車輪とビール

次の人生を模索する日々

エモいとは

2024-05-17 21:27:57 | IDOL
 居住地静岡県の知事選が活発となっていまして。これからの15年をどうしのぐのか、という視点を考えるととても重要な選挙となりますが、それはそれで感じたことがあるので別としましょう。

 まぁ、、、あれです。中年独身アイドルオタク視点のブラウザログでございます。
 世間では「推し活」なんて言葉がありますが、結局人間何かにすがりたい、ということなのでしょうか。
 ネットが完全普及する以前であればそれは自分の中の信仰であったり、宗教などがすがる対象だったと思います。結局死ぬ生き物で先を考えた時の不安であったり、己の劣化に対してのある種の恐怖であったり。朽ち果てる瞬間に何か「悔いのないように」であったり、「朽ち果てた先も安らかに」であったりを願う気持ちが出るのは自分自身も思ったことはありますし、哲学と神経/脳関連の何かの学問のコラムで読んだことがある気もします。内容的には養老先生の本かインタビュー動画でそう感じただけかもしれませんが、勝手につじつまは合ってる気もしてるような気もしています。そんな気もしているのでそういう気なんでしょう、というゴミみたいな天丼はどうでもよいとしまして。
 宗教と聞くと色々ありますが、「何か徳のようなものをマイレージのように積んで幸せになろう」というものではなく、ある種の哲学的な「生きるや死の意味を通じて自己の存在の意味を突き詰める」といった真理の捉え方のような説法を聴くと「なるほどなぁ」となることが多かったりします。
 理論として興味深く耳を傾けると「今を頑張ろう」となる気になる。昔から続いているってそういうことなのかなぁ、とおぼろげに思うことがあります・・・なんの話だ?

 そうでした、宗教ではなくidle(偶像)の方でした。ネットが普及したことで人間の情報源が大分変り、AIの進化で触れ方が変わり、何にすがるのかのメカニズムが変わったんだろうなぁ、的なことを言いたかったんだそう言えば。
 今やインターネットは当たり前になり、AIはバンバン活用され、嘘か誠かは別に自分に合った同じような情報がひたすら流れ込んでくることで信じてしまうメカニズム(多様性の科学は良い本だったな)に当てられるのが当たり前の時代ですが、それによって人が信用するものと情報処理の許容量とけだるさのバランスで、結局現実で気が良くなるものが盛り上がっているよ、現実で身の回りで良い気にさせてくれるものを「推し」と呼び、大小表現の姿形は在れど「推しをある種の崇拝する」というものの一つの表現方法として「推し活」という言葉がはやっているのかなぁ、と勝手に思っております。「宗教に比べて「リスクが少ない」という印象を受けやすい、といった面もある」というような旨もどこかで読んだような。
 まぁ要するにカジュアルにすがれる点が今の時代にマッチしてる、というまとめになるのでしょうか。確かに世の中不安過ぎてお手軽じゃないとやっていられない、という気もしてますが。そういった背景を踏まえ、ビジネスライクに打ち出した造語なのかもですな。
 実際コンテンツもインフラも「推しなら消費は止む無し」であります。最近では自分のはまっているものまで「推し」という単語に含まれて使われてるところから、受動側だけではなく、能動側の意味合いも含まれているような。実際オタクは能動的でなければやっていられないですし。
 修行を「受動的と見るか能動的と見るか」の違いに通づるものがあるのでしょうか。含まれる意味合いのベクトルと深さは全く異なるものだと思いますが、目的に対する行動という面だけを考えた上で能動と呼べるのであれば通づるものはある?
 オタクの度を過ぎた能動はただの浪費でしかなく、時間とお金が吹っ飛ぶだけですが、、、まぁ何事も節度と敬意を踏んだ付き合い方を心掛ければ結果も良いものとなるものです。

 通常以上に紆余曲折つづら折りを経た上記は前提としまして、表題の件。
 今一番応援しているアイドルカレッジ 兼 おむすびコロコロの高橋媛さんソロステージが開催される、ということでまたまたまたまた年休消化を盾に5/15 PM-16は会社を合法的に休み拝観して参りました。
 ソロステージはアイカレさんの事務所であるブルーローズさんが主催する定期公演という、客側は基本理解者のいわばホームグラウンド。失敗しようが受けがよかろうが、勝手に良いところを見つけて楽しむ気立てが全体的にある、という特徴がある気がしています。
 それ故か、普段見れない組み合わせやチャレンジングなセトリといった、ちょっとしたプレミアム感を感じるイベントですね。地方民にとっては参加するハードルは高いですが、、、まぁその内地方民救済ライブみたいなものがあると良いねぇ。現実としてはもうふた盛り上がりは必要でしょうか。
 高橋さんのソロステは昨年7月に予定されてはいましたが、延期されて8月に開催された記憶は大変新しい。個人的にはとても素敵なステージでしたが、ミスを大変悔やんでおられた様子は伺えた。ファン側ができることは応援しかないのだけど、気になっていました。

 じゃぁ今回はどうだったのか?完全にパワーアップされておられた。開催の少し前に体調を崩されておられたようでお休みされておりまして、体調は完璧ではないようでしたが、、、何よりですね。表情が大変明るく衣装映えも超よろしく、曲調にもバチっと合わさり、会場もノっており。ポジティブな面が全面にでた、大変素敵ステージでございました。
 前回のリベンジ、という訳でも無く、ただただ前回からさらにパワーアップした魅力を会場に魅せつけた、良いステージでしたねぇ。

 さらにぶっ刺さった要素はセトリでございます。2曲披露された訳ですが、その内の一曲がまさかのエビ中さんのラブリースマイリーベイビー。
 曲の前振りで全てがつながった瞬間、頭抱えた。

 ラブリースマイリーベイビー。この曲は本ブログでも感情先行の思いを何度か綴った思い出があるエビ中唯一無二の永遠の推し、りななんが一番お気に入りだった曲であります。ソロバースデーで会心の笑顔で披露された記憶は今でも頭の中に残っております。そして、それ以外にもファミえんやら何やらかんやら、、、
 そんなただでさえ思い入れが大変強い曲を今一番応援している子が「好きな曲」と称してソロで披露して頂ける・・・久々に脳みそが多方面からぶん殴られた感覚でしたねぇ。
 曲がまず好き、数々の素敵シーンのフラッシュバック、りななんの上記会心の笑顔と歌声、そして今目の前で起こっているいっちゃん好きな子の最高過ぎる現実・・・全ての良い思い出が6次元で脳を揺さぶりまくる感覚。
 ここまでは経験したことが無かった、、、最近老化が激しく「過去のシーンを思い出してニヤニヤするのは年取ったからや」と決めつけて居たのですがそれだけではなかった。良い思い出は残しておけばいいし残しておくことで今がブーストされる時もあるなんて知らない世界だった。
 実はおぼろげに「エビ中はやっぱ曲好きだしライブ行こうかなぁ」とぼんやり思っていたぐらい、今も曲を聴いている程度には好きなGrp。

 ルーツは薄いかなぁ、なんて思っていたのだけど。そして披露されたら披露されたで狂喜乱舞するのだろうか、何て思っていたのですが、まさかこんなにポジティブな感情がバチボコに揺さぶられて「感謝、うれしさ、尊さ」の全てが入り乱れる、表現できない胸の高まりをこの年で味わえるとは。

 曲が終わったとき、心で理解した。「あぁ、これがエモいなのかぁ」と。ラップ好きなのが原因なのか、感動が混じった上で昂ったときに「エモいやん」なんて表現したりつぶやくことはこれまでもあったものの、それはそれでエモいのだろうけど。そのワンランク上の、とんでもない量のポジティブな思い出と目の前に広がる5感が躍動する体験、それらを処理しきれない頭と心。そして時定数遅れてとてつもない余韻の重圧。
 こんな黄金体験ができるとは思ってもみなかった、、、

