INOJIN折々の記

蕎麦カフェや工芸倶楽部でのイベント、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

「テキスタイル・プランナー 新井淳一の仕事」展

2020年08月27日 | 大川美術館

大川美術館で新井淳一さんの布の展示が9月27日まで行われています。

新井さんは同じ境野町にお住まいだったので、散歩しているお姿はよく見かけましたが、話をする機会はありませんでした。今、あらためてその仕事の偉大さに触れた思いです。布の可能性を追求し続けた生涯でした。産地の桐生だからこそ、このような方が出たのでしょう。

縁あって、淳一さんが使っていた糸を先日いただきました。強撚糸の癖の強い糸で、普通の織物には使えそうにありません。でも、特徴を活かして何か形にしてみたいと思います。

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『織学舎』取り付け

2020年08月25日 | 織学舎

高機復元プロジェクトで通っている重文「彦部家住宅」敷地内に設けた「織学舎」。昨日、その名称を彫った木を玄関上に取り付けました。

書家の常見雨迅さんに彫っていただきました。欅の刻字。文字は銀色、地は柿渋の色。ぐっと、格調高くなりました。織物の街桐生に、織りを志す人が集う場をつくろうという心意気で立ち上げたプロジェクト。5年計画の最終年にコロナ禍に遭い、まとめることがままならないのですが、なんとか形あるものにしたいと願っています。

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陶のネックレス

2020年08月20日 | 陶芸

偽多肉植物を作った、半磁器土に緑の顔料を入れた色土が余っていたので、楕円に捏ねてストローで孔を開けました。黒は黒泥土、茶色は赤5号土で作ってあります。市販のガラス玉なども加えて糸を通したら、シックな色合いのネックレスが完成。

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雲シリーズ

2020年08月06日 | 陶芸

J-2新田店のカルチャー教室は、コロナ禍で3月から休会していました。先月から再開です。

休みの間に教材として作った雲シリーズ。花瓶は植物を活けるとまた違った印象になると思います。真鍮やアルミといった金属の角棒を組み合わせた造形を作ってみたかったので。空をボーっと見ていて思いついた形。手前の鉢には多肉植物を植えてみました。

この中で3つ、陶で作ったものがあります。半磁器土に緑の顔料を練り込んで焼いたもの。どれだか、わかりますか?

生花ではないけれど、枝に麻糸で小さな織物をして樹に見立ててみました。

 

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蕎麦豆腐

2020年08月02日 | 料理

蕎麦カフェで人気のメユー「蕎麦尽くしセット」にお付けしている蕎麦豆腐。豆乳とにがり、蕎麦実で作ります。作り方は簡単ですが、蒸し加減がちょっと難しい。夏は冷やして、冬は温かくして供します。

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