INOJIN折々の記

蕎麦カフェや工芸倶楽部でのイベント、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

尻尾

2008年02月29日 | 暮らし

待ち時間に読む本も持ち合わせていなかったり、携帯電話を見る気も起きないような時、ぼんやりと道行く人を眺めつつ、この人にはどんな尻尾が似合うかなあとか考えます。彪のような精悍な尻尾が似合う人とか、ふさふさの兎尻尾が似合いそうな人とかいて結構おもしろいんです。顔の感じも左右するけれど、どちらかといえば全体の雰囲気で決まります。よくカラーコーディネーターとかが似合う服を評しているけれど、尻尾を想像して似合う服を決めてもいいかもしれませんよ。

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月に兎

2008年02月25日 | 暮らし

Img_2677 風邪が治ったと思ったら、連日の雪や暴風で帯を外で染めることができなかったので、部屋で刺繍をしてみました。抜染した月の表現がいまひとつ物足りなかったので、日本刺繍を加えることで深みを出せるかなと思って。兎の目も焦げ茶色の糸で刺したら、活き活きとしてきました。湯のし前なので皺だらけですが、仕立てると結構いい帯になりそうです。

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春色の器

2008年02月14日 | 暮らし

3月が近づくと、お雛様を粘土で作る生徒さんが何人かいます。今回は久し振りに上絵付けの焼成をしたら大皿にお雛様の絵を描いた方がいました。上絵付けは色が鮮やかです。楕円皿に葉や野菜を描いたものは食卓を賑やかにしてくれそうです。各家庭にそれぞれ作品が持ち帰られて日常の生活の中で使われていく。そんな場面を想像して毎回の焼成に励みます。Img_2674

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赤城おろし

2008年02月08日 | 暮らし

桐生に来て驚いたことの一つに冬の強風が挙げられます。1、2月はほとんど毎日冷たい風が吹き荒れている天候なので、家から出たくなくなります。山が近い所は風が強いのですね。そういえば筑波も風が強いところでした。東京ではビルの谷間になるのか、こんな暴風は珍しかったと思います。この風の中、今日は折り紙染めをした帯を干しました。あっという間に乾いてしまうところはよかったけれど、さすがに取り込む頃には寒気がしてきました。Img_2675

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雪の朝

2008年02月03日 | 暮らし

朝、目が覚めたら雪景色でした。雪の日特有の静かな世界。雪が音を吸収するからでしょう。今シーズン初めての積雪です。いつもの見慣れた風景が別世界になりました。工場脇の木々にも白く積もって雪国みたいです。Img_2668

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