INOJIN折々の記

蕎麦カフェや工芸倶楽部でのイベント、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

創る喜び

2018年10月14日 | 日記

J-2新田店のカルチャースクールで陶芸を教え始めて20年近く経ちました。延べにしたら本当に多くの生徒さんと関わってきたけれど、最近はあまり出入りが無くて10年越えの生徒さんが大半です。今、取り組んでいるのは広隆寺の弥勒菩薩像制作。好きで入ってくれたとはいえ、普通の?主婦やおじさんが50㎝越えの大作に何か月も掛けて取り組んでいる姿には感動を覚えます。デッサン等の訓練もしていないけれど、美大生にも負けない表現力。色々と提案すると、ちゃんと付いて来てくれるところがすごいと、いつも感心しています。

生徒さんは、集中できる時間を持てることが楽しいと言ってくれます。家でだと優先順位の高いものからこなしていかなくてはならないから、創作活動は後廻し。お稽古に出て来てしまえばそこで創作に没頭できます。時間が限られているからこそ、集中して作業できる。それが、日々のストレスから解放される一助となるそう。納得です。

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クラウドファンディングに挑戦します

2018年10月10日 | 日記

ノコギリ屋根の建物に愛着を持って、ここで活動することにこだわってきました。でも、古い建物は常に修繕し続けなくてはいけません。開業して8年目に入りましたが、ちょっとした利益はほとんで修繕費に充てられました。

なかなか前進できないので、クラウドファンディングに掛けてみることにしました。どれだけの方が応援してくださるか未知ですが、ものづくりの好きな人に開かれた工房として機能していくつもりですので、ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。

公開は10月22日。Readyforのページを開いて、nokogiriyane2018で検索してみてください。

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口福

2018年10月07日 | 日記

栗を頂いて嬉しいのですが、ちょっと面倒と思う気持ちも正直なところ。ただ茹でただけではお芋味なので、やはり、渋皮煮。なんとか時間を作って仕上げたら、多くの方々に「口福」と喜ばれて、甲斐がありました。

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「ノコギリ屋根のある街」

2018年10月06日 | 日記

最近はいろいろなメディアに取り上げられる機会が増えた桐生の街。幅広のひもかわうどんやソースかつ丼などの食材が面白おかしく紹介されるけれど、もっと近代日本を席巻した織物産地として紹介してほしいと思って、ノコギリ屋根を取り上げてみました。

明治から昭和に掛けて、日本が発展する礎の一つとなった織物産業。その一助となった桐生の繊維産業はもっと評価されるべきだと思って、市内に点在するノコギリ屋根をテーマに話を進めました。

一つの雑誌が世に出るまでの苦労は、読者として見ていた時には判らないものでした。編集者の方々は、毎号、身を削って取り組んでいるのだと察します。婦人之友社発行『明日の友』秋号。ぜひ、ご高覧ください。

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雨漏り

2018年09月27日 | 日記

今月は雨の多い月でした。先月の台風でノコギリ屋根の雨樋がずれたのか、雨漏りが始まってしまいました。天井に広がっていく灰色のシミは、だんだんと濃い茶色に変色してきました。こうした古民家みたいな建物は、ずっと修復しながら付き合っていくしかないのですね。

急に気温が下がって、今夜は暖房が欲しい感じです。寒くなると気弱になるけれど、朽ちないように頑張らなくては。

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後藤織物

2018年09月14日 | 日記

所用があって訪れた後藤織物。桐生の老舗だけあって、年季の入ったノコギリ屋根です。主力の七五三の帯の出荷も終わったということで、静かでした。ノコギリ屋根の建物は継ぎ足しが可能なので、ここも屋根が違っています。それとも、途中で修理したのでしょうか。

内部は北側屋根のガラス窓から差し込む自然光が優しい光を注いでいました。機械の並ぶ様は織都の一風景。次回は稼働しているときに訪れたいと思いました。

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織学舎改装

2018年09月13日 | 日記

彦部家屋敷に行ったら、織学舎の改装工事が済んでいました。床も壁もベニヤだけど綺麗になって、各織り機の上に照明具が取り付けてありました。そして、窓には網戸が。これは嬉しかった。早速、皆でテーブルとイスを運び込んだり、機の点検をしたりして過ごしました。

