自分は一応「シミュレーションを使って色々うまく開発して行きましょうよ」、て仕事をしているのですが、本日その技術そのものについてふと思ったことがあります。本日思ったことを忘れないために比較的まじめに綴る。
ぶっちゃけ宇宙とか飛行機、軍事では数値シミュレーションは非常に盛んな分野なのですが(まぁ実験する(≒出来る)事が限られますので)、「ものづくり」の観点からすると「実物」と「経験」にまさるものは無い、と言う考えがまだまだ圧倒的かなと。所謂職人というやつですね。自分もそれには同意ですが、シミュレーション技術の一番の利点て何だと言うと「理論的に物事を突き詰めるために有効なツールである」ということかなと。
シミュレーションと言えば、F1の開発からゲームから飛行機パイロットなどがよく訓練に使っているフライトシミュレータなど、トドのつまり実物の模擬であります。図書館においてある自動車技術会の冊子やATZと言った海外の自動車開発サイトなどをご視聴頂くと、色々ご覧頂けるかと。
結局シミュレーションって「模擬」何ですよね。
ゲームもシミュレーションって括りのの一部だと考えて頂くと、GTやっていて実車の運転がうまくなる訳ではないし、F1のゲームでプロと同等のタイムを出せたから実物のF1をうまく操作出来る訳でもない。また、ビートマニアがうまくなったからDJが勤まる訳でもないし、ギターフリークスが出来たところでギターがうまくなる訳でもない、と言うことは想像して頂けるかと。
所詮は模擬なんです。ココが非常に大事なんです。
何が言いたいかと言うとあくまで模擬で、結局色々な開発ってエンジニアのひらめきや論理的な思考が一番大事だと言うことです。シミュレーションはそこをうまく補佐する技術であると言うことを主張させて頂きたいのです。自分は本と言えば自動車系の雑誌か、気に入った専門書かコミックしか読みませんが、それでもF1の雑誌に乗っているコメントや特集、Moter Funでちょっとした特集を読んで頂ければ何となく見えてくる真理かと。
だからF1ではシミュレーションの比重は大きくても、シミュレーションのお陰であったり、技術だけで勝てるものでは無い。著名なエンジニアや優秀な技術者、デザイナーが必須になっている事がそれを物語っている。結局理論的な発想、そして執念や情熱が最後は形となり、そしてかっこ良さであったり速さになる。そこのスパンがとんでもなく早いのもF1の魅力ですね。
話を戻しますと、シミュレーションのゴールは実物を再現することではなく、あくまでエンジニアの発想や理論を補佐するツールであるとワタクシは思うのです。最後は実車テストで理論の正しさを証明する。そこで相関がとれていなければバージョンアップや考えなおす、そういったインタビューやコメントはココ数年、よく見ることができますよね。
世の中、色々な模擬がありますが、結局それをやったところで何も考えずに使ったら何も生まれない。GTやっててもそうかと思います。結局ブレーキングポイントやライン、データロガーを注視し、色々な発見を行い実行し、タイムを縮める。このフローの面白さはエンジニアの面白さと同等なのです。見えないものを見える化出来る事がゴールではなく、見えた先に何を思うかこそ、一番大事なことかとワタクシは思うのです。これは多分F1や飛行機と言った乗り物にかかわらず、ものづくりである家電製品などやひょっとしたら経済分野も同様のフローがあるかもしれません。経済関連のテーマも、昔から数学分野では熱いですし。また、天気予報辺りも同じでしょう。気象学と言う、ちょっとだけ修論でかじった分野があるのですが、アレこそ間違いなく理論(まぁ函数)と様々なデータの相関の組み合わせが無限に等しいので、100%の天気予報を出すというのは人類のテーマかと思います。ハードウェアも理論もまだまだ掘っていく必要があるでしょうね。または自分が無知なだけで、実はかなり精度の高い所が見えているのかもしれませんが。
