INOJIN折々の記

蕎麦カフェや工芸倶楽部でのイベント、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

ドメイヌ・ドゥ・ミクニ

2012年12月31日 | 暮らし

Dscn0382
今年最後の忘年会は家族で。前から一度行ってみたかった軽井沢のドメイヌ・ドゥ・ミクニを予約してゆっくりとランチを頂きました。

ル・コルビジェに師事した板倉準三氏が昭和6年に設計した個人住宅を世田谷区等々力から移築したそうで、木とガラスでできた大きな窓から見える雪景色を見ながら贅沢な時間が流れました。盛付がとってもきれいで、参考になったので、ちょっと、ご紹介。Dscn0383
アミューズ・ブッシュはほうれん草のキッシュ。Dscn0384
前菜はズワイガニと菊芋のプレッセ。ココナッツカレーソースにそば粉のタリアテッレ。Dscn0385
魚料理は真鯛のローストに春菊のソース。寒締めほうれん草のフォンデュ。Dscn0386
肉料理は信州プレミアム和牛腿肉のエギュイエット。赤ワインソース。軽井沢野菜のエテュべ。Dscn0387
口直しは信州産りんごのソルベ。Dscn0388
デザートはフォンダンショコラとトンカ豆のアイスクリーム。Dscn0390
最後にハーブティーと焼き菓子。

コメント

デザインのモチーフ

2012年12月29日 | 暮らし

Dscn0367旧式の灯油ストーブがあるので、その上に鍋を置いて料理をします。小豆を煮たり、スープを作ったり。今の時期、スープは身体が温まるのでちょっと来た人に出してあげると喜ばれます。先日は白菜とベーコンと玉葱のスープを作ったので、今日は根菜だけにして、ゴボウと人参と生姜と大根のスープにしました。

ゴボウをあく抜きしていたら、洗い桶の中に素敵な模様が出現。デザインの発想は生活の中からも得られます。

コメント

忘年会

2012年12月27日 | 暮らし

工芸倶楽部を始めて、いろいろな付き合いが広くなるにつれ、宴会に誘われる回数が増えてきました。義理やしがらみで参加する会もたくさんあるけれど、今日の忘年会はずっと楽しみにしていました。Dscn0375
ノコギリ屋根版画会を起ち上げて、30部のカレンダーを作成し、その売上金で忘年会をするという約束を今年1月にしました。結構きつい作業でしたが、この日を楽しみに皆頑張りました。相生の「いとい」にてその会を行いました。

芸術談義に話が弾み、楽しい会でした。数ある日本酒も一通り試してみたりして、一年の憂さを忘れさせてくれる気がしました。こんな時を持てるなら、また苦労してもいいねと皆で意見が一致した次第です。大人には、心遊ぶ時間が必要なのです。来年も頑張ります。

コメント

You Tube

2012年12月27日 | 暮らし

FM桐生の小林さんと野口さんがご尽力下さって、INOJIN工芸倶楽部がYou Tubeにアップされました。

前もって質問される項目を聞いておけば良かったのに、ぶっつけ本番だったので、緊張して声が上ずっています。やたら手を動かしているのが気になるけれど、よかったら、覗いてみて下さいね。http://www.youtube.com/watch?v=1NMzIqwVfjQ 

コメント

刺繍のバッグ

2012年12月18日 | 暮らし

Dscn0364
今、当倶楽部ギャラリーに展示しているバッグの制作者、武井陽子さんは、桐生で刺繍のデザインやパンチ制作を仕事としてきた方です。刺繍をアクセサリーや小物で表現するブランドStromで作品展開しています。今回は青木りつ子さんがバッグの縫製を協力しています。

コメント

お洒落考

2012年12月17日 | 暮らし

高いお金を出せば買える有名ブランドのバッグや洋服を買うのは簡単だけど、それが本当に自分を最大限に恰好良く見せてくれるのかは疑問です。個性溢れる作家さんの作品を身に付ける方が、より自分を表現できると思うので、自分に相性のいい作家さんを見つけ出す努力をすることが本当にお洒落な人だと私は思います。

もちろん、有名ブランドのものが一番似合う人も居ますが、そのブランドの歩く広告塔みたいになったら、ちょっと恥ずかしい。

手作りの物は、あまりたくさん身に付けると重いというか、やぼったい感じがします。どこか一品に手作りの物を持ってくるといいかもしれません。

すべてに洗練され過ぎた装いは、すきなく構えて見えるので、冷たい感じがします。頭の中がファッションのことだけで一杯なのかしらと思われて、逆効果です。

結局、お洒落はやり過ぎてもだめだし、構わなくてもだめなんですね。さりげないところにこだわりを持つ位がいいのかも。

コメント

12月のカレンダー

2012年12月16日 | 暮らし

Dscn0333
12月はクリスマスの印象が強いので、黒泥土でモミの木を作り、レースで型押ししたところに白化粧土を入れてみました。金や赤は上絵付けで表現しました。

一年があっという間に過ぎて、もう師走となりました。また、一つ歳を取ることになります。身体は衰えていくかもしれないけれど、経験がどんどん積み重なって、歳を重ねることはとても素敵なことだと思います。

コメント

好きな色

2012年12月14日 | 暮らし

Dscn0310
絣に染めた経糸を機拵えして、マフラーを体験織りできるようにしました。もう少し違う色にしようと思うのだけれど、染め上がってみると、やはり藤の花の色味になっていました。

コメント

お香

2012年12月13日 | 暮らし

Dscn0299良い香りの お香を頂いたので、花の形のお香立てを作りました。点火しなくても、置いてあるだけで香りがします。この近くを通る度に香って、癒されます。

コメント

冬の贈り物コンサート

2012年12月12日 | 暮らし

Dscn0327
12月9日、午後と夜にコンサートを行いました。とても盛況のうちに終わり、安堵すると共に、未だ余韻が覚めません。とても素敵な1日でした。Dscn0324夜の部の軽食を朝、40個作りました。なんだか、機内食を作っている気分でした。Dscn0329
Dscn0340_2
花を活けたりするのも、楽しい作業です。その夜は出演してくれた同級生達と藪塚の温泉旅館に一泊して、夜中まで語り合いました。毎年、恒例のイベントになることを願っています。



コメント

盆栽棚

2012年12月06日 | 暮らし

Dscn0306 ずっと気になっていた盆栽棚をやっと作りました。と言っても、ブロックに板を設置しただけですが。近くのホームセンターに行って、軽トラを借りてブロックと木材を目一杯積んで運転したら、カーブのところで傾いて身体が座席からずり落ちそうになりました。

台湾の盆栽商は、地面から75㎝以上高く棚を設置していない鉢は買わないのだそうです。これで一安心。

コメント

銘『初雪』

2012年12月05日 | 暮らし

Dscn0316
桐生本町の『辰見屋』さんにお願いして、「冬の贈り物展」オリジナル和菓子を作って頂きました。雪の焼き印が品良くあしらわれた食べて美味しいお菓子です。

そういえば、私の大学での卒論は「和菓子考」という題目で、日本の菓子のデザインのおもしろさを研究したものでした。高校生の時、茶の湯と出会って茶席の菓子の美しさに感動しました。でも、同じような材料を使っているのに、どうしていろいろなデザインを展開する必要があるのか疑問に思えました。そこから日本の文化が何を目指していたのかを考えたいと思ったのです。

『辰見屋』さんとは、これからもコラボして、いろいろな季節の折にふれて、オリジナル和菓子を作って頂くつもりですので、どうぞ、お楽しみに。

コメント