車輪とビール

次の人生を模索する日々

第➂形態じゃけ

2022-04-20 22:26:26 | 生活
 お国のためにぶち込んできたでござる、mRNA細胞。
 今回は3本目ということで初回のような左腕の筋肉が凝縮されるような鈍痛なのか、前回のような軽いインフルエンザになるのか、少し気にしておりましたが答えは足して2で割ったような感じでした。
 「月曜ぶち込んで次の日休んで実質4dvとしゃれこむやで」大作戦を決行した訳ですが、やはりそうは行きませんでしたな。

 月曜のPMぶち込む、ということでAMは自宅で適当に本読んで過ごし、PMにちゃちゃっとぶち込んで帰宅。
 「最後の晩餐になるかもしれんな」ということで、帰り際に完全にたまたまなのですが、「シャブ漬け」と世間で一世を風靡している吉野さん家の牛丼をテイクアウトしてまして。
 いや、すんごいタイミングだったな。「副作用嫌だな~~、明日大したもの食べれねぇかもな~~」と思いつき、たまたまテイクアウトして酒飲みながらニュースを見たら「生娘 シャブ漬け 親子丼」という、令和ではないノリでお祭り騒ぎがwww
 ただでさえ「左腕がもげて奇行種になるかもしれない」とぼんやり思っていたさなかに「シャブ漬けなうwww」も乗っかってくるとは、、、世の中わからないものです。
 吉野さん家の牛丼は近所にあり、まぁまぁ好きですので月1ぐらいでテイクアウトしていたのですが、おじさんもシャブ漬け戦略にはまっていたのかぁ、、、まぁ、どうでもいいですけどw
 吉野さんのお家からは何か知らんけど昔から上品ではない暴言がちょいちょい聞こえてくる印象があるな。

 と言いつつ、結局あの手の下賤な言葉遣いはこれまでも世間のどこかで、定常的に発言されていたことでもあるんだろうなぁ、とふと。
 目に入らなければどうでもよいのですが目に入ってしまう仕組みになってしまったのがしけた時代になってしまった理由の一つ、というのは散々言われているような気もしますが、エスカレートしているような感覚はあります。
 極端な人が増えたが故なのでしょうか、はたまた情報に飲まれて極端な人が増える土壌ができたが故なのか、というコロンブスの卵的な何かを感じます。
 資本側が気に入らなければ消費側は店に行かなければ良いだけだし、不買すれば良いだけだと思うのですけどね。資本主義なんだから資本側でなければ文句よりやることあるだろ、何ですよね。自分は徹底無視を決める、ですが。「文句を言う ≒ ある種の宣伝に加担」ですし。

 ということで今回の吉野さんのお家騒動を見ていて結構強めに思ったこととしまして、来週のどこかで親子丼食べてみたいです。
コメント

SuperFormula 富士 day2を観戦してきた

2022-04-10 20:22:53 | 
 なんて言うか昨日気になっていた選手から軒並み見せ場を見せて頂いたと言う。推しドライバーは軒並み駄目でしたが、、良いレースだったように思います。何て言うか、本日はツキがありませんでしたが、今一番気になって目で追ってしまう選手はサッシャ選手っす。Kondo Racingさん、キャップかTシャツ作ってください、オネシャス。

 しかし本日のレースは完全に野尻選手が制圧しましたね。昨日と全く同じ観戦コースである、予選はコカ・コーラ、本線は13コーナーイン側で本日のレースを楽しませていただいた訳ですが、予選のコカ・コーラはやはり色々見えますね。みんな攻めるコーナーだからこそ見ごたえがあります。ターンイン直前のバンプから縁石を踏んだ直後のあのびりびりした空気がたまりませんわ。
 野尻選手の一発目のミスの後、予選らしいわちゃわちゃの後の一息ついたタイミングで2発目で軒並みタイムが伸び悩んでおり「こりゃ宮田選手いったか」という空気をぶち破ったあの瞬間、観戦していた方なら「すごっ」となったのではないでしょうか。
 正直申し上げますと平川選手の予選ですがコカ・コーラがばちっと決まったように見え「こりゃいくでいくで」と印象を頂いたのですがまとめれなかったのでしょうか。逆に本日未明につづった三宅選手がいきなり魅せるというね。2Lapとも素晴らしかったなぁ。良いぬるぬる具合でした!今年のどこかで来てほしい選手です。

