今日、市内のパン店「スタイルブレッド」のスタッフが講師となって、倶楽部でパン教室が開かれました。スタイルブレッドのパンはとても美味しいので、プロの味が学べる良い機会だと思いました。
生地の配合が一般の教室や本に書かれているものと全く違って水分が多くびっくりでしたが、できたパンは柔らかくて冷めても固くなりませんでした。
カレーパンを二種作りました。中に詰めたものと、生地の上に乗せたもの。カレーもルーから作りました。野菜もたくさん摂れます。チーズの上に乗せて焼いた方は、香ばしくカリカリとした食感です。
サラダとスープも教わって、ランチを皆で頂きました。手を掛けたものは美味しいですね。とても贅沢な時間を過ごさせてもらった感じです。
中学生の時に在籍していたダンス部のOG会をするというので、久し振りに電車で東京に行ってみました。
会場は母校の近くの水道橋グランドホテル。6年間通った道を通りました。ずいぶん変わってしまっていたけれど、昔からある剣道や柔道関係の店はそのままで懐かしく、ちょっと立ち止まってしまいました。
ホテル内のプラチナルームというスペースを借りて、エアロビをした後にレストランに移って食事会。学年を超えた集まりもいいものです。
その後、浅草で鼓をしている同級生と雷門前の「花の舞」で待ち合わせて、門下生の方々との打ち上げに参加させていただきました。足利市駅に車を置いてきたのでお酒は飲めなかったけれど、十分雰囲気に酔いました。帰途、ライトアップされていた雷門が迫力ありました。
一時期を共に過ごした人達との再会。そこにはその世代だった自分との再会もあるのですね。
昨日、市内のA氏宅を訪ねました。わがまち風景賞の版画カレンダーのための取材です。借りた鍵を開けて入ると、無人の家の閉め切った独特の匂いがしました。昨年、入った時と同じです。質の良い建材や家具、細部にも凝った照明器具などに桐生が栄えていた時代を感じました。生活用品も結構そのままになっていて、書棚を開けると哲学書が並んでいましたが、下段には立原道造やドフトエフスキーなどの著書もありました。
借りてきた写真をもとに版画を創ることはできるけれど、やはり、その家の空気を吸い、かつて住人だった人の気配を感じることで、私はその人達の人生の一瞬を追体験できるような気がするから、労を惜しまないで通わなくてはいけないと思うのです。
6月になりました。衣替えの季節ですね。今夜の盆栽会の懇親会には単衣の蚊絣の白いキモノを着てみました。いつも展示の搬入や搬出ではジーパン姿なので、たまにはお淑やかな姿もいいかなと思って。
食のイベントも一段落し、ホッとしたところもあって結構お酒が進みました。平均年齢70歳位の会の中では若手だし、紅一点ということもあって、いつも皆さんが親切に接して下さることを感謝しています。