来月の盆栽展示会に向けて、鉢を制作しました。木賊を入れた寄せ植えを予定していて、巨大な変形鉢となりました。いつもギリギリにならないと着手しないから、今回もあたふたとしながら植えることになりそうです。
現在、6台の手機に掛かっている経糸です。緯糸は自由にお選びいただけます。
こちらはコースター用。幅は10㎝です。
卓上型の4枚綜絖手機。
これは6枚綜絖のオーバーショット織。中級者向けです。ストールを織り上げる体験の平均所要時間は3時間です。
1月に旅したカンボジアは2日目から腹痛に見舞われて楽しめなかった記憶が残ったけれど、同じツアーで知り合った方々からメールやお葉書をいただいて、先日、INOJINに集まっていただきました。お土産に頂いたのは菊乃舎さんの富貴寄せ。
この春は桜もゆっくりと鑑賞できなかったけれど、この干菓子の桜で愉しませていただきました。ありがとうございます。また、お会いしましょうね。
手織体験をした方の多くはさらに学びたいという希望を持たれますが、ネックになるのは高額な手織機です。中古のものだとかなり安めにオークション等で出ますが、初心者には直し方もわからないので手に負えない場合がほとんど。
誰でも気楽に織りに取り組めたらいいと思って、以前、ロクロ式の卓上機を作ってみました。でも、平織り以上はできなかったので、多綜絖の卓上機を作りたいと考えていました。弓棚式にしたら実現できるかもと思い、6枚綜絖で形にしてみました。理論上は織れると思いつつも、実際に織り始めるまでは不安でしたが、何とか模様が出てきました。
とりあえず形にしたところなので、普及できるほど完成されていないから、試行錯誤しながら量産できるように頑張ってみます。
やっと春めいて来て、草木が艶やかに新芽を吹き出しました。
盆栽も伸び放題にしていると見た目が悪くなるので剪定をします。難しく考えないで、デザインの一つだと思えばいいから、バランス良くなるように伸びた枝や大きくなり過ぎた葉を切って整えます。松や真柏等は厳格な決まりがあるけれど、雑木は気楽に取り組めます。下から見上げた時に大樹に見えるようにもっていくと格好良く仕上がります。何度も枯れかかって、3年目にやっと咲いた姫林檎。どんな花が開くのか、ずっと楽しみにしていました。