 最近ある程度遊んできたが故か「アイドルオタクはこういうもんだ」と思っていた節がありましたが、ダメだね。まだ知らん世界は無限にあるわ。
 結論として「楽しむならちゃんと体で楽しんだ方が良い」と〆。
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アイカレ東名阪ツアーを観てきたよって話

2024-04-29 09:35:25 | IDOL
 何だかんだで昨今のオタク活動ログと化している孤独死一直線の路傍の一般男性。
 何だかんだで昨年秋も全公演鑑賞、つまり全通という奴をした訳ですが、今回は今回でまたまた「ふらっと年休消化するか」ということで全通して参りました。昨日ツアーファイナルの東京が無事に開催され、めちゃよかったので空き時間を使ってキーボードを叩いている次第でございます。

 前回の東名阪ツアーは何て言いましょうか、「日比谷野音」という一大ライブをうまくこなして「これからも頑張ろう、エイエイオー」という面と、これまで引っ張ってきたメンバー2人の雄が「後継者が育ったのを確認できたので勇退する」という強いメッセージが込められたツアーでした。
 で、その続きという訳ではないのですが、人生は常に連続的なものであります。その二方は恐らくこのツアーがアイカレさん所属では最後となる、という意味もあり、各々のやりたい事を詰め込んだ、というコンセプトがあったようです。
 確かに前回は「野音からステップしていく」といったような印象があった訳ですが、今回のツアーは「歌って踊ってをバシッと決めて魅せつける」といったような印象が強いです。湧くもよし、魅入るもよし、と。
 普段の対バンではやはり有名どころや湧き曲が基軸となりやすい訳ですが、ツアーはコンセプトの元に流れがあり、曲目も「初めて聴いた曲」も、ツアーファイナルでは「初披露された曲」もあり、また難易度高めの曲目が多めに感じましたのでツアーが進むにつれて完成度が高くなっていってるのをファン側も感じることができる、様々な変化やグラデーションを味わうことができた、見どころと満足度が大変高いツアーだったように感じます。

 しみじみと思うことですが、アイドルはすごいねぇ。自分よりはるかに若いのによう頑張っとるなぁ、と。
 卒業される二方とも9月に卒業される予定ですが、いよいよ半年切っているんだよなぁ、というしっとりとした思いが流れるタイミングもあり、やっぱすげぇキレてるなぁ、と感じるシーンもあり、ファンにも演者さんからにも信頼あるのは素晴らしいなぁ、と暖かい何かが溢れるシーンもあり。
 自分視点の感想としまして、自分がアイカレさんを知ったところからだけでも主要メンバーや、超人気メンバーがご卒業されて、何か新メンバーもすぐ離脱してしまうような、ちょっとした曇天のような感覚から日比谷に向けた、何と言うか一体感(演者さん側からすればチーム力?)のようなまとまりを感じるようになってからは時々観てる程度の頻度でも、どんどん明るい雰囲気を感じるようになり、その一体感のようなものであったり、ご卒業を控えており最後のツアーということでメンバーからも「後悔したくない」的なメッセージが聞こえてきたり、TDCという大きなライブを迎え打つためのテンションを作りつつあったり、色々な思いのようなものを多次元で考えちゃいました。
 ツアーファイナルとなった昨日の東京公演では、スペシャル演目がことごとく感情に訴える歌詞と演出でして。刺さったなぁ。
 今回のツアーではアンコールもなかったのですが、東京だけは特別にアンコールもありまして。何か、何も考えずに、その場をただただ楽しむなり、魅入るなり、過去自分が観てきたアイカレライブの中では感情の振れ幅が最高峰だったと思います。本当にただただそんな時間が最高でした。

 なんて言うか、表現は変ですが、とても綺麗な大手事務所の有名どころの超上り調子のアイドルのライブに行ったような感覚に陥ったと言いましょうか。余韻がすごい。
 もちろん大手事務所さんに比べて演者さんとの距離は近めですので思い入れ補正は多大にありますが、良い努力をしなければ良いライブは出来ない訳で。良いライブと曲があるからついつい足繁く通ってしまう訳で。
 GWに突入しましたし、いよいよ7月からは夏フェスラッシュが続くので実質2[mon]は大事に楽しんでいこうかなぁ、と思った次第です。
 今年の9月はTDCにご卒業と、大変なことになりそうです。
 個人的にはWEC Fuji Speedwayとちょうどズレているので何とか生き延びることができそうです、、、WECと被っていたら今頃頭を抱え、大変苦悩したことでしょうに。。
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堤可鈴さんのご卒業ライブ参観

2024-03-25 19:08:16 | IDOL
 何か妙に後から感慨がチーズインハンバーグのように肉汁とおいしい風味がじゅわじゅわとにじみ出てきているため綴りたく、久々にログインした路傍のオタク。
 表題の件、本ブログでも「衣類はもちろん、ボーカルやMCの下支えがマジで素敵」とどこかで申し上げた堤可鈴さんのご卒業ライブがとても良い感じに行われました。率直に「素敵だ」の一言に尽きる訳ですがもう少し路傍のオタクの脳内を整理したく、アルコール(ウィスキーロック)を手元に置きながらキーボードを叩いている次第でございます。

 まず何が良かったって「悪いところが何一つなく、素敵な雰囲気で行われた」に尽きる、と思うのです。
 当たり前のように見えてこれは案外難しい。もちろん「自分の視野の中では」という限定条件はありますが、いろいろ卒業やら解散やらを観ているとぶっちゃけ「良い最期のライブだった」と言い張れるライブは案外少ない気がする。
 ゴミみたいなやつがわめき散らかしたり(おむすび大サビで毎回汚いゴミコールしてたやつなんなんなん?と未だに根に持ってる)、古参様が最後の最後に偉そうに斜に構えたり(全くの別Grpですがぺちゃくちゃ駄弁んな、ファミレスでも行っとけ)、運営がメンバー卒業の日に解散のお知らせをかぶせたり(広島は荒れたね)、、、
 自分が大事にしているのは結局アイドルだろうとオタクだろうと人間なので「ちょっとした品性と思いやりが無きゃ駄目だ」という点です。周りが見えないご自分世界観や惰性で斜に構える輩は嫌いです。まぁこれも「好み」というある種のバイアスの範疇と言いましょうか、私の世界観の話になりますが。

 話を戻すと、上記に述べた「素敵な雰囲気でご本人の素敵な笑顔がはじける良い最期のライブ」ができるのは良いファンが付いた賜物なんだろうな、と思います。何故か推しと呼ばれる小集団はキャラが似るという説もよく拝聴します。
 その上、そのご本人の好きなものや人も好きになる謎現象が発生するのもよくある話で。1行上と全く同じことを言いますが「良い人には良い人がファンになる」という事実が体現された、素敵なイベントになったということです。
 現実って本当に悲しいことに推しの方全員が全員ライブに参加できたわけでは無いと思うのですが、やはり最後は大変素敵にとり行われたって雰囲気は十二分に伝わる情報があることが大変素晴らしい。これが「尊さ」というものだと思ってやまない。広辞苑に記載して欲しいレベル。
 やっぱ前提として「主役は誰なのか」がはっきりとわかる良いライブだった。そして主役が心から良い笑顔だった良いライブだった。さらにファンの暖かさを感じる良いライブだった。
 堤さんは実質生誕ライブ(1000クラだったっけ)や正規メンバーに上がる瞬間に立ち会えたこともあり、さらに自分の好きな高橋媛さんも「かーりんしか」とよく聞く間柄だったこともあり、そして自分自身も歌声が素敵すぎて「23年MVPの一人」と思ってやまないこともあり。
 また、結局接触は数回しかないのだけど、内面がとても素敵だというのがすぐにわかるレベルのめっちゃ良い子。ノリもビジュも良いしな~、と居酒屋感想を綴ってみたり。

