INOJIN折々の記

蕎麦カフェや工芸倶楽部でのイベント、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

藍の葉

2015年06月20日 | 暮らし

春に種を蒔いた藍が成長して、こんなに大きくなりました。

この生葉を刻んで絞り汁で布を染めると、きれいな水色になります。建てた藍で染める藍色とはまた違う爽やかな色です。葉を布の上に置いて石などでたたくと葉の形に濃い青緑に染まります。手軽なのに堅牢に染まるので、染める度に感心しています。

 

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山名文夫展

2015年06月14日 | 暮らし

館林美術館で開催されている山名文夫展を観てきました。今年は暑い日が続いたので、館内の池には蓮花がもう咲いていました。

資生堂の商標デザインをしていた山名文夫のアールデコ調の画風には以前から惹かれるところがあり、訪れたいと思っていました。彼の挿画やポスターだけでなく、資生堂の歴史もわかるような展示でした。化粧品会社というものは、装う機能だけでなく、夢のある文化を女性に提供しているのだとあらためて思いました。資生堂パーラー特製の金平糖を買い求めて帰りました。

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中里商店の犬

2015年06月10日 | 暮らし

 

桐生川内町にある「うどんの里」を経営している中里商店を訪れました。今年のわがまち風景賞に選ばれたので、2016年のカレンダーの版画にするために取材しました。そこで番をしていた柴犬。大人しくて良い子でした。この犬も版画の中に組み込んでみようと考えました。

犬の寿命は短くて、人の記憶からいつか消えてしまいます。版画の中の犬はいつまでも変わらずに建物と共に居ることでしょう。

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