 レースの感想としては強いドライバーの存在感が際立った、良いレースでしたね。序盤のアクシデントはあるあるとして、トップフォーミュラで勝つためには強さが重要ってのが完全に垣間見えましたね。野尻選手、アクセル踏むのワンテンポ遅らせてましたもん。予選の際に塚越選手がおっしゃられていた「予選はアンダー気味?」って完全に本線が強い選手の特徴では?って。路温が少し高かったのでリアがつらくなるのは明白で予選でアンダー気味でポールって盤石じゃんって思ってしまいました。予想通りタイム差以上に完全制圧、すごいわ。
 そして小林可夢偉選手も完全に強い存在感魅せてましたな。らしさ全開の素晴らしい見せ場がたくさんありました。青い無限とのバトルは最高で、両者共に情熱的で見どころ満点。順位関係なく、こういったシーンを現地で見たいのですよ。頂戴しました。
 もう一つ印象的だったのはやはり世界のヤマケンでしょうか。昨日は取っ散らかっていた印象が強かったのですが、本日は良いレースを魅せましたね。アウトラップのアレジ選手との勝負は見どころ満点でございました。さすが一流の修正力です。昨年とは一味違いそうです。
 つづっておいてなんですが、推しドライバーからはこういったシーンを観たいのですよ。なんかコンサバなスパイラルに陥っているような、、、もちろんこれは素人見解ですけど、何らかの形で面白くない流れを断ち切って欲しいな、と心から思います。ストラテジーはそこまで悪くなかったように思いますが、見ているとなんか詰め切れない。本日は抜いて欲しかったなぁ。

 あと帰り際に思ったこととしてはF1の盛り上がりに乗じてでもなんでもよい。ただただ単純に盛り上がって欲しいなと。
 情報必須のかなりマッシブなレースですが、わかってくるとものすごいつばぜり合いがあり面白いのよ。F1のような超人選手権とは異なる奥深さが今のSFにはある。国内最速ではなく、世界に通用するスピードスター選手権であることは昨今の羽ばたいていったドライバーの活躍を観れば明らかかと。
 国内サーキットを知り尽くしたドライバーに対して若手や海外のナイスドライバーがいきなり強さを見せるシーンがどんどん出てきてこれがまた面白い訳です。
 やっぱレースの現地観戦は良いね、と肌で感じた素敵な二日間でした。良い2020年と良いNEXT50の開幕になりましたね。
 次の鈴鹿をどうするかは世の中の状況次第で決めますが、行けそうならぜひ参加したいものです。久々に焼肉弁当とビールの最強サーキット飯のコンボを決めたひ。
コメント

SuperFormula2022 開幕戦を観戦してきた

2022-04-10 03:24:23 | 
 大手を振って観戦、、、という訳ではないですが、社会の空気を読んで開幕戦の観戦に行って参りました。まぁ本日もいくのだけど。
 ブースも少しずつ活気を取り戻し、コロナ禍前に戻りつつある空気感がうれしい。
 今年のSuper Formula(以下SF)は「50」というスローガンの下、様々な試行をされております。F1もそうですが、カーボンニュートラルだのどうのこうので中々な規制も強まり、これまでの車づくりではごはんが食べれないことが間違いない昨今。自分もその業界でごはんを頂いておりますので他人事ではありません。。

 その波及は車両開発現場だけではなく、もちろんレース業界も影響がございます。「感性に響く車」より近代化というなんでも制御したいの成れの果てだと勝手に思っている「自動化」の色が世間では推進されておりますが、ぼくは「驚速、爆音」にドラマを感じるクラシックなオタク。
 今後レース業界も自動化というAI化が進み、カーボンニュートラルでクリーンで静かな燃費選手権、、、となったらつまらない。かといって従来のままでは生きていけない。そんな中、細かい車両開発の技術は継続しつつ、エンタメ色も強め、イベントもクリーンな試みをしていき生き残りをかけていく、という強いメッセージを感じる試行はとても素晴らしいと思います。海外ドライバーに注目されるシーズンになるとより良くなるとは思いますが、時代背景的にそれはもう少し先の話になるでしょうか。。状況次第で海外わたるのも規制があるしな。

