頂いた自家製の味噌が美味しかったので、干し海老と刻んだクルミ、葱、七味唐辛子、味醂を加えて混ぜ、耐熱鍋土で作った小皿に薄く盛り付けてオーブンで焼いてみました。お腹一杯になった後のツマミにぴったり。特に日本酒に合います。
東京青山の「こどもの城」に設置されていた西野慎二氏作の石像が昨日、倶楽部に届きました。黒御影石でできた力強い女性像。「こどもの城」が閉館され、オリンピック関連の施設になるのにともなって撤去されることになったそうで、縁あって、うちに来ることになりました。
同級生だった西野君は、1985年この作品で国画会の会友賞を受賞されたそうです。奥さんの慶子さんも来訪して設置作業を見守ってくれました。ここが皆の憩える場になることを願っています。
1900年前後に作られたステンドグラス入りのアンティークドアが届きました。これを使って倶楽部の入り口をリニューアルする予定です。
10代の時に訪れたスコットランドのエディンバラ。滞在中、メインストリートのプリンセス通りを友人と毎日のように歩き、日本とは違う建築の様式に憧れました。「オールドフレンド」の店内でアンティークドアをみつけて、当時を想い出しました。憧れのままに終わらせないで、うちに再現してみようと思い、程度の良いものを調べてもらって取り寄せました。旧いものには過ぎて来た年月分の風格が備わる感じがします。
この夏の暑さは、動物にも過酷だったのでしょう。飼い犬が今週、逝きました。17歳と6ヶ月だから、大往生だよと人は言うけれど、もっと住みやすくしてあげれば良かったかなと心が痛みます。
今日は久し振りに冷房を付けなくても過ごせる1日でした。庭の鉄砲百合の花が咲き始めました。来年もこの花を見たら、初めて飼った犬のことを想い出すことでしょう。
先日、作陶した器が焼き上がりました。右回転のロクロで挽いたから、すべて時計回りに渦巻きが出来ています。予想した通りの色合いです。今夜は早速、焼酎杯として遣ってみました。器によって味も変わる気がします。
今日から3日間、桐生祭が行われます。毎年のことながら、行かないと何か物足らない夏という感じなので、とりあえず1回は町に出ます。この夏の暑さは尋常ではなく、浴衣を着るのも面倒と思いつつ、年に一度のことだと言う娘に合わせて着て二人で出掛けました。
八木節が流れると皆が一斉に踊り始めます。どうして踊れるのかと問えば、小学校の運動会に毎年踊るので練習したとのこと。桐生人はリズムが身体に沁み込んでいるのですね。屋台やタバコの臭いがする人混みの中を歩くだけですが、お祭はなぜか高揚した気分になります。
毎年、8月の第一土曜日は足利の花火大会です。例年、桐生祭と被るので見られないのですが、今年は1週ずれたので何年振りかに葉鹿橋に見に行きました。渡良瀬川の水面に花火の明るさが映るところに情緒があります。9時の終了際には連続して何発ものスターマインが打たれました。最後に何となくもの悲しくなります。