今日は数年ぶりに偉そうなことをほざいた気がする。まぁほろよいエンジニアの戯言を垂れ流すのもたまにはよろしかろうかと。
ぶっちゃけ宇宙とか飛行機、軍事では数値シミュレーションは非常に盛んな分野なのですが(まぁ実験する(≒出来る)事が限られますので)、「ものづくり」の観点からすると「実物」と「経験」にまさるものは無い、と言う考えがまだまだ圧倒的かなと。所謂職人というやつですね。自分もそれには同意ですが、シミュレーション技術の一番の利点て何だと言うと「理論的に物事を突き詰めるために有効なツールである」ということかなと。
シミュレーションと言えば、F1の開発からゲームから飛行機パイロットなどがよく訓練に使っているフライトシミュレータなど、トドのつまり実物の模擬であります。図書館においてある自動車技術会の冊子やATZと言った海外の自動車開発サイトなどをご視聴頂くと、色々ご覧頂けるかと。
結局シミュレーションって「模擬」何ですよね。
ゲームもシミュレーションって括りのの一部だと考えて頂くと、GTやっていて実車の運転がうまくなる訳ではないし、F1のゲームでプロと同等のタイムを出せたから実物のF1をうまく操作出来る訳でもない。また、ビートマニアがうまくなったからDJが勤まる訳でもないし、ギターフリークスが出来たところでギターがうまくなる訳でもない、と言うことは想像して頂けるかと。
所詮は模擬なんです。ココが非常に大事なんです。
何が言いたいかと言うとあくまで模擬で、結局色々な開発ってエンジニアのひらめきや論理的な思考が一番大事だと言うことです。シミュレーションはそこをうまく補佐する技術であると言うことを主張させて頂きたいのです。自分は本と言えば自動車系の雑誌か、気に入った専門書かコミックしか読みませんが、それでもF1の雑誌に乗っているコメントや特集、Moter Funでちょっとした特集を読んで頂ければ何となく見えてくる真理かと。
だからF1ではシミュレーションの比重は大きくても、シミュレーションのお陰であったり、技術だけで勝てるものでは無い。著名なエンジニアや優秀な技術者、デザイナーが必須になっている事がそれを物語っている。結局理論的な発想、そして執念や情熱が最後は形となり、そしてかっこ良さであったり速さになる。そこのスパンがとんでもなく早いのもF1の魅力ですね。
話を戻しますと、シミュレーションのゴールは実物を再現することではなく、あくまでエンジニアの発想や理論を補佐するツールであるとワタクシは思うのです。最後は実車テストで理論の正しさを証明する。そこで相関がとれていなければバージョンアップや考えなおす、そういったインタビューやコメントはココ数年、よく見ることができますよね。
世の中、色々な模擬がありますが、結局それをやったところで何も考えずに使ったら何も生まれない。GTやっててもそうかと思います。結局ブレーキングポイントやライン、データロガーを注視し、色々な発見を行い実行し、タイムを縮める。このフローの面白さはエンジニアの面白さと同等なのです。見えないものを見える化出来る事がゴールではなく、見えた先に何を思うかこそ、一番大事なことかとワタクシは思うのです。これは多分F1や飛行機と言った乗り物にかかわらず、ものづくりである家電製品などやひょっとしたら経済分野も同様のフローがあるかもしれません。経済関連のテーマも、昔から数学分野では熱いですし。また、天気予報辺りも同じでしょう。気象学と言う、ちょっとだけ修論でかじった分野があるのですが、アレこそ間違いなく理論(まぁ函数)と様々なデータの相関の組み合わせが無限に等しいので、100%の天気予報を出すというのは人類のテーマかと思います。ハードウェアも理論もまだまだ掘っていく必要があるでしょうね。または自分が無知なだけで、実はかなり精度の高い所が見えているのかもしれませんが。
今日は数年ぶりに偉そうなことをほざいた気がする。まぁほろよいエンジニアの戯言を垂れ流すのもたまにはよろしかろうかと。