暑くて長い夏でしたが、朝晩はずいぶんと涼しくなってきました。帰り際に振り返ると、長屋門の前庭にコスモスが咲き乱れていました。

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野に咲く花

2018年09月09日 | 日記

お客様からいただいた花束。花屋さんでは売っていない草花は華やかではないけれど、優し気で品があって、見ているとホッとします。しばらくしたら、茎から根が生えてきました。逞しさもあるのですね。

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夜時間

2018年09月08日 | 日記

夜の営業が始まって1週間経ちました。急ぎの仕事ではなかったけれど、店を閉めてから30分ほどロクロを回しました。土を練ったりロクロに集中すると、気持ちが穏やかになり、よく眠れるから。陶芸を学んで、本当によかったと思います。

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リバーシブルのワンピース

2018年08月31日 | 日記

先日の米沢行で、旅の記念にと米沢で織られた布を買いました。

米沢織物歴史資料館は大正時代に建てられたので、「耐震補強工事をするまで2階の資料室は閲覧できません」と到着した途端に係の女性に告げられてガッカリしていました。それでも、桐生から遥々と来たのにと気の毒に思ったのか、特別に見せていただきました。それで、1階の物産販売所で御礼に何かと探したら、きれいな布が目に留まりました。

途中まで細かいプリーツが入ったシルク混紡の2枚の布。肩と脇を縫うだけでワンピースになりそうです。今はピンで留めているだけですが、そのうちちゃんと縫います。

 

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雨の東北行

2018年08月28日 | 日記

現存する弓棚式の高機を見学しに、高機復元プロジェクトのメンバーと共に二本松と米沢に行って来ました。二本松では、高村智恵子の生家に彼女が使っていたという手機があると聞き、予約して見学させていただきました。写真撮影は禁止ということで載せないけれど、いろいろと参考になることがありました。

再現された高村智恵子の生家は立派な造り酒屋さんでした。私が大学に入学仕立ての頃、初めて出来た友人が智恵子の紙絵集を貸してくれました。その繊細な色遣いや特徴をよく捉えた表現に魅了された記憶があります。記念館で実物数点を見て、当時のことなどを思い起こしました。

米沢織物歴史資料館を見学後、上杉神社のお堀を見たら、一面に蓮が。今年は蓮の花を観なかったと残念に思っていたから、少し残っていたピンクの花が嬉しかった。

 

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クマちゃん

2018年08月18日 | 日記

飼い猫が驚くかなと思って、陶の猫を作りました。最初は凝視して、やがて、動かないと判ると無視。今日、外から野生の猫が見に来たら、興奮して飛び回っていました。

家人は「猫じゃない。熊だ。クマちゃんと呼ぼう」と言って、クマと命名されました。

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懐かしい卓上手織り機

2018年08月12日 | 日記

 

ヤフーオークションで偶然見つけた卓上機。昔、碑文谷にあった東京テキスタイル研究所で学んだ東京手織機製の機だと確信しました。筬が無かったけれど再会できたらと思い、オークションに参加したら、どんどん値が吊り上がって結構高くなりましたが、手元に届きました。ところが、画像では確認できなかった歯車のストッパーが二か所とも無く、1年近く作動できませんでした。

簡単に作れると思っていたストッパー。木や陶で作ってみたけれど強度が足りず、結局、鉄工所で作成していただきました。今日、めでたく織りだしました。東京手織機の卓上機はその後、全て金属製になって軽量化したけれど、私はこの木製の重い手機が好きでした。この機でいろいろな作品を織りました。壊れそうな機ですが、宝物が一つ増えた感じです。オークションも懐かしいものに出逢えるので、たまには覗いてみるのもいいですね。

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ブルーインパルス

2018年08月04日 | 日記

昨日今日と、桐生の上空で航空自衛隊飛行隊「ブルーインパルス」の展示飛行があり、雲一つ無い空に飛行機雲が見えました。桐生八木節まつり55回目を記念して誘致したそうで、放射状に広がったり、ハートや桜などの形を表現しているのが見えました。車を運転中に見かけて、慌てて停車して見入っていました。

 

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ブルーベリーで染色

2018年07月26日 | 日記

ブルーベリーで染める方法を教えてほしいと頼まれて、今日はシルクのストールを染めました。ブルーベリーはアントシアン色素なので、色素を抽出すれば染めることが可能です。左が発色剤で染めだしたピンクのストール。ちょっと可愛いらし過ぎるということで、軽く銅媒染を掛けて右の薄紫色に落ち着きました。食べたら一瞬で無くなってしまうけれど、染めたらずっと思い出すから、こんな使いみちもたまには良いですね。

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