 良い思い出を重ねて見届けるライブってなんであんなに素敵に映るのだろうか。その理由はわかりませんが、個人的に思うこととしては「幸せになって欲しい」という現場のエネルギーが集約されるからなのかなぁ、という面もあるのかなと。
 上記に述べたよう、行きつくところは結局人間なので五感にどれだけ刺さるのか、という面は当然ある。平たく言えばパフォーマンスである。日々の研鑽以上は無く、この点は近道は基本無い。これはしょうがない。また、これはある種の芸に対する評価のベースであるのも間違いない。アイドルで言えば魅力がカワイイ「だけ」であれば自分はとっとと飽きている。
 堤さんは素敵な声を武器にボーカルに磨きがかかった、と本当に思っておりましたが故、見所がある良いパフォーマンスでした。表情は言わずもがな。個人的にはキリっとした時と柔和の表情が素敵で好きですね。主役が良い笑顔だと当然観客側ももちろんアガります。

 そしてパフォーマンスと同じレベルで「認識」という名の自分の世界線で幸福度は大きく変わる、とも思っていたり。「良い人」は良い人であり、「幸せになって欲しい」というのも同じく幸せになって欲しい、ということなのだろうなと思います。個人個人が持つある種の一つの願いのようなものが多く集約されればされるほど共感を生み、良いエネルギーになるんだろうなぁ、と。全体の雰囲気として「ただただ素敵に送り出したい」という心意気を感じる、本当に良いライブだった。今思うに、運営、有志の方々、ファンの方々、ご本人のどこかの一体感のようなものがあったんだろうな~。

 声はもちろん、振舞いもエレガントで人間力も高い方ですのできっとどこでも、何やってもうまくいくと思うのです。後はお体をご自愛頂きながら実力を発揮するだけで幸せになって頂ける、と信じています。
 ごちゃごちゃ綴ったけど結局「お疲れさまでした」と「おめでとうございます」と「ありがとうございました」しかない、という感謝で〆させて頂きたく。
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ありがとうコロコロ

2024-03-13 19:05:25 | IDOL
 先日巡り巡ってやりたかった系の仕事の可能性を見出した路傍のオタクです、こんばんわ。
 この業界に入った一つのモチベーションがついに目の前に。何とかして広げていきたいものですが、それだけではつり合いがとれなさそうだ、ということで頭を抱えているアカウントでございます。まぁ、やるまで泣かないホトトギス精神で何とか食い込んでいきたい所存。

 そんな昭和世代の喜びはさておき、先週金曜日は紆余曲折あり開催された、自分が一番好きなユニットであるおむすびコロコロの現体制終了ライブに参戦して参りました。
 紆余曲折に少し触れると、もともとはアイカレの中でも華をもったメンバーを集めた5人Grpで、何度も申し上げるけど可愛いのはもちろん、凛としている様とどこか暖かみのある雰囲気に刺さり、好きなグループでございます。
 当初は2/18に5人のうちのひょっとしたら一番人気なメンバーの卒業兼グループの一区切り、という予定でしたが、何らかの理由でごたごたしてそのメンバーが唐突に契約終了(一般的に解雇)になってしまう、ということで節目は延期となっておりました。

 何が事実かは知りませんしそれそのものに興味もないですが、本当に容姿も心意気も、そして表現力を始めとした才能も溢れる良い子でしたが故、ファンも一気に増えていったのを目の当たりにしていたメンバー。超絶ローカルなこの場で正直に申し上げると、個人的には「アイカレで一番の才女」と思っていたが故か、事務所のどことなく怒りに満ちた公開メッセージと、何となくご本人の言葉の節々から感じる関係性から「こじれているのかもなぁ」とは思っていました。
 しかしその感情とは別に「何かちょっとだけ詰められる隙(≒ くだらないけど言い返せないちょっとした事例)があったのも事実なのかもしれない」と感じることもあり、「悲しいなぁ」というよりは「寂しい別れ方だ」という、何て言うか消化が難しい事象でした。
 しかし、自分の思い出は「才能と人間力溢れる素敵な人物で良い子だった。幸せになってくれ」という、ある意味の本心も変わらず。
 可能であればほんの少しでも良いので良い思い出だけ持ち帰って頂き、今後の活躍を期待していきたい。髙桑凜羽さん、素敵でした。

 ついついまず言いたいことを綴ってしまいましたが、本題は先週行われた3/8の現体制終了ライブ。
 2/18ちょっと前からも色々ありまして。まず1人は病のため休暇が必要、もう一人はケガで休暇が必要。そんな背景を乗り越えて開催されたライブでした。
 平日ということもあって当たり前のように仕事でしたが、フレックスと権力を行使し、昼前には東京に入る程度の余裕の参加。
 そして当たり前ですが、メンバーも背景を含めて気持ちを整えているライブという読み取りをし、ファン側の自分も体調を整えての参加。

 結論としては「おむすびコロコロの好きな面であるふわりとした中にも凛とした佇まいを十二分に感じることができた、まさに現体制の良さが詰まった良いライブでした」。これが見たかったんだ、自分は。
 3rdワンマンは本当に素敵でしたが、あれから日比谷やら何やらを乗り越えて、さらに精神的にも肉体的にもしんどいのをいなして開催されたライブ、その背景は当然感傷的になりますが、何か双方向の感謝を感じるシーンもある、本当に良いライブでした。
 これですこれです。自分が好きなのは。演者さん、ファンの間の双方向でハートフルなシーンを味わえた。この雰囲気はダイスキであり、アートだ。

 曲目は全曲を100%で表現された訳ですが、セトリの順番も個人的には刺さりまして。
 1曲目は「ひょっとしたら封印かもしれない」と思われていた5人の自己紹介ソング。「おぉ、封印されずに一曲目かぁ~」と膝を叩いたものです。
 そして最後は自分が刺さったきっかけとなった曲。ラスト直前に現体制のリーダー堤さん(3/24にアイドル卒業)の一人一人に向けた、ライブと思い入れを詰めたメッセージに自分もほろりと来てしまったシーンもあったねぇ。自分が愛してやまない高橋媛さんもくらってたなぁ。
 自分、正直アイカレよりおむすびコロコロの方が好きなので、本当に「クライマックスか~」と感じた瞬間は寂しかったなぁ。。
 そんな流れでの演目が「ダイスキよ」という、上記の通りの自分がファンになったきっかけ曲。もう消化と整理が間に合わなかったねぇ。
 初めて拝見した22年夏の横浜、24h配信、リリイベなどなど。良い思い出です。

 感謝と踏ん切りが何となく落とせる、本当に良いライブでした。
 こういった一見「最低限はここまで欲しい」ってのすらできそうでできないんだよなぁ。
 個人的には当たり前ですが「5人の最高のパフォーマンスを観て「最高だった」」がベストでしたが、十二分に感謝して追われる良いライブだった。

 解散はせず、今後も楽曲は生きていく方向らしいので次の一手も楽しみにしています。
 何はともあれ、皆幸せになって欲しいなぁ。
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むすびの節目は突然に

2023-12-08 01:40:01 | IDOL
 先祖代々引き継がれる高血圧の家系に逆らうことはできず、先日ついに高血圧判定を食らった路傍のオタクです、こんばんわ。
 まぁ遺伝という説もありますが、適当な食生活も間違いなく強く紐づいているのでしょう。今年は結構絞って実は体重は2009年頃の状態を作れているのですが、、、やはり今年前半の暴飲暴食で一気に体がぶっ壊れたのでしょう。
 というような、初老あるあると痛感させられる健康トークはどうでもよろしいわ。

