秋めいてきて、暖かなものが恋しくなりました。手織した布を使ってバッグを作りました。極太の毛糸をしっかりと織った布です。持っているだけで暖かくなります。
近江御影黄土を使って型に貼り合わせて家の形に作ってみました。窓は即興で思いつくままにいろいろな形に刳り貫きました。開いている部分が多い方が灯りを点した時に華やかになるので、たくさん開けました。あとは乾くのを待って、素焼きにします。何の釉薬を施そうかワクワクします。
早いもので、もう10月も半ばを過ぎました。店頭にクリスマス商品を並べるところも増えてきました。それで、陶芸教室でも目新しいものを作ってみようと思って、家の形をしたランプシェード用の型を考えてみました。発泡スチロールを切ったり貼ったりして、教会風の建物を形作りました。窓や屋根は生徒さん各自で自由に創作したら個性も出ると思います。今日はこの型を使って実際に粘土で作ってみます。
昨日、桐生広沢町にある「桐生自動車博物館」に行ってきました。大谷石造りの旧織物工場を利用して個人の方が管理している小さな博物館です。トヨタのクラウンを中心にクラシックな車が現在も車検付きで展示されていました。なんだか、ここだけ時間が止まっているような不思議な空間でした。
昨日はお月見の会に誘われたので、キモノで出掛けました。帯はエンジュで染めた銀杏の柄の名古屋帯。お月見の会といっても、室内でお酒を呑むだけなんだけど、誰が持ってきたのか薄が飾られ、壁にはボール紙で切り抜いた満月が貼られていました。
近々オープンするネットショップの中で古布とかの骨董も扱いたいと思って、古物商許可申請のために桐生警察署を訪れました。警察署って普段あまり縁がないので、たまに訪れると何も悪い事をしていないのに何故か緊張してしまいます。生活安全課という部署で待っていると、壁一面に張られた「尋ね人」のチラシが目に入りました。全国の警察署から寄せられた行方不明の人達の顔写真と身体の特徴などが載ったものです。キャンプ場を散策中に居なくなった幼女とか、住んでいるマンションから忽然と消えた女性とか状況は様々でした。安否を気遣う家族から出された切実な思いがどのチラシからも感じられます。毎日、新聞の紙面を賑わす事件とは無関係だと思っていたけれど、いつ自分が当事者になっても不思議ではないのだということを考えさせられた一日でした。
飼い犬のチャチャはもう12歳なので、人でいったら64歳だそう。最近はうたた寝ばかりしています。今日も日なたで気持ち良さそうにしていました。少し前までは日なたを避けているみたいだったから、ずいぶんと涼しくなってきたのですね。今日から10月。衣替えですね。うちの娘も今日からブレザーを着て登校しました。犬は毛皮を脱いだり着たりできないので、暖かい場所とかにはすごく敏感です。
