先日観た笠懸の蓮の花があまりに素敵だったので、有名な行田の「古代蓮の里」に行ってきました。広い敷地内に蓮池が複数あり、葉がたくさん生茂っていたけれど花は数えるほどしか見えず、がっかりでした。やはり時期を過ぎてしまうとどんなに広大な蓮池でもつまらない光景になってしまいます。中に白蓮を見つけたので、撮ってみました。
蓮の茎散り方の花を支えたる 瀧井孝作
三連休を利用して車で京都に行ってきました。せっかく行ったので、八坂神社に行って祇園祭を見て来ました。ものすごく混んでいて、片足を挙げたら、もう降ろせないという感じ。梅雨明けして、とにかく暑かったけれど、お祭の熱気はとても好きです。
先月から、日本刺繍と茶の湯を習いに足利に行き始めました。日本刺繍は欧風刺繍とは全く技法が違うので、自己流にやっていたのでは発展しないと思っていました。茶の湯は以前習っていた先生にお願いして再開しました。たまには心を遊ばせたいと思いました。季節を愉しむことや、気遣いを形にすることなど、茶の湯には大人の遊びとしての要素がたくさんあると思うのです。
家から車で15分程の距離にある岩宿の里に古代蓮の花が咲いたというので、観に行って来ました。早朝開いて、午後には閉じてしまうらしいので、陶芸教室に出掛ける前に朝寄ってみました。雨の中、傘も差さないで一人で観ました。とても大きな花でした。初めて蓮の花を見ました。睡蓮とは全く違っていました。背後に鬱蒼とした森のような樹々が見え、小さな池ではあったけれど、ひと気のない光景に天上の世界を夢想しました。
蓮の香や水を離る々茎二寸 蕪村