 さて表題の件、本ブログでも今年の3rdワンマン感想記で「はい、好きです」と綴ったおむすびコロコロ(以下おむコロ)という一番好きなグループの節目の発表がありました。5人メンバーの内2人、髙桑さんと堤さんのアイドル活動終了と同時に現体制の集大成ライブ4thワンマンの発表でした。
 日比谷まではGrpの活動機会はかなり少なかったのはしょうがないとして、心から待ち望んでいた4thワンマンがこういう展開を迎えたことに対し無念な気持ちもあるけれども、、、
 ご卒業を発表された2人の内1人のさんのアイドル活動最終日(現段階では予定日ですが)に好きなグループで〆てくれるのは「おぉ、大事に思ってくれとるんやなぁ」という勝手な解釈をするとうれしい面もあります。おむコロのふわりとした楽曲と髙桑さんのしなやかなパフォーマンスがバシッと決まっているねぇ、と思う瞬間は多々ありましたが故。
 また、おむコロはアイカレの派生ユニットという位置付けではあるのですが、ライブだけではなく、現体制の最後の作品となるであろうCDアルバムリリースも発表されまして。おむコロの楽曲にセンサーが反応し、気づいたらアイカレも好きになっていった路傍のファンとしてはちゃんと気持ちを整理できるような、何と言いましょうかGrpとしての花道を用意して頂けるのは本当に素敵なシナリオだと感じます。
 周りの大人からの心意気も感じる。推せる流れです。マジでこういうことが大事だと思うのです。
 (アイカレの髙桑さんが好きだった方としては感想真逆かもしれませんが、、、ここは難しいところです。)

 グダグダではありますが、お二方の印象を。

 先に述べた髙桑さんは上記と似たようなことを綴りますが、ステージ上のしなやかな体の使い方からくるパフォーマンスと柔和な表情から織り成す表現力は稀有なものを感じておりました。さらにその活きた表現力がMVにもとても反映されておりまして。艶やか。
 ただでさえ顔面強いのですが、表情の遷移がすごく滑らかで良い。良いんです、映えるんです。くぅ~っと有識者と語り合ったこともあったなぁ。
 実は良いところしか見えないので一度も接触行ったことは無いんですよね。避けてる訳ではなく「100%刺さるので行けない」という行動ポリシーでしたが解禁やな。
 今後は女優/モデルの業界で活動されて行かれるようです。周りに素敵な魅力を発信できる力がある上に「夢に向かう」という力強いメッセージから今後もすごく期待できます。
 月9とかNHK連続テレビ小説などに出演された暁には周りに宣伝と自慢しまくる、厄介おじさん枠を狙っていく。

 堤さんは2023年本当に魅力が伸びまくった1年に感じておりました。
 声良し顔面良し性格良し、の上に母性感じるナイスキャラって印象であったのですが、今年一番印象に残っているのは歌唱力ですね。
 どのライブかは忘れてしまいましたが、梅雨時だったかに「良い伸びや!」と感じて以来、ライブでは注目してました。実際人数多めのアイカレステージでもパフォーマンスの魅力を支えてらっしゃるなぁ、と感じた瞬間多々ありでして。どこかでも主張したのですが、個人的に23年の魅力の伸び率2トップの内の一人でしたわ。
 また、おむコロの衣装は堤さんがデザインされたらしいのですが、何度見てもめちゃ良い衣装。天才!
 体調面を考慮してご決断されたようです。ご卒業後も療養される、というメッセージから、簡単に治るもんじゃない症状だと勝手に読み取りますが、大事にして欲しいなと。歌って踊るだけでも負担がかかる上に体調や症状も管理は大変だっただろうな、と推察します。まずは快方に向かうことを願っております。
 トークも人当たりも爽やかだし、人間力高い!何らかの仕事についてもうまくやっていくんだろうな。
 仮に、ですがおむコロの衣装が跳ねまくってデザイナーとかでパリコレとかに出展された暁には周りに宣伝と自慢しまくる、厄介おじさん枠を狙っていく(天丼。

 ブログなので現体制のGrpへの思いをぶっちゃけると、あの5人ユニットは可能性しか感じていなかったので今後もすごく楽しみにしていたんすよね。曲、キャラ、パフォーマンス、とバランスがとても可憐に感じておりまして。
 アイカレからは可愛さと力強さに魅力をよく感じるのですが、おむコロは先に述べたようふわりとした清涼感からくる心地よさが魅力と言いましょうか。Grpの発表としては解散ではなく「現体制終了」とありますのでメンバーを事務所内で補填するのか、又は募集かけるのか、などは考えてもしょうがないですが、好きな楽曲が今後も披露される可能性が残っている点についてはうれしい。
 今後はその内わかる事なのでそれはいったん置いておき、2/18まではふらっと応援していこうと思います。

 まぁ卒業はその内来るものだしこれまでも何度か経験していることですが、ふらっと振り返る度に「皆様幸せになって欲しいなぁ」と毎回思いますね。基本つまらないことは忘れるか、そうなり始めたらとっとと離れるからかもしれませんが、大体良い思い出しか残っていない。
 そんな路傍のオタクにできることはごたごた言わずに、褒め称えつつ、お金を使うことしかないのだ。
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高橋媛さん生誕イベントは尊かった

2023-09-22 01:54:34 | IDOL
 9月頭はアイカレ日比谷野音、次の週はWEC、そして昨日は表記の件の個人的3大イベントに参加して参りました。
 日比谷は言わずもがなどころか綴り散らかしましたが、WECもハイパーカーの台数が激増した上に予選はめんどくさくて楽しいハーフウェットなシチュエーションの上での殴り合い、レースはちゃんとした戦いが随所に見られたバトルでめちゃめちゃ楽しんでしまった。ほかのカテゴリーも最終ラップまでゴリゴリな削りあいも見えたり、、、という観戦記はそのうち綴らねばなりませんね。

 表題の件は本ブログでもごちゃごちゃと「今一番熱いんすよ~」を散々綴り散らかしている高橋媛さん(以下ひーさん)のいわゆる「生誕イベント」が開催されましたので、「9/20 AMは在宅21は年休」というガチ業務調整を行い参加して参りました。
 20日PMに打ち合わせをぶっこまれそうになったときは久々にキレるかと、、、先月かそこらから予定に赤字で「ぜってぇ仕事しねぇ、切り上げるからの」を表明していたのにも関わらず、だ。他人の予定をちゃんと確認した上での仕事をお願いしたいところである。
 事が事だけに大変シビアである。今度泣かす。

 そんなくだらないことは端に追いやるとして無事に参加できた訳ですが、結論を述べると想像以上にハピネスな空間で「脳みそがメルトダウンしました」。
 本イベント、会場は秋葉原のめいどりーみんという、名の通りメイド喫茶。
 オタク人生長いですがメイド喫茶は実は初めて。まず1ドキドキ。
 そして何より生誕イベント、というオフ会チックなイベントは基本は参加しないので2ドキドキ。
 さらに生誕イベントという名の通り、ひー様誕生日当日という3ドキドキでドラ3が乗ってる状態。参加するだけで高得点が狙えるシチュエーション。
 冷静に考えると「round(age/10.0)*10.0 = 40」のおじさんが若い娘にニチャついているこの状況こそが一番ドキドキすべき点であることは配慮しなければなりませんが、、、そこはしょうがない。オタクだもの。

 当日の流れとしては「メイド喫茶に入店→お給仕→企画→ライブ→特典会」という流れ。
 アニオタ、声オタ、自転車オタ、レースオタ、ドルオタ、派生してカメラやらPCやらと輪廻転生を繰り返している、This is 社会のゴミでございますので当然のことながら秋葉はまぁまぁ昔から知っている訳でして。秋葉といえば「怪しい雑居ビルにこそユートピアがある」、という印象通りの怪しい雑居ビルの6Fが今回の会場でございました。
 メイドさんに導かれるままにエレベーターをあがり会場を見た瞬間「おぉ、マジか~。自分もこのステージまで来たか~」と圧倒されるようなファニーな空間が目の前に広がり心拍数の高鳴りを感じたわけですが、周りの方は普段通りの振舞い。。。
 田舎者というべきかチェリーというべきか、徳の違いをまざまざと見せつけられた気がしますw
 まぁ入店後から開演までは当日仲良くなった方と駄弁っていた訳ですが(実はまぁまぁご近所の方でここでも奇跡がw)。

