藍の種を武庫川女子大学から分けていただいたので、お礼返しをするために種を収穫しました。手で揉みとって種を出します。一握りの種がこんなにたくさんの藍葉を育て、種も何倍にも増えました。自然の力強さを思います。来春はこぼれた種で、蒔かなくても発芽しそうです。
今日は11月にしては暖かい日で、久し振りの茶事に参加するのにどのキモノを着ようかと迷いました。菊をイメージして、白地に紫の総絞りのキモノに、かつて井甚織物で織られた袋帯を締めてみました。
井筒の趣向で誂えられた茶席。二畳半の茶室に客は4人。こじんまりとした中にも緊張感のある空間でしたが、次客に入れていただいたので、楽しみながら清閑な時間を過ごすことができました。たまには時を忘れて過ごすことが明日への活力となります。
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