車輪とビール

次の人生を模索する日々

堤可鈴さんのご卒業ライブ参観

2024-03-25 19:08:16 | IDOL
 何か妙に後から感慨がチーズインハンバーグのように肉汁とおいしい風味がじゅわじゅわとにじみ出てきているため綴りたく、久々にログインした路傍のオタク。
 表題の件、本ブログでも「衣類はもちろん、ボーカルやMCの下支えがマジで素敵」とどこかで申し上げた堤可鈴さんのご卒業ライブがとても良い感じに行われました。率直に「素敵だ」の一言に尽きる訳ですがもう少し路傍のオタクの脳内を整理したく、アルコール(ウィスキーロック)を手元に置きながらキーボードを叩いている次第でございます。

 まず何が良かったって「悪いところが何一つなく、素敵な雰囲気で行われた」に尽きる、と思うのです。
 当たり前のように見えてこれは案外難しい。もちろん「自分の視野の中では」という限定条件はありますが、いろいろ卒業やら解散やらを観ているとぶっちゃけ「良い最期のライブだった」と言い張れるライブは案外少ない気がする。
 ゴミみたいなやつがわめき散らかしたり(おむすび大サビで毎回汚いゴミコールしてたやつなんなんなん?と未だに根に持ってる)、古参様が最後の最後に偉そうに斜に構えたり(全くの別Grpですがぺちゃくちゃ駄弁んな、ファミレスでも行っとけ)、運営がメンバー卒業の日に解散のお知らせをかぶせたり(広島は荒れたね)、、、
 自分が大事にしているのは結局アイドルだろうとオタクだろうと人間なので「ちょっとした品性と思いやりが無きゃ駄目だ」という点です。周りが見えないご自分世界観や惰性で斜に構える輩は嫌いです。まぁこれも「好み」というある種のバイアスの範疇と言いましょうか、私の世界観の話になりますが。

 話を戻すと、上記に述べた「素敵な雰囲気でご本人の素敵な笑顔がはじける良い最期のライブ」ができるのは良いファンが付いた賜物なんだろうな、と思います。何故か推しと呼ばれる小集団はキャラが似るという説もよく拝聴します。
 その上、そのご本人の好きなものや人も好きになる謎現象が発生するのもよくある話で。1行上と全く同じことを言いますが「良い人には良い人がファンになる」という事実が体現された、素敵なイベントになったということです。
 現実って本当に悲しいことに推しの方全員が全員ライブに参加できたわけでは無いと思うのですが、やはり最後は大変素敵にとり行われたって雰囲気は十二分に伝わる情報があることが大変素晴らしい。これが「尊さ」というものだと思ってやまない。広辞苑に記載して欲しいレベル。
 やっぱ前提として「主役は誰なのか」がはっきりとわかる良いライブだった。そして主役が心から良い笑顔だった良いライブだった。さらにファンの暖かさを感じる良いライブだった。
 堤さんは実質生誕ライブ(1000クラだったっけ)や正規メンバーに上がる瞬間に立ち会えたこともあり、さらに自分の好きな高橋媛さんも「かーりんしか」とよく聞く間柄だったこともあり、そして自分自身も歌声が素敵すぎて「23年MVPの一人」と思ってやまないこともあり。
 また、結局接触は数回しかないのだけど、内面がとても素敵だというのがすぐにわかるレベルのめっちゃ良い子。ノリもビジュも良いしな~、と居酒屋感想を綴ってみたり。

 良い思い出を重ねて見届けるライブってなんであんなに素敵に映るのだろうか。その理由はわかりませんが、個人的に思うこととしては「幸せになって欲しい」という現場のエネルギーが集約されるからなのかなぁ、という面もあるのかなと。
 上記に述べたよう、行きつくところは結局人間なので五感にどれだけ刺さるのか、という面は当然ある。平たく言えばパフォーマンスである。日々の研鑽以上は無く、この点は近道は基本無い。これはしょうがない。また、これはある種の芸に対する評価のベースであるのも間違いない。アイドルで言えば魅力がカワイイ「だけ」であれば自分はとっとと飽きている。
 堤さんは素敵な声を武器にボーカルに磨きがかかった、と本当に思っておりましたが故、見所がある良いパフォーマンスでした。表情は言わずもがな。個人的にはキリっとした時と柔和の表情が素敵で好きですね。主役が良い笑顔だと当然観客側ももちろんアガります。

 そしてパフォーマンスと同じレベルで「認識」という名の自分の世界線で幸福度は大きく変わる、とも思っていたり。「良い人」は良い人であり、「幸せになって欲しい」というのも同じく幸せになって欲しい、ということなのだろうなと思います。個人個人が持つある種の一つの願いのようなものが多く集約されればされるほど共感を生み、良いエネルギーになるんだろうなぁ、と。全体の雰囲気として「ただただ素敵に送り出したい」という心意気を感じる、本当に良いライブだった。今思うに、運営、有志の方々、ファンの方々、ご本人のどこかの一体感のようなものがあったんだろうな~。

 声はもちろん、振舞いもエレガントで人間力も高い方ですのできっとどこでも、何やってもうまくいくと思うのです。後はお体をご自愛頂きながら実力を発揮するだけで幸せになって頂ける、と信じています。
 ごちゃごちゃ綴ったけど結局「お疲れさまでした」と「おめでとうございます」と「ありがとうございました」しかない、という感謝で〆させて頂きたく。
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ありがとうコロコロ