 今回のイベントはめいどりーみんとのコラボ、ということでめいどりーみんさんオリジナルメニューをひーさんが担当する、という流れでございました。メイド喫茶のメニューといえばオムライスにケチャップでデコ入れした後に「おいしくな~れ」的なものしか想像できませんでしたが他にもありまして、今回自分が発注したのは「コラボみつめてカクテル(アルコール)」という刺激的なネーミングの商品。
 さらに2オーダー制でしたのでカクテル×2というストロング発注。私は基本「ガン見最強!」という派閥でございますので一択でしたねぇ。

 よくわからないけどガン見できるんやろ?で発注した後に説明されたのは「3[sec]見つめあえます」というこれまた切望通りのストロングな特典。ただでさえ「アルコール嗜みながらひーさんも嗜めるんや」で内心ガッツポしていた訳ですがもはやご褒美。
 3[sec]×2[オーダー] = 6[sec]ガン見して参りました。無事K.O.っした。今思えばあの見つめあい時間に紳士的な表情を作った上で一口カクテルを頂くべきだった~、と少し後悔しています。

 上記がお給仕までの流れ。企画&ライブはこれまたひーさんのアクティブな面を随所に感じる内容でございました。
 企画はプレゼント企画で抽選で当たった人には「何かあげます」的な企画と手紙というか挨拶というか所信表明というか、参加者=ほぼひー推しへのメッセージ。
 まぁ、、、刺さるよねそりゃぁ。見た目透明感強めな方なのですが実は向上心マシマシの情熱家。
 そこがとても良いんすよ~(良いんすよ~(良いんすよ~
 メッセージの内容は「アイカレの顔に俺はなる」といった内容。「昨年今年と先輩/主要メンバーが卒業されておられる状況で危機感有り」という内容は以前から全面に出しておられるわけですが、同時に「気落ちしている暇は無い!盛り上げる!」という気立て良い内容、「こんな立派なイベントが開催できてありがたいです」という内容、「周りに感謝」というひーさんが普段全面に出し続けている最強の魅力が丁寧に表現されていました。
 本当に立派。ひーさんはどこが良いのか、が完全に詰まっていたように感じてます。淑やかなのに情熱溢れる上に真心を感じる、という。刺さったねぇ。。当日はドレスだったのですが、衣装と相まって気品も感じた印象に残るとても良いシーンでした。
 おじさんになればなるほど刺さるようになってきている。その内泣かされるんじゃ無いか、と冷や冷やしている昨今でございます。

 その後は有志の方からのケーキとメッセージを集約した逸品の贈呈式とライブと特典会。
 いつもとは異なった特別感のある、とても平和で良い雰囲気のまま幸せ空間は幕を閉じました。

 会場を出たその後にふらっと入ったラーメンの味を覚えていなかったり、宿でひたすらウィスキーを流し込んでも全然酔いが来なかったり、と今思えば「やはり脳みそがいっぱいいっぱいになると不思議なことが起こるな~」というぐらい刺さった、本当に良いイベントでした。
 やっぱ良い子だなぁ。今後の活躍に期待しかない。細々と、ではありますが応援していこう。

 いつも以上に感情と記憶のままに綴った駄文、、、こればかりはしょうがないっすわ。
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まだ火照りあり

2023-09-06 03:16:51 | IDOL
 ということで、未だに先日行われたアイカレ日比谷野音があまりに刺されていたようなので徒然に。

 色々情報が出てきて、余韻からメンバーのあふれる思いも出てきて、プロの記事も出てきて、その上裏話も。これまでの人生でここまで大所帯のユニットをちゃんと見たことはなかったのでこの楽しさは新鮮だったりしてます。
 何て言うか良いものが何故良いのか、という答え合わせであったり、良い発見や知らなかったメンバーの魅力、何より秘めたる熱量にこもってる情報量が多く、ユニットとして好きになっちゃいますね。あまりメンバーを賞賛しすぎようものであればひーちゃんに見られた際には圧力をかけられてしまいそうですが。
 実質一方的な惚気話です、その通り。そんなひと時ですら心地良いものですw

 そんな中年の、いつまでたっても学生気分の男子妄想パラダイスはさておき、表題の件。
 昨晩は昨晩ですさまじくエモーショナルな気分に浸っており、中でも個人的MVPである当日の現場で一番眩く感じたリーダーを中心に拍手喝采したわけですが、本日は本日でまた言いたいことが変わるもので。

 唐突にぶっちゃけるとアイカレさん、個人的に実は曲は心の奥底からひとめぼれして心にぶっ刺さった曲は個人的に出会えていない。「この曲は死ぬまでアガるな」ってキラーチューンは知らないだけで実は既に存在している可能性は十二分にある。全曲のうち1/3程度しか知らないの若輩者であるが故。「このままではイカン」ということで2,3か月聴きまくった結果、歌詞の理解も進んで好きな曲はたくさんできた訳だけど。
 そんなへっぽこな前提条件ではありますが、実は今回の日比谷野音で一番シチュエーション的に流れて欲しかった曲はStageって曲なのですが、コンセプトと違ったのでしょう。
 逆に言えば「その先TDCが決まっていた」が故か、ここではないということだったのかもしれません。そんなもん受け取り方次第でもあるし、どうやらマイナー寄りの曲のようですし、先日リリースされたICHIBANBOSHIもちゃんと魅せるセトリでしたし、当然ながら有名曲もうまくちりばめられていた。
 セトリに関して超個人的には「ICHIBANBOSHI関連来ているということは!?!?!」ということで、超かわいい子がセンターとなる超絶技巧曲「好きバレ」を今か今か後半そわそわしまくってしまい、心の中では常クラウチングスタートの体制を取り続けていたのですがそのままライブ終了する、というね。焦らすわ~。
 というような、何故来てほしかった曲が流れなかったのかを考察したい訳ではなく、ただ単にオタクが勝手に妄想したシチュエーションがこなかったな~というだけの話。もちろん、事前に思い描いていた絵が再現された日にはひざから崩れ落ちるのだろうけど、オタク一人一人何かの形で持っていると思うんすよね、そんな雑念とのズレも良い感じに終えることができた今となってはいい思い出となっている訳で。

 セトリ関連でその他印象に残っているのはもう一点。事前に海老さんとの会話で「1曲目何が来ると思うのか?」という、曲名はほとんど覚えていないおじさんには世界経済と同じぐらい難易度の高い質問を振られた訳ですが「何が来ても盛り上がる自信がある」的な、といった散々擦られてきたテンプレートを引っ張り出し、その場をいなすというインシデントも印象に残ってるな~。

 そんな、セトリや事前物販などの記憶はあるにはあるのですが、肝心のステージの記憶は断片的というかおぼろげだ。
 今回のライブは正直にセトリを見ると「おぉ、流れてたな~、良かったわ~」はあるのですが、「具体的に何が良かった」ってのが思い出せない。何か夢うつろにステージ観て、流れてきた曲に身を任せてただ単にノっていた、という気がしている。
 そしてその時の心情を思い出すと、すべてのしがらみやら何やらから解脱して、ただただ単純に楽しんでた気がするな。何かなんも考えてなかったことを思い出してきた。前後に客がいることも周りがどうノっているかもペンラがどうとか、ステージをどう使っているか、とかも。大型モニターもあったのですが、ほとんど記憶にない。
 いわゆる「推しの大サビ」的な決め所ところは記憶にあるのですが・・・領域展開を食らっていたのかもしれない!