 そんな色々変化の年であるSFですが、開幕戦は今年からの試みの一つである「1日で2レースやる」というイベントになりました。AMに予選やってPMに決勝という、どえらい大変なスケジュールです。決勝もハーフではなく富士を41周という200km行かない程度の程よい距離感。ちょうど1[h]ぐらいのレースに期待するマッシブなレースとなりました。1[h]ぐらいのレースの何が良いって「タイヤの使い方に差が出せる」、ここが熱い!
 決勝に振ってアベレージで殴り合う従来通りの戦略から、多少予選に振っても決勝で戦える幅が良いっすね。300[km]の長期的な戦略ももちろん面白いのですが、昔のJAF GPのようなスプリント感も少しある「ダレない、飽きない」の程良い距離感が好きです。
 ウォームラップの時にリアウィングの角度を観察してましたが、直線に振りからダウンフォースそこそこつける車両までバリエーションも出てましたね。本日はフロントの角度にも注目してみようと思います(難易度高すぎて諦めるかもしれんけど、、、)。

 昨日のレースの注目点としてはまずはkondoレーシングのタイヤライフでした。
 それなりのペースで走っているときは自分はよくコカ・コーラのターンイン前のバウンドと縁石のまたいだ瞬間の振舞いと出口の横の雰囲気を観察するのですが、サッシャ選手のワンテンポ速いアクセラレーションに驚きをもった記憶は新しい。
 kondoレーシングの減衰は何となく他チームより硬めの印象ですが、縁石またいだ後に一瞬スライドさせつつも何事もなかったかのように安定してカッとんでいく姿が大変カッコよくもタイヤライフ短いのでは、と推察してました。
 ということもあって富士でレースをガチで観戦するときの一推しポイントである13コーナーイン側で今回も観戦。
 ということが無くてもマジレースの決勝は大体13コーナーで観てますがw

 他車両に比べるとピーキーに感じましたが、サッシャ選手のアクセラレーションがめちゃ丁寧で早く、上手くいなすことでリザルトがついてきた印象を受けました。インパルと無限のような「こりゃぁ決勝強いわ」というチームは基本操舵はぶれず、とっとと方向転換してとっととアクセル踏む、のレベルを突き詰めているなって振舞いに感じますが、サッシャ選手はアクセルでスライド量最小限で曲げてそうな感覚に観えました。何乗っても速いわ、あのドライバー!パロウ選手に通づるものを感じたですよ。
 チームメイトもナイスドライバーなのですが操舵を修正するシーンが多く、リザルトに明確な違いが出てしまったように見えます。チームメイト間の差分の大きさとしてはナカジマレーシングのチーム間も大きく感じまして、山本選手は終始苦労操舵が忙しそうでしたが、大湯選手は比較的すんなりと流れている。
 ちなみに今年は大湯選手がもっときそうな予感がしております。予選のコカ・コーラで突っ込み過ぎたのが昨日の全てになりましたが(明らかに「速い」っと感じた後に縁石後に破綻、すごいものを観た)、間違いなく速い上に決勝も強そう。
 個人的には坪井選手を応援しているのですが、最終的にしのぎきったのは本当に天晴!
 後、似たような感覚でめちゃ速いのではと思ったのは三宅淳詞選手。13コーナーでアクセルを吹かすポイントがワンテンポ速く、マシンをつかんではまれば上位きそうな、そんな予感。佐藤蓮選手と同じく、今年注目やね。

 昨日の総評として、最近はリアタイヤの使い方とセットアップのバランスが重要に感じます。
 今リザルト残している選手ってF3やF4でスリッパリーな状態でもキラリと光る走りを感じた記憶があり、ポールを取った苦労人笹原選手だといつぞやの豪雨の岡山ポルシェカップでの超レイトブレーキ、佐藤蓮選手だとF4 SUGOでのインターミディエイトでの爆走、サッシャ選手だと嵐のAPで次元の違うコーナーリング、など。これが次世代なのかもしれませんね。
 そういった意味ですと昨日は振るいませんでしたが、TOM'Sのアレジ選手も調整できたらもっとリザルトつくのではないか、と思います。
 本日も天気よさそうですし、昨日より拮抗すると思うので楽しみです。
コメント