2024-03-13 19:05:25 | IDOL
 先日巡り巡ってやりたかった系の仕事の可能性を見出した路傍のオタクです、こんばんわ。
 この業界に入った一つのモチベーションがついに目の前に。何とかして広げていきたいものですが、それだけではつり合いがとれなさそうだ、ということで頭を抱えているアカウントでございます。まぁ、やるまで泣かないホトトギス精神で何とか食い込んでいきたい所存。

 そんな昭和世代の喜びはさておき、先週金曜日は紆余曲折あり開催された、自分が一番好きなユニットであるおむすびコロコロの現体制終了ライブに参戦して参りました。
 紆余曲折に少し触れると、もともとはアイカレの中でも華をもったメンバーを集めた5人Grpで、何度も申し上げるけど可愛いのはもちろん、凛としている様とどこか暖かみのある雰囲気に刺さり、好きなグループでございます。
 当初は2/18に5人のうちのひょっとしたら一番人気なメンバーの卒業兼グループの一区切り、という予定でしたが、何らかの理由でごたごたしてそのメンバーが唐突に契約終了(一般的に解雇)になってしまう、ということで節目は延期となっておりました。

 何が事実かは知りませんしそれそのものに興味もないですが、本当に容姿も心意気も、そして表現力を始めとした才能も溢れる良い子でしたが故、ファンも一気に増えていったのを目の当たりにしていたメンバー。超絶ローカルなこの場で正直に申し上げると、個人的には「アイカレで一番の才女」と思っていたが故か、事務所のどことなく怒りに満ちた公開メッセージと、何となくご本人の言葉の節々から感じる関係性から「こじれているのかもなぁ」とは思っていました。
 しかしその感情とは別に「何かちょっとだけ詰められる隙(≒ くだらないけど言い返せないちょっとした事例)があったのも事実なのかもしれない」と感じることもあり、「悲しいなぁ」というよりは「寂しい別れ方だ」という、何て言うか消化が難しい事象でした。
 しかし、自分の思い出は「才能と人間力溢れる素敵な人物で良い子だった。幸せになってくれ」という、ある意味の本心も変わらず。
 可能であればほんの少しでも良いので良い思い出だけ持ち帰って頂き、今後の活躍を期待していきたい。髙桑凜羽さん、素敵でした。

 ついついまず言いたいことを綴ってしまいましたが、本題は先週行われた3/8の現体制終了ライブ。
 2/18ちょっと前からも色々ありまして。まず1人は病のため休暇が必要、もう一人はケガで休暇が必要。そんな背景を乗り越えて開催されたライブでした。
 平日ということもあって当たり前のように仕事でしたが、フレックスと権力を行使し、昼前には東京に入る程度の余裕の参加。
 そして当たり前ですが、メンバーも背景を含めて気持ちを整えているライブという読み取りをし、ファン側の自分も体調を整えての参加。

 結論としては「おむすびコロコロの好きな面であるふわりとした中にも凛とした佇まいを十二分に感じることができた、まさに現体制の良さが詰まった良いライブでした」。これが見たかったんだ、自分は。
 3rdワンマンは本当に素敵でしたが、あれから日比谷やら何やらを乗り越えて、さらに精神的にも肉体的にもしんどいのをいなして開催されたライブ、その背景は当然感傷的になりますが、何か双方向の感謝を感じるシーンもある、本当に良いライブでした。
 これですこれです。自分が好きなのは。演者さん、ファンの間の双方向でハートフルなシーンを味わえた。この雰囲気はダイスキであり、アートだ。

 曲目は全曲を100%で表現された訳ですが、セトリの順番も個人的には刺さりまして。
 1曲目は「ひょっとしたら封印かもしれない」と思われていた5人の自己紹介ソング。「おぉ、封印されずに一曲目かぁ~」と膝を叩いたものです。
 そして最後は自分が刺さったきっかけとなった曲。ラスト直前に現体制のリーダー堤さん(3/24にアイドル卒業)の一人一人に向けた、ライブと思い入れを詰めたメッセージに自分もほろりと来てしまったシーンもあったねぇ。自分が愛してやまない高橋媛さんもくらってたなぁ。
 自分、正直アイカレよりおむすびコロコロの方が好きなので、本当に「クライマックスか~」と感じた瞬間は寂しかったなぁ。。
 そんな流れでの演目が「ダイスキよ」という、上記の通りの自分がファンになったきっかけ曲。もう消化と整理が間に合わなかったねぇ。
 初めて拝見した22年夏の横浜、24h配信、リリイベなどなど。良い思い出です。

 感謝と踏ん切りが何となく落とせる、本当に良いライブでした。
 こういった一見「最低限はここまで欲しい」ってのすらできそうでできないんだよなぁ。
 個人的には当たり前ですが「5人の最高のパフォーマンスを観て「最高だった」」がベストでしたが、十二分に感謝して追われる良いライブだった。

 解散はせず、今後も楽曲は生きていく方向らしいので次の一手も楽しみにしています。
 何はともあれ、皆幸せになって欲しいなぁ。
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