 ウィスキー片手に色々考えてみると「開演前にばかすかとアルコール飲んでいたからじゃねぇのか?」は確かに一因の可能性はあるが、何か気分は特別なライブというよりお祭りに似たような感覚が近いというか、「今だけ楽しければ良いや」といったまっぱで綺麗な牧場を走り回っていた精神世界というか。何も考えずに楽しめるほど仕上がっていたと捉えることもできるな~、と今となっては思います。
 「特別なライブだしちゃんと脳に刻んだ方がよかったんじゃねぇの?」という疑問も生まれる訳ですが、経験的にそういう頭を使う見方ではたどり着けない領域であるのもまた事実。日比谷野音はただただ五感に身を委ねて野外というシチュエーション、音と演者さんの熱量にあてられて感覚のみで楽しめたライブとなった、というのがまとめになるのでしょうか。
 記憶と心情を引っ張り出してまとめたところ「湧いちゃったね、楽しかったね、結果オーライ」という結論が導かれた訳ですが、これ説明難しいなw

 こういう感覚を絵や小説のような作品としてアウトプットできるのが芸術家なのでしょうが、そちらの脳みそは皆無。故に何が生まれるか。上記のような駄文である。
 今度はそんな状況に陥らないように少し頭を使って観てみようと思います。
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アイカレ日比谷野音ワンマンは最高でした

2023-09-04 22:32:19 | IDOL
 久々に心から感想を綴りたく。

 表題の件、最近お熱のアイドルカレッジさんの集大成といえる「今の全てをここにぶち込みますよ」という強いメッセージの元に半年以上準備されてこられたイベント、日比谷野音という野外の聖地といえる場所で行われたライブが昨日開催されました。
 率直に「最高の夜空」でした。こういう勝負所でいいライブをちゃんとできたのは間違いなくメンバーの意識統一と運営さんの尽力がうまくかみ合わさった結果に自然もご褒美をくれた結果なんじゃないかな、と今は思います。
 私個人としましては心の中ではドルオタ引退してはいるので月1,2とは言えライブに行ってはいるけど、大体夢虚ろな気構えで楽しむことが多いのですが、今回のアイカレさんは運営もメンバーも本気さをビシビシと全面に感じましたので久々に「じゃぁ自分もちゃんと準備してみようじゃないか」的なノリで心技体を高めて参加。
 ・・・と言いつつも、マイメンと居酒屋で盛り上がってしまい、開演5[min]前かそこらに座るという体たらくだったのはここだけの話。とはいえ、Sチケという前列5行目確定席でしたので問題なし。自分には十分すぎる近さ。番号が良くても似たようなポジションだった疑惑はある。
 そんなゴミエピソードはどうでもよろしい。

 まず何が良かったかって各メンバーがその場を噛みしめつつも、準備してきたものを全てぶちこんできたのがバチっと伝わってきた点が良かった。
 アイカレさんは人数が多い上にメンバーの年齢層も幅広い。人数が多いグループは一見華やかではあるけど、歌唱、踊り、キャラなど、実力の差が如実に出てしまう。多少書物を読んでも結構綴られているのですが、やはりそういったある種の「人間関係起因」のようなものでモチベに差が出てしまう、というのはどうしても発生してしまう。
 アイドルは大体若い。ボリュームゾーンは15~22歳ぐらいでしょうか。もちろん夢やら何やらを抱いて活動しているとは思うのですが、社会は社会なのである。基本は理想通りにいかない。
 特に物販はかなり厳しい現実が見える化される。当たり前ながらリソースが多い方が当然盛り上がる。盛り上がる人はスパイラルアップできるが、そこに乗せるまでの苦労が相当必要となる。実社会と何も変わらない。
 物販で盛り上がるのに苦労しているな、と感じてもオタクはオタクで所詮客である。金の使いどころは大事にせざるを得ない。
 理想と欲望と現実の上に人間なので体調も絡んでくるわけで。当然つらいときはつらい。さらに場面によっては気候も絡んでくる。会場のエアコンが効かなくて暑い、とか逆に寒いとか、野外だと否応にもクソ暑い、とか。実際、物販ではける時、つらそうなメンバーもお見掛けした。当時真相は不明でしたがしんどそうだった。
 その物販でしんどそうにはけたメンバーが気になりライブ中に観てみると、ステージではそれはそれ、と言うか若干厳しそうな雰囲気はあれど、めちゃめちゃ良い表情のパフォーマンスをなさっておられるのを見てジーンと来てしまった。
 これまで人数の多いグループって大体人気メンはともかく、それ以外は無茶はしないって印象だったのですが、久々に気力と根性を見せつけられた。のちにリアル体調不良だったようだ、と知りましたが、、、これはすごい事だと思うのです。
 人数が少ないGrp(5人ぐらいまでか?)では一人抜けると大きな穴とわかるため、良い雰囲気のGrpだと根性で出演するってのはちょいちょいお見掛けしますが、大人数でそれをやってのけるってのは組織論的に素晴らしい。
 人数が多くても一人一人がちゃんと自立して考えて良いライブを作ることができた、と捉えることができます。

 「アドレナリン」なんて便利な言葉はあるけど、それはある程度前提条件が必要で、その前提条件は日々の過ごし方が健やかでなければ成立しないものと考えている。そこを成立させるためにはやはり良いリーダーや先輩、コーチや場合によっては親のような、導く人が必要不可欠である。
 何故ならばFBがなければ人間は成長できない、というのは方々で言われている上に自分も実世界で体感しているからである。
 メンバーの後日談がリアルタイムで追加されているため気づき次第目を通しているのですが、日々の努力の方向が正しく、的確なFBを伝授しているってのが文章としてアウトプットされている。
 まだ追い始めて1年たってないぐらいの弱輩者ですら入れ替えが結構あり苦労していそうな面を感じた時もありましたが、昨日のライブからは良い雰囲気と強さを感じました。そりゃ、勝負所で成功しますわ!

 また、その核となっているアイカレのリーダー、海老原さんがこれまたいい子でして。
 アイドル現場ではCDがリリースされるとイベント(以下リリイベ)がよく開催されておりまして。普段の対バンや単独ライブではリハーサルは見えないのだけど、リリイベでは実質公開リハとなることが多い。
 いつかは覚えていないですが、その公開リハでリーダーがメンバーを見つめる熱量、良いパフォーマンスっぽい時は柔和な表情を垣間見ることができた時があります。その時に「ほめることができる良いリーダーなんだろう」と思ったものですが、本当にそうだったみたいでして。
 人間は悪いところを見つけるのは得意である。良い大人であっても他人をこけ降ろすことしかできない人種は存在している。特に理由もなく一度気に入らなかったら無駄に蹴ってくるような輩も少なくない。
 何故ならば人間の脳みそは悪いところを見つける方が得意だからである。そして蹴ったら優位性が満たされるため、気持ちよくなるようにもなっている。
 しかし良い面は印象に残りにくい、という特徴もある。というのも、悪いところより良いところを見つける方がエネルギーを使うらしい、というのが神経科学で解明されているらしい。すなわち、良い面を見つけるってのはちゃんと脳みそを使わないとできないのである。
 良いリーダーの条件にはFBが上手ってのは様々な業界でもよくお見掛けしますが、そのFBで重要なのは「良いダメだし」ではない。「何が良くて何がダメなのか」と「悪かった時に良かったところもフォローする」ってのが重要なのである。
 悪い点だけ脳みそにインプットすると脳みそは繰り返されると焼きこまれるため、苦手意識であったりイップスであったり、良い事はほぼ無い。昭和であれば「ぶったたいて成長を促す」は通じたのかもしれませんが、科学的にナンセンスであることが明るみになっている昨今では時代遅れも甚だしい考えである。
 悪い点は悪い点としてFBは重要であるが、大事なのは少しでも良いところがあればそれを引きずり出す観察眼と懐の深さが重要なのである。
 良い事の伝え方も重要で、熱量や使いどころ、表現など考えることがいっぱいなのである。上記に述べたよう、アイドルのボリュームゾーンは青春真っ盛りの年代なので気苦労や世代のちょっとした違い、知識の絶対量の違いなど、大人数アイドルのリーダーは100%大変である。

