INOJIN折々の記

蕎麦カフェや工芸倶楽部でのイベント、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

季語のある国

2007年10月31日 | 暮らし

書物の中で一冊しか持つことを許されないとしたら、私は迷わず「歳時記」を選びたい。季語は私達日本人が、この風土の中で育んできた美意識そのものだから。四季がある国は他にもたくさんあるけれど、「季語」がある国は他にない。記念日とかではなく、季節を愛でるという行為。季題を美しい言葉で詠むという文化を持っていることを誇りに思う。

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足利

2007年10月27日 | 暮らし

Img_2431 日赤病院へ行く用があったので、久し振りに足利に行きました。病院の駐車場からすぐの丘の上にギャラリーがありました。陶芸展をやっていたので、きつい坂を登りきり入ってみました。落ち着いた室内と緑豊かな庭。こんなところで作品展をやるのも素敵。足利へはお茶を習いに来ていました。鎌倉を思わせる街で、市内にお寺がたくさんあります。また、お稽古を再開しようかな。

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お酒

2007年10月21日 | 暮らし

これもImg_2428 手びねりで作った片口とぐい呑み。教室で手の空いた時に続けて片口を作っていたら、相当お酒好きと思われたみたいだけど、実際、そんなに強くはないし、連日飲んでいるわけでも全然ない。美味しい料理に合うお酒をちょっと口にしたいといった位。強いて言えば和食が好きなので、お酒の中では日本酒が好きかな。だから作る酒器も片口とぐい呑みが一番多いかも。信楽赤土に黒天目釉。

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手びねり

2007年10月20日 | 暮らし

Img_2430 最近、手びねりで作る器が好きです。ロクロももちろんいいのだけど、より個性が出せるのは手びねりのような気がします。これはお酒をいれてもお茶をいれてもいい片口。信楽赤土に藁灰白萩釉を掛けたもの。

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冬仕度

2007年10月18日 | 暮らし

このところ急に冷え込んできましたね。陽が射さない日は暖房が欲しいくらいです。先日、服の入れ替えをしたら、何年か前に編んだベストが出てきました。編み物はあまりしないけれど、編み込みは割りと好きでたまに編みます。この時はいろいろな毛糸が余っていたので、適当に模様にして作ってみました。編みこみは二重に糸が渡るから、とても暖かいんです。Img_2422 これは背面の部分。

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金木犀

2007年10月13日 | 暮らし

Img_2416 庭の金木犀が花盛りで強い香りが漂います。びっしりと小さな花が枝に付いて、盛りを過ぎると樹の下がオレンジ色に染まるくらいに落ちてきます。放っておくとどんどん大きくなってしまうので、もう二階に届きそうな高さになってしまいました。ちょっと芳香剤みたいな香り。

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綺麗

2007年10月05日 | 暮らし

海原純子さんの著書を読んでいたら、「キレイ」というのは顔のつくりではなく表情のことだという一文が出てきました。確かにそうかもしれませんね。最近は美容科学の進歩でアンチ・エイジングがもてはやされるけれど、心の在り方で顔は作られていくものでしょうね。それは男女を問わずに言えることではないのかしら。

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薔薇

2007年10月04日 | 暮らし

Img_2406 薔薇は1年に2回開花するので、楽しみが2倍ですね。でも、香りは6月の方が強かったような気もします。一鉢300円で買ったミニ薔薇を庭に移してあげたら、ぐんぐん大きくなって花をいっぱいつけました。

そこはかと薔薇の溜息らしきもの   後藤夜半

黒鳥はいづこの王子薔薇匂ふ    堀口星眠

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