INOJIN折々の記

蕎麦カフェや工芸倶楽部でのイベント、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

桐生川の畔

2018年03月26日 | 暮らし

桜便りに惹かれて、桐生川の土手を散策してみました。飼い犬が居なくなってからは訪れていなかったので、何年振りでしょうか。枯れた葦に冬の名残を感じつつ、河原の樹には新芽が見られました。

橋を越えると足利市。桜の老木が何本かあります。五分咲きといったところ。

犬も居ないのに散歩するのは所在なげで、何となく気恥ずかしい感じがしていました。でも、夕方の河原には白鷺の姿も見られて、青空に下弦の月が出て風情ある情景でした。たまには散歩しようと思いました。

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蕎麦粉クッキー

2018年03月23日 | 料理

蕎麦粉を使ってクッキーを作りました。チョコレートでコーティングしたら、まるで大きなドングリ。カフェで珈琲に付けてお出ししますね。蕎麦の香りがほんのりします。

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鏑木さんの遺作展

2018年03月22日 | 暮らし

昨日はみぞれ混じりの雨が降る寒い一日でした。先日亡くなった鏑木貴詞さんの遺作展が末広町のグローバルラウンジで行われており、顔を出しました。

鏑木さんとは昨年の12月に足利でグループ展をして、一緒に作業したことがついこの間のことのように思われます。自分より歳若い人の死は、余計に悲しい思いが募ります。

供養に購入した一枚の絵。冬の夕暮れに寄り添う男女の影が長く伸びている情景。カフェの一角に飾ってみました。ご冥福をお祈りいたします。

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春告げ菜

2018年03月19日 | 園芸

昨年の冬に植えた掻き菜。寒い時期は全く成長しなかったけれど、春めいてきたら一気に大きくなりました。茹でても目減りせず、茎が美味しい。梅から桜の開花時が旬です。もう少し暖かくなると、花が咲いて硬くなり虫も付きます。一年中同じ野菜が店頭に並ぶ中で、季語にもなる青菜。自分で育てたら、よけいに美味しく感じます。

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母の器

2018年03月12日 | 陶芸

陶芸教室の生徒さんのMさんには3人の息子さんが居て、すべて飲食店の経営をしています。Mさんはその息子さんたちがお店で使う器作りを、毎回、大変と言いつつも工夫を重ねながら、大量にこなしていきます。

昨日はMさんの次男さんがやっている『麺や 椿丸』へ行って来ました。「おつまみ3種盛」というメニューを取ってみたら、前に教室で作っていた藁灰白萩釉のお皿に盛られて出てきました。薄っぺらな市販の器を使うお店が多い中、こんな器で料理を供されたら、それだけで美味しく感じますね。

数回なら、人のために器を作れるかもしれないけれど、もう、十年以上も大量の器を作り続けられるのは母ならではと教室の皆で感心しています。

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消しゴムはんこ

2018年03月05日 | カフェ

2000枚印刷したポイントカードが無くなったのを機に、手作り感が強い消しゴムはんこを彫り、カードや紙袋などを仕上げてみました。紙袋も少しは高級感のある既成のものを使用していたけれど、うちが目指しているのは高級なイメージではないので、こうした手作り感が好まれるかなと思いました。

高校生の時に実家が建て替えられ、大工さんに床材やら金属片をいろいろともらいました。台所の床に使われたリノリウムという素材は彫ってみると版画ができたので、蔵書印をたくさんつくりました。それ以来、素材は消しゴムに替わったけれど、無数のはんこを彫りました。あげた人達は、まだ持っているのかしら。

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久し振りの骨董市

2018年03月03日 | 骨董市

今朝は早起きして、桐生天満宮の骨董市に出掛けました。手織機の歯車の留め具が手に入らなくて、作業が中断していました。鉄釘を熱しながら叩けば作れるかなと思って挑んだけれど、やはり上手くいきません。骨董市なら鉄屑として扱われているかもしれないと思いました。こんなモノを物色している女性は皆無だけれど、案外こういう所から掘り出し物があったりするもの。

蕎麦カフェがあるから行けなくなって、久し振りの骨董市。でも、早起きすれば行けるんだと思い立ち訪れてみました。目的の物だけ探して早く帰ろうと思いつつ、いろいろな物に目移りして、「楽しい楽しい」と心の中で連呼しながら歩き回りました。

結局、留め具は無かったけれど、作ってくださるという職人さんに会えたので、まあ、目的は達成できたのかな。急いで帰宅して、いつもの時間通りカフェも開店できました。満開の紅白の梅花を見られたのもおまけ付き。

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