 上記神経科学の観点でも、システム思考でも、最近流行りのアジャイル思考でも、何ならプロ野球の名監督の自伝や昔AKBの元総監督、高橋みなみさんの本にもほぼ同じようなことが綴られている。良いリーダーは良い事を口に出せる人でなければだめなのである。
 アイカレのリーダー海老原さんは気さくでナイスな性格なだけではなく、多感な若い人を導くことができる力を持っているのだろうな、と本日振り返って思いましたね~。
 そして良いリーダーシップを発揮してアイカレをまとめ上げ、昨日の良い雰囲気が爆発したライブにつながったのではないかな、と感じました。
 さらに昨日の海老原さん自身もすさまじく綺麗でかつエモかった。もともとダンスお上手、歌唱力も良い、戦闘力高めな方ですが、めちゃ楽しそうな表情が炸裂しておりまして。裏でも表でも引っ張る力があるなんて何て言うか、かっこいい方です。
 あれだけの大人数のグループで、経験もまだそこまで深くないメンバーもそこそこ居てもまとまりを感じたライブができた、これはとても素晴らしいことです。
 冒頭で申し上げたような、今のアイカレの全てをぶち込んだライブとなった成功の原動力は何よりまずはリーダーが良かった、と感じました。
 自分はマネージャーでもコーチでも取材した訳でも何でもない、ただの路傍の弱小オタク以外の何物でもないので「そう感じた」、としか言えないけれども。


 上記は和集合の観点、個にフューチャリング、いわゆる超絶居酒屋のノリで綴るとまず私の一押し、高橋媛さん(ひーちゃん)である。
 はっきり申し上げるが推し自慢になる。自分の知っている範囲では史上最強だった。ビジュアル良し、ダンスのキレ良し、安定感良し。再度申し上げるけどビジュアルがすごい整っていた!もう一度、ビジュアルがすさまじく決まっていた!(180[db]
 さらにライブ前の接触時に自信とまで言っていいのかわからないけど、個人的に最強の魅力である「恩返しする」っていう気力がバッチバチにみなぎっておられ、その瞬間に破顔し、優勝を確信したのはここだけでもない話である。ひょっとして北斗有情拳だったのではなかろうか?
 ライブは・・・結果は言わずもがな、最高にカワイイ過ぎた。あまりの尊さに後頭部にきたね。
 やはりひーちゃんの魅力は透明感のある歌声と歌唱の安定、これも超良いところですが個人的にはダンスが大変好きっすね~。
 しっかりした軸の上でフリフリするシーンとか最強にカワイイ。後指さしの位置がちょっと高いところも向上心の塊であるひーちゃんにぴったりなのである。つまり尊い!

 後印象に残っているのは最近ライブ中気になってしょうがない上野凜夏さんである。「気になっている時点で印象に残す気満々じゃねぇか」、と言われればその通り。全体をふんわり見ていてもあるとき目が行ってしまう時がある。
 というのも、最近ライブ中の表情がとてつもなく良くてですね。めっちゃ楽しそうな雰囲気を伝播させる力がどんどん増しているように感じます。これまでも色々なアイドルを観てきましたが、ビジュアルとライブ中の表情がどんどん良くなっているアイドルはあまり記憶が無い。
 元々全身を使ったバッチバチのカッコいいダンスもビシッとできちゃうぐらいの実力の持ち主であり、それだけでも目を引く魅力があったのですが、そこにめっちゃ良い表情が絡んでくることで観客側としては楽しくなってしまうんすよね。要所要所でレスもきっちりやっちゃうような小悪魔的な魅力も素晴らしい。
 ライブの記憶を華やかにしてくれる力が本当良い。性格も人懐っこさを感じる愛されキャラでごっつ良い子ですし。
 まだまだ成長していくんだろうなぁ。これ以上実力上がったらどうなるんだろ、とすごく気になってます。


 昨日のアイカレ日比谷野音はメンバーもそうだけど、何かアイカレってグループとして本当に良いライブだと感じました。
 ひたすら笑顔で遊び倒し、騒ぎ散らした後はマイメンと飲みまくって新幹線で最寄り駅を寝過ごして帰れなかった、、、というオチまでいい思い出です。

 ライブ中に発表がありましたが、次は来年の9月に東京ドームシティホールでのライブが大きな目標として掲げられました。
 個人的には良い雰囲気でライブ中のパフォーマンスはどんどん上り調子に感じてます。zeppツアーとかちゃちゃっとできるぐらいの可能性を感じているので、もっと盛り上がって欲しいな~、と本気で思いました!
 今後も月1,2ぐらいではあると思いますが、できる範囲で応援していこうかと。
 金銭面もそうだけど、それ以上にこれぐらいの頻度が何か毎回楽しくてですね。毎回「皆やっぱかわいいわ~」ってなります。

 最後の最後まで余計な一言を付け足しまくってしまい、すさまじい長さの駄文を綴ってしまった。昨日布団で寝ていないので今日は昏睡しようと思います。
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ソロステって尊いよねって話

2023-08-17 02:21:11 | IDOL
 人間50年オタクはオタク。先月体調不良につき見合わせとなってしまったBLUE ROSE主催LIVEの高橋媛さんのソロステが振替で開催されます、ということで夏休みもうまいことハマったので余裕の参加して参りました、というお話。
 まぁ、もともとソロステがあろうがなかろうが、前日に東京のお友達と酒を飲む予定も入っていましたし「まぁ行こうかな~」ぐらいだったのですが、高橋 媛 ソロステ振替公演が決まった瞬間に「ハイ、行きます」となったわけでございます。

 高橋媛さんといえばクソデカリボンをチャームポイントとした上でぱっと見ふんわりとしる、かわいらしさが∞であるところは強い魅力でございます。かわいいだけではなく、さらに横顔も麗しい美人さんでもございます。まず「見た目が既に大変強い」と言わざるを得ない。
 そこもありますが、個人的に最高な点は溢れる向上心と姿勢が大変ロック!その姿勢から可憐さが発揮された瞬間に「わぁ~」となる訳です。
 もうそこ、そこなんです!激熱よ。
 結論から申し上げると上記キャラクターが故か、先月見送りとなったソロステの悔しさをぶっこみにきたステージとなっておりました。あちぃ。

 話は公演前から綴ると、自分はそんな語れるほど長く通っているわけでも無く、現場もそれこそ月1,2程度を目安ぐらいのいわゆる「レアキャラ」ぐらいの弱オタであります。
 が、「行ける時はちゃんと応援しよう」がポリシーなので先月同様今回もちゃんと観えるちょい高席を購入。普段は整理番号ある程度よくてもめんどくせぇから後ろで嗜むことが多いのですが、ソロステだけはちゃんと観ようかという思惑でござい。
 先月も痛感しましたが、アイカレさんの現場はおまいつファンの方々の結束が相当強い。また、ファン同士で回しまくる文化(?)がある。そんな中に突っ込んでいくと旅先で常連しかいない居酒屋に入ってしまったかのようなアウェー感に似たものにさらされる訳ですが、まぁ始まっちまえば前だけ観てりゃいいので「取っちまえ」というノリ。
 案の定、始まる前は何か不機嫌な方やらごちゃごちゃ愚痴る方やらと様々な感情に野ざらしにされましたが、ある種の「こんな経験は中々できない」と捉えると案外面白さに変換できるものです。
 その状況は当たり前のように自分が悪いのだけど「オイ、そこどけ!」とか変な押圧かけてくる横暴な輩はいない現場なので良い。雑魚オタは黙して待つのみ。
 という流れで何とかくじけずに最前を確保して公演スタート。

 ・・・と言っても色々見どころはありましたが、今回は高橋媛さんソロステのみ綴る。
 一言で言うとタイトル通り「尊い」に尽きる。好きなことを好きなようにやる、というのはやはり尊い。
 ミスやら何やらは確かにいくつかあった & ちょっと立て直しに苦戦してそうな箇所は見受けられましたが、まずやりきったところが素敵。
 そしてソロではありますが、ステージをちゃんとソロらしい使い方をしてレスもちゃんと様々に送っていたところも素敵。普段とは違う研鑽なしにはできないはず。
 さらに終わった後の気概も超素敵。公演後も「完璧にこなせず、、、無念」という旨のメッセージを言っておられましたが、それと同時にちょっとした明るさもあり、ファンとしましてはその姿勢が大変ありがたい訳です。
 平たく言えば「マジ尊い」。

