INOJIN折々の記

蕎麦カフェや工芸倶楽部でのイベント、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

アクリル糸

2017年10月25日 | 染織

10月なのに11月下旬の気温が続いています。手織り機の糸替えもようやく済んで、ウールやアクリルの糸になりました。ついでに、織り方も替えてみました。これは綾織りの応用で菱形の模様が続くパターンです。経糸にウール、緯糸にアクリル糸を使いました。

昔はアクリル糸というと粗悪なイメージを持ったけれど、昨今のアクリル糸は進化しています。毛玉もできずらくなっているし、空気を含むので暖かいのです。ウールは直接肌に触れるとチクチクとして痒くなることもあるので、ネックアイテムにはアクリル糸が向いています。ふんわり仕上がって、頬ずりしたくなる感触です。

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子供の造形

2017年10月23日 | 陶芸

昨日はキッズバレイの子供向けの造形教室の一日先生になりました。小さい子も募集したので、転写紙を使った上絵をしてみました。この転写紙はとても優れものです。ハサミやカッターで切り、水に入れると絵具シートだけ浮いてくるので、白い器に貼ります。800度で5時間焼成すると、完全に焼き付いて、洗っても落ちません。色は10色。透明感があります。

小さい子でも、大人が思う以上に造形力はあります。ただ、経験が少ないから、知っているキャラクターとかをモチーフにしてしまいがち。それが悪いわけではないけれど、できるなら個性を出してほしい。だから、資料をたくさん見せます。作業より考える時間の方が長くなってしまって、何人かは宿題になってしまいました。でも、10年後に見ても好きと思えるような模様を創ってほしかったから。

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マフラー・ストールのファッションショー

2017年10月21日 | 暮らし

今日、桐生商工会議所のケービックホールにて、マフラー・ストールのファッションショーが催されました。ファッションタウン桐生推進協議会設立20周年を記念して企画されたイベントです。市内35事業所が提供したマフラーやストールを市民やプロのモデルさんが着用して披露しました。

これはINOJINの太糸マフラーを女子中学生が羽織っているところ。6階ロビーではいろいろな作品を展示し、1階では販売もしていました。自分の作品が客観的に見られるので良い経験です。今回の式典の記念品として「わがまち風景賞」版画カレンダーが来場者に1部ずつ配られました。

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わがまち風景賞版画カレンダー2018

2017年10月20日 | 暮らし

今年もわがまち風景賞版画カレンダーが1300部できあがりました。雨季のように雨降りが続く中、広告掲載企業や協力してくださった方々にお届けし、やっと一息つきました。

嬉しかったのは、私が担当した桐生絹撚の午膓さんが原画を欲しいと言ってくださったこと。日曜画家ならぬ年賀状版画作家がプロの版画作家さん達に混じっての活動ですから、どうかなという思いでしたが。5年の間に少しは上達したかしら。

 

 

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蕎麦焼き味噌

2017年10月13日 | 料理

10月に入って、蕎麦会席を2回行いました。蕎麦に因んだ様々な料理をコースでご提供しました。中でも一番人気だった蕎麦焼き味噌のレシピをお教えしますね。ご家庭でも試してみてください。お酒が進むこと、間違いなしです。

西京味噌に刻んだクルミ、ネギ、花鰹、蕎麦の実を合わせただけなのですが、ポイントは蕎麦の実をカリカリに揚げておくこと。混ぜ合わせたら、耐熱の器に薄く伸ばしてオーブンやグリルで焦げ目が付く程度に焼きます。分量は適当にお好みで。何回か作ってみて、各ご家庭の味に仕上げてください。干しエビや茗荷、生姜、唐辛子とかを加えてもいいですね。

 

 

 

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風船蔓

2017年10月09日 | 園芸

一昨年、友人が送ってくれた種から育てた風船蔓。今年も実をつけました。可愛い緑の風船。朝顔も青い花を咲かせています。

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「高級蕎麦」

2017年10月02日 | 暮らし

『日刊きりゅう』で蕎麦会席の記事を掲載してくれたのは有難かったけれど、「更級」が誤植で「高級」になっていました。蕎麦通の方ならすぐに間違いだと気付いてくれたと思うけれど、「高級蕎麦?どんな蕎麦なんだろう」と期待した方がいたら、ごめんなさい。

今回の蕎麦会席では、蕎麦にちなんだ様々な料理の締めに更級の変わり蕎麦で柚子切りをお出ししました。まだ、青い柚子の皮を擦って香りを練り込んだ蕎麦です。久し振りに更級を打って楽しかった。難しい蕎麦打ちほど緊張して達成感が得られます。次回は何を練り込もうかな。高級蕎麦に近づくべく、思いを巡らせます。

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