車輪とビール

次の人生を模索する日々

素晴らしい週末

2013-11-25 10:57:01 | 
 金曜日はももクロLVに参加。サイリウムはアンコールからという形でしたが、無ければ無いで大盛り上がり。相変わらずももクロLVは超面白いな。109名古屋シアター4で一緒に盛り上がったモノノフの皆様、オツカレありがとうございました。

 そして土日はJAF GPを観戦しに富士スピードウェイへ。
 そうです、ももクロLV終わって一度帰宅後、すぐに富士へ行くという超強行スケジュール・・・はさすがに無理で1h程度仮眠後出発。何だかんだで6時半には現地におりまして土日全てのコースイベントを楽しむ事が出来た。色々ありましたのでネタは気が向いたら綴っておこう。

 さて、そのJAF GPですが、実は毎年超楽しみにしていたイベントだったのですが今年で一旦区切るようです。現地で知りましたが、来年の開催は見直すそうな。
 またGT500、300、SF、Vitz+@という、超お得イベントで良かったんだけどなぁ。コストが結構掛かるのかなぁ。または参加チームに負担がかかるとか。
 そんな邪推じみた裏側はどうでもいいや。スゴく残念・・・「レーシングカーは速く走ってなんぼ」という信念が見やすいイベントで気に入っていたのですが。また似たようなコンセプトで復帰して欲しいな。本当に。JAF会員10年超なんで少しぐらいこんな贅沢言っても良いよね?

 肝心の観戦ですが、毎年パドックパス+オールグリッドと言う贅沢仕様でしたが、今年は会社から招待券をもらったので無料観戦。やったね。ただし一般のみ。「これまでとちょっと違う視点でイベントを楽しむ」事をコンセプトに掲げましてピットウォークもグリッドウォークも無しで楽しんできました・・・が、結局コースイベントは何時もと似たり寄ったりの場所で観戦。
 富士の場合、基本的にSFは100R付近でタイヤの入りとトラクションの駆け方、そしてコーナーリングスピードを楽しむ。GTカーの予選もSFとほぼ同様の場所で高速区間のタイヤの入り方と何となくのギア比を観察。決勝は決まって13コーナーイン側。ドライバーのキャラとタイヤの状況、そしてそこそこマシンが近く通るのでエキゾーストも楽しめる、個人的に富士で一番お気に入りの場所なのです。GT300、500の1、2日のレースは全て同じポイントで観戦したのでレースの振り返りと考察をしながら今綴ってます。

 この2日間で印象的だったのをザクっとまとめると、Vitzは「車の運転って楽しいよね」と言うもの。やっぱどんな車種でも限界近くまで速く走らせるとカッコいい。抽象的だけどオーラが出るんだよね。ギリギリの雰囲気が。また、それを操るドライバーはやっぱスゴい。これがレースを観て熱くなる根幹なんだろうな。うんちくは増えてもそういった部分をしっかり伝えてくれるのがVitzレースだと思う。全車カッコ良かった。

 次はレジェンドカップ。「86を操る日本レース史に残るレジェントのドライビングを刮目せよ」というイベント。リップサービスから走りと言ったイベントでして、「モータースポーツを盛り上げましょうよ」という感覚が心地よいイベントですね。ぶっちゃけ普通の86に毛の生えた車であってもあそこまでグッと来るのはさすがプロ。実況も個人的に日本一と思っているピエール北川氏で、本当に楽しいイベントだった。このイベントの弱点はやっぱ玄人好みの部分は抜け切らないところか。個人的には超盛り上がりましたが、分からない人にはやっぱわからない気がする。何かもう一工夫あれば相当エンターテイメントなイベントになるはずだ。何故なら「プロ中のプロ」であるレジェンドが主役からだ。それ故心が大らかな「はず」だから。

 GT300はやっぱ楽しい。スゴく楽しいよ。色んな車種が居るのはやっぱ華やか。見た目だけでなくレースもBOPが良くも悪くも盛り上げる。排気量も見た目もキャラ特性も異なる車種の混走はやっぱ楽しい。
 BOPとコース特性の関係上色々あれど、結局速いチームは速い。ここは絶対に変わらない。色々な意見はありそうだけど、レーシングカーとチーム力の進化を運営がしっかり見極めBOPを完全に上手く操るのは不可能でしょう。ただレースは何が起こるかわからない。GT-Rのターンインがどっしり安定している上にトラクションが化け物で絶対有利な状況に見えましたが、レース2では色んな要素が絡んでマクラーレンが勝利。良いレースでした。

 GT-Rで注目していたのは300スポット参戦していた、グランツーリスモの世界チャンピオンからレース業界にステップアップし活躍しているドライバー。じっくり観察してみましたが、ブレーキ、アクセル、ステアリング共にキリッとした操作。ラインのトレースも一貫性が強かった。100Rで見ていて一発は非常にシャープでした。アクセルの駆け方も少し独特で、他のドライバーとは少し違った走りだったし。そして運転の幅も結構広い。
 ただ引出しはそこまである感じでは無さそうな印象。レースは13コーナーで観てまして、気を使っている運転は何となく分かりましたが、常に同じような走り方の印象。アクセル、ブレーキ、ステアを滑らかにする事でレース中のタイヤをセーブしているのは何となくわかりましたが、結局走り方が変わっておらず、常に同じようなタイヤの使い方をしていた印象。壊れたり、ピットインする2,3周前ぐらいから兆候は見えましたね。逆にエヴァ何かはレース中の走りはウルトラスムース。で逃げる時はシャープ。自分のポイントではブレーキリリースは良くわかりませんでしたが、ラインもアクセルの踏み方も変わっていたのです。プロの技が一際光っていたな。スポット参戦とは言えグランツーリスモファンとして応援してましたが、トッププロが持っているレースの技にやられた印象。でも速かったのは間違いない。タイヤの理解が深まってしまったら手に負えない速さになってしまうかも。ほぼぶっつけであれはやっぱスゴいと思うのです。

 そしてGT500。やはりモンスターマシンだ。クソ速い。コーナーリングから立ち上がりにサウンドまで、世界最速クラスのハコ車は迫力が違うな。来年どの程度グレードダウンしてしまうんだろう・・・ちょっと心配。
 レース1は塚越選手の走りがキレにキレていてカッコいい勝利。ターンインが衝撃を受けたぐらい鋭く、アクセルを吹かすタイミングが他車を1ランク上回っていた。追っている時のあれはスゴいプレッシャーだった。
 レース2では応援していたENEOSの美しい勝利で大変楽しんだ。クソ寒かったがENEOS Tシャツを見せるために2枚で応援した甲斐があったというもの。決め手が無いレース独特の緊張感に包まれた、追われる展開でしたな。「手に汗握る」のを体感したのは久々。同じSCでもマシン特性が違っているのが見えてスゴい楽しかった。


 長くなりすぎた・・・ハンドルコントローラーが半分壊れていたのでやる気を失っていましたが、レース魂が再燃してきた。GT6も近々出るし、ハンコン買ってこようかしら。
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