 また上記とは違う視点でも今回良いねと感じたところがあります。
 Team暁月の時にもお話に挙がりましたが、媛さんは「色々アイディアを出していく」と称されていまして。
 過去にもポジティブなことを「言葉で発信」してくれるシーンが幾つかありましたし、色々発信して持っていく力も強みとしてあるんじゃないかな、と思ったステージでもありました。
 昨今のグラビア活動チャレンジであったり、ソロステであったり、バースデーイベントだったり、というのは事務所にバックアップしてもらったから実現している訳ではなく、バックアップしてもらえるような発信をしたからそうなっているんだろうな、と。
 黙っているだけでは基本大人は動かない、、、という前提ありきではありますが、周りを動かす力があるからちょっとずつ繋がっていってる、そんな流れがあるような気がしてきまして。
 平たく言えばスター性があるってことじゃないかな。もちろん発信だけではなく、ある種の結果や説得材料やら熱量が無ければちゃんとしたバックアップはしてくれない訳で。
 ビジュアルやらライブ中のパフォーマンスやらといったある種の才能ももちろん重要だとは思うのですが、ある種のプロ意識であったり感謝をライブ後に発信する力もありますし、それを普段から出しているんだろうなというエピソードと今の状況をつなげると勝手に上記のように感じました。
 後は良い仕事して良い結果を出して活躍の場が広がると良いな~、と路傍の弱オタは思う訳です。

 見た目は超カワイイのに美人でもあり、芯があり筋もあり、ポジティブに周りを動かす力がある。。。全く最高だぜ!
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関ヶ原唄姫合戦に行ってみた

2023-07-24 22:23:48 | IDOL
 行ってみたも何も、どうやら2017年以来の参加だったようで。6年ぶりか~。
 当時は今と違い、毎週のように遊び散らかしてましたねぇ。青春でございます。

 孤独死一直線キモータおじさんの感想ポエムと化しておりますが、今回は表記の件「関ヶ原唄姫合戦」というアイドル業界の野外フェスの超有名どころに参加して参りました。
 アイドルフェスといえばTIFみたいなところはありますが、TIFは一度も言った事無いんすよねぇ。有名だし、東京だし、人超多いし、、、という理由で気乗りしたことがなく、毎回見送り。そしてそれを繰り返しているうちに「俺はTIFにはいかねぇ」という謎ポリシーが何となく確率されつつあるような。
 演者さん側としては売れるチャンスでもあるので気合が入っているGrpが多いのですが、まぁ自分温いっすからねぇ。
 といいつつ、超応援している人の卒業が決まっていて「何とかして」という状況になればフッ軽で参戦するとは思いますが。まぁ端的に「楽しいより人多くて怠そうだからイイや」に尽きる・・・さっせん。

 そんなTIFとは打って変わって何故かふらっと参加を決めた関ヶ原ですが、基本は超過酷な印象。とにかく暑い印象がありましたが、今回もそのイメージ通り「酷暑」でしたわ。とんでもねぇ暑さで。そしてアクセスも当たり前ですが都会という訳ではないのでそんなに良くはない。
 しかしそれ故、人がギッチギチという訳ではない。また、会場もそれなりに自由度があり、参加者の練度も高めでキャッキャするには良い印象がありまして。その面は熱い。
 そして前回綴ったアイカレさん(のひーちゃん)を観てみたい、ということで若干の職権を使い参戦。

 まず第一の感想として「何か本当久々に色々なオタクを観たなぁ」と。
 最近はアイカレさんの現場に月1~2ぐらいのペースで嗜んでいるわけですが、本当にこういった大きめのフェスに参加するのは久々。
 アイドル自体も結構いろんなコンセプトや宗派があり、応援しているGrpによって当たり前ですが集団の空気感であったり、文化が違ったりするわけですが、通常のフェスだとまぁ大体は同じ空気感のGrpが集まったり、身内が集まったりすることが多い。。。というか、そういうイベントしかあまり行かないようにしてる。というのも、他のGrpも観たい、とかも今やほとんどないですし、、、ふらっと観て「良いねぇ」でヘラついて終わる、といったフレンチキッス的な嗜みはしますが、対バンも大体ギリギリかそこらまで外で酒飲みながら本読んでいることの方が多いかな。
 しかし今回は本当に様々なGrpが参加されております(&逃げ場はない会場)ので、率直に「いろんな人がいるなぁ」と思いましたね。まぁ昔とそこまで変わっているか、と言われれば大してわからないのだけど。
 何となくファッショナブルな人や女性ファンは思ったよりお見掛けしたような気がします。全体を観れば「ファンも高齢化している」とかはありそうな気もしますが、今回はあまり感じなかったかなぁ。
 循環してるはしてる、って観方もできるのかもしれませんね。その一方、チキパで観たことのある方をお見掛けしたりと「お互い卒業できませんなぁ」と勝手に思いを馳せるシーンがあったり。

 第二の感想としては「何か知らんけどめちゃはしゃいだ」。フェスの魔力なのでしょうか。
 普段は大きくて1000人、大体300~500人キャパぐらいのライブハウスで、大体集客もラインナップで増減はあれど、いきなりドカンと増えたり減ったりするわけでもない状況で楽しむわけですが、今回は大きい野外会場。晴れていたので超暑かったですが、やはり野外の解放感は特別だ。空気感が違う。
 また、改めて思いましたが「ほどほど程度の) 太陽光×アイドル=大変マブイ」という方程式も立証できる、と考えております。一生懸命頑張っている方の汗は美しい、という奴です。僕は暑いの苦手なのでクーラーガンギマリの部屋が好きですが、野外ならではのビジュアルはこれまた特別感があります。
 普段とは違うやりたい放題できるスペース、解放感、空気感、それらがそろうとやることは一つ。フルスロットルでございますね。

 最後の感想はやっぱ「本能に刺さるのは強い」。
 「何が楽しかったのか」を本日ノンアルコールビールを飲みながらふと考えていましたが、解は導けず。
 自分には珍しく [ 遠征 & 同行頂いたプロパイセン/昔からのマイメンと駄弁る ] に特別な [ 演者さんの良テンション & 解放感 ]といった要素が加わったのが大きい、とは思うのですがそれだけではなく。
 上記の要素が一人一人の視点にも加わることでマクロ行動的な一体感が生まれた、というのもあるのでしょうか。
 細かくはあったと思いますが、何か泥酔していた人がめちゃ多かった、とか下品に沸き散らかす集団が乱立、といったのはあまり目に留まらなかったですし。
 ただ、それはあくまで要素で結局決定的な理由ではない気もしてきまして。
 上記でごちゃごちゃ抜かしておりますが、結局「楽しかった、可愛かった、最高だった」に尽きる。
 とすると、これは「めっちゃおいしい何か」を食べたとき、「あの店で食べたあの料理はめっちゃおいしい」をいくら要素分解したところで理由はわからん、と同じような感じもしてくるわけでして。
 素材や調理法や料理人を知ろうが知るまいが、うまいものはうまい。そこに背景やシチュエーションが加わって結局理論的に知ろうが知るまいが大した問題ではない、という気もしてきまして。
 そして「本能が楽しいっていってたからそれで良いんじゃね」というしょーもないが結局これが案外答えなのかもしれない、とそれっぽい落としどころに。

 体は初老、頭脳は初等。
 こんなしおれかけのおじさんがはしゃいだらどうなるか、答えは簡単。ズタボロでございます。
 本日出張+在宅とは言え、ぶち落ちそうになりながらも乗り切った自分を褒めたたえたい。
 そして頭が働いていない状態で何となく感想を綴ってみようと思ったら駄文が出た、という醜い袋小路に。
 結論:早く寝ましょう。
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