年はこんな可愛いお飾りをみつけて魂棚に置いてみました。本当のキュウリとナスで作ってもいいけれど、この暑さなので痛みそうですよね。先祖や無縁の精霊がこの馬に乗って、牛には荷物を積んで、冥界と此の世を行き来するというので飾る習し、情緒がありますね。
おもかげや二つ傾く瓜の馬 波郷
部屋の片付けをしていたら、何年か前に習っていたオカリナが出てきました。澄んだ音色に惹かれてオカリナを専門に作っている方に入門して、一時はアンサンブルで演奏するまでになったけれど、辞めてしまったら、何年もの間、手に取ることがありませんでした。自分でも作ってみようかと思ったこともありましたが、私は音感が発達していないようで無理でした。久し振りに楽譜を見て何曲か吹いてみました。
液体植物染料で染めたシルクのショールです。五倍子(ふし)とは、ウルシ科のヌルデの樹に寄生する虫が作る虫こぶのことで、多量のタンニンを含んでいます。それを鉄媒染してグレイの色を出してみました。こういう色なら年齢や季節に関係なく身に付けられるから、結構、使い易いかもしれませんね。
週末の金・土・日は桐生八木節まつりでした。朝から夜遅くまで街に熱気が篭っていました。この街の1年の中で最大のイベントとも言っていい三日間です。これは最終日のジャンボパレードの時に織物共同組合の人達が着ていた半被。「起龍」に掛けているから、至る所で龍の図柄を見ます。
梅雨は明けたみたいだけれど、台風の影響なのか、湿気の多い日が続いています。見た目だけでも爽やかにしたいと思って、玄関にこんな緑を置いてみました。店頭でみつけた時に、なんか見たことがあると思ったら、アスパラガスの葉でした。以前、庭に植えてみたことがあります。この器は半磁器土に青磁釉を掛けた片口。小さな植木鉢なので、ぴったり入りました。
近江御影土の深海ブルーと白を併せてロクロで挽いたら、渦巻き状の模様が出ました。面白くなって、マーブル模様にした皿とかもいっぱい作りました。それは今窯の中にあるので、次回に紹介しますね。
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