一昨日、桐生女子高校OB会の方々が盆栽教室に来てくださいました。赤松の植替えと針金掛け、苔貼りを体験していただきました。クリスマスとお正月にも飾れるように、竹ひごに赤と緑のトナカイと羽子板を付けてみました。赤松は雄々しい黒松に比べると優しい感じなので女性向きかと思って選びました。
実生で2年程のものを使いましたが、普通に育つと直立の幹になります。それを風雨に曝された感じを出すために針金を掛けて曲がりくねった幹に仕立てます。少し可哀そうな気もしますが、人の思い通りに植物を仕立てることが盆栽たる所以です。松は丈夫なので折れはしませんが、皆さん恐々と作業していました。
作業しながら1年の過ぎる速さを感じていました。さすがにお正月はまだ早いけれど。
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