今月は雨の多い月でした。先月の台風でノコギリ屋根の雨樋がずれたのか、雨漏りが始まってしまいました。天井に広がっていく灰色のシミは、だんだんと濃い茶色に変色してきました。こうした古民家みたいな建物は、ずっと修復しながら付き合っていくしかないのですね。
急に気温が下がって、今夜は暖房が欲しい感じです。寒くなると気弱になるけれど、朽ちないように頑張らなくては。
今月は雨の多い月でした。先月の台風でノコギリ屋根の雨樋がずれたのか、雨漏りが始まってしまいました。天井に広がっていく灰色のシミは、だんだんと濃い茶色に変色してきました。こうした古民家みたいな建物は、ずっと修復しながら付き合っていくしかないのですね。
急に気温が下がって、今夜は暖房が欲しい感じです。寒くなると気弱になるけれど、朽ちないように頑張らなくては。
所用があって訪れた後藤織物。桐生の老舗だけあって、年季の入ったノコギリ屋根です。主力の七五三の帯の出荷も終わったということで、静かでした。ノコギリ屋根の建物は継ぎ足しが可能なので、ここも屋根が違っています。それとも、途中で修理したのでしょうか。
内部は北側屋根のガラス窓から差し込む自然光が優しい光を注いでいました。機械の並ぶ様は織都の一風景。次回は稼働しているときに訪れたいと思いました。
彦部家屋敷に行ったら、織学舎の改装工事が済んでいました。床も壁もベニヤだけど綺麗になって、各織り機の上に照明具が取り付けてありました。そして、窓には網戸が。これは嬉しかった。早速、皆でテーブルとイスを運び込んだり、機の点検をしたりして過ごしました。
暑くて長い夏でしたが、朝晩はずいぶんと涼しくなってきました。帰り際に振り返ると、長屋門の前庭にコスモスが咲き乱れていました。
お客様からいただいた花束。花屋さんでは売っていない草花は華やかではないけれど、優し気で品があって、見ているとホッとします。しばらくしたら、茎から根が生えてきました。逞しさもあるのですね。
夜の営業が始まって1週間経ちました。急ぎの仕事ではなかったけれど、店を閉めてから30分ほどロクロを回しました。土を練ったりロクロに集中すると、気持ちが穏やかになり、よく眠れるから。陶芸を学んで、本当によかったと思います。