車輪とビール

次の人生を模索する日々

S耐久 富士SUPER TEC 24時間レース 観戦記

2018-06-03 20:16:15 | 
 今年の国内モータースポーツカレンダーを観て「このレースは絶対行きたい」と思ったうちの一つであります。
 24h耐久レースと言えばル・マンやニュルなどが有名ですが、ついに国内の、そして近所で開催されるということでものすごい楽しみにしていたレースであります。S耐自体も久々の観戦。胸糞悪いドライバーのブログを観てから観戦の足が遠のいておりましたが故、本当に久々。
 何だかんだ言ってもS耐なのでGTのようなピリピリした雰囲気もなく、そしてドライバーも車両も幅があり。SFのチャンピオンや往年の名ドライバーからその辺のおっちゃんドライバーなど、草レースの最高峰という感じが心地良い空間を作り上げていたように感じます。

 自分が人生でやりたかった事である「エキゾーストを聴きながら寝る」というものも叶えることができました。
 そしてよくル・マンの映像で観る花火とマシンの競演も間近で観ることができました。
 また、24hを戦ったドライバーとマシンに敬意を贈ることもできました。
 色々やりたいことを叶うことができた、とても素晴らしい体験でした。

 レース自体はやはり草レースとガチのレースの中間ぐらいの雰囲気で、やはり耐久らしい車両のいたわり方もちょいちょい感じることができたのも印象があります。ダンロップ当たりではブレーキも結構滑らかに、けり出しも(シフトの回数減らしてるからか?)ぬるっと走っていたように思います。
 そこも普段観ているレースとは少し違うところだったな。一時期S耐もスプリント化しかけていたけど、耐久に戻って本当に良かった。
 やっぱ耐久は個人個人が各々思い思いに観戦を楽しむ感じがとても良い。「まだこのレース残り〇〇時間あるから」的な感じで基本大らかな気持ちでしたw
 お気楽な観戦者とは違い、走行しているドライバーは真剣なのは間違いないのですが、実況も解説もガツガツはしていなかったかな。
 そのちょっとしたゆるさが伝播していたのか、S耐なのに客入りも悪くなく、グラスタはそこまで客は居ない割にはコーナーでは結構人が多かったのも印象的だったかな。
 実況も解説も24hあるということで入れ替えが頻繁に行われて進行していったのですが、走行したドライバーの口から「良い雰囲気」であったり、「これから育てて欲しいレース」という旨がよく聞こえたのも何て言うか良かった点だったと思います。
 自分も土曜日何かはひたすら酒飲んで観戦してましたしw
 飲みすぎて一時ぶっつぶれたのはここだけの話でw

 また、耐久レースあるあるだと思うのですが、最後のゴールを終えたラップは何か感動してしまったな。
 あのお祭りが終わって少し寂しくなるような感じと、24h戦った選手、マシン、チームへの敬意が混じりまして。
 24h走っても10sec差のカテゴリもあり、なんだかんだで本当に楽しいイベントでした。来年も開催して欲しいです!
 そして来年は自分もBBQしたいですw

